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おとめの夜あけ  作者: 合川明日
♯3 おとめ達
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美談

警官けいかん警部けいぶ、あの娘は――」


警部「――ちっ、今日のところは引いてやる。だが貴様きさま覚えてろ、次はただではまさんぞ」


 警官隊は夜音よねをみるや、呆気あっけないほどあっさりと引いて行った。


 前にも感じたが、夜音という人物は一体何者なのか――。


 その答えは程なくして分かった――だから、私はえらばれた。


 入学式にゅうがくしき以降いこう、私は真面目まじめに学校へ通うようになった。あれ以来いらい私も変わろうと努力し、勉学にもはげんだ。


 それしか彼女達へかえせるものが私には無かったから。


 言葉のかべには苦労くろうした。この国の言葉を少しは理解りかい出来たが、読み書きが全く出来なく、げ出したくもなった。


 それでも続けられたのは夜音が居たからだろう。


 とは言え夜音は、えらそうなことを言っていたわりには、よく授業をさぼっており、私は私で授業じゅぎょうに付いていくことに必死ひっしでそれどころではなく、彼女とは会えそうで会えずにいた。


 それから何か月かって、学校での生活や、授業にれてきたころ、私は、私から夜音に話しかけてみた――あの時のように。


 ――――。


ぱく「それからか、私から夜音によく話しかける様になった」


おとめ「――で?そんな真面目な貴女きじょが、何故なぜ女性じょせい解放かいほう運動うんどうを?」


朴「そうね。私が、夜音の一番の親友だったからよ。私だけが夜音の親友で、つねそばる事が出来たから、私はえらばれた――雷鳥らいちょうは私を選び、私に夜音をまかせた。私にしか出来ないことを…」


ゲーテ「初耳はつみみだな…」


朴「夜音は立場上たちばじょうねらわれる身。私が彼女を守らなくてわ」


 ――――。


 私は、ひそかに夜音を守り続けた。夜音をねらあく組織そしきから、国家こっか権力けんりょくまで。


 毎日がたたかいの日々だった――そんな時、私の奮闘ふんとうが組織の幹部かんぶの目にまり、組織へさそわれた。


バイロン「君は雷鳥に選ばれた。夜音にとって君は特別とくべつ存在そんざいで、君の力が必要ひつようだ。我々『新しい太陽たいよう』へわり、夜音のためはたらいてくれ――」


朴「任せて!夜音は私が守る!」


 ――――。


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