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最終章 第51話 ロロの防衛線
二 ロロの防衛線 南側。
帝国の部隊が、地形の隘路を突破しようとしていた。
ロロが立っていた。
一人で。凍光の門番。「この門を通りたければ——まず俺を倒してから来い!」
音殺し部隊が先行した。
干渉波が来た。
ロロの動きは変わらない。
「俺の武器は音楽じゃない!」北風刃——展開。
虚氷の台地の大気が、ロロの意思に従って刃になった。
南側の隘路を、壁のように塞ぐ大気の刃が走った。
ズドン——ズドン——ズドン——!
「北の高地では——一人で吹雪と戦うことがある!
吹雪は一人に対して、何倍の力があっても止まらない!
しかし——人間は諦めれば止まれる!俺は諦めない!!」
一時間。二時間。 ロロは一人で、南側の防衛線を守り続けた。




