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一騎当千の勇者の伝説  作者: 十六夜魔夜
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第0話 人生の変わる日

初めましての人は初めまして!

そうでないかたはお久しぶりです(苦笑)

色々な事情で新しい作品を出す事になってしまいました…

アンケートに答えて下さった方々、本当にすいません。

こちらもよろしくお願いします!

これは、普通の生活を送っている主人公のまさかまさかの大冒険の話である…


「ふぁあ〜〜〜っ、ふぅう〜ーっ」

俺の名前は、剣崎ケンザキ マコト。成績は学校の標準レベルとどこにでもいる普通の高校生だ。今日は、春休み最後の休みの日で、欲しいゲームの発売日だったので買いに行く事になっていた。

「もう10時か…ゲームは予約してて後は受け取るだけだけどお金ないし銀行にでも行くか…」

そう言って銀行に行く準備をして誠は銀行へと向かった。そしてそれが最後のお出かけとなる事を誠はまだ知らなかった。

銀行に着いてATMの場所に向かった。誠は、1人暮らしである。両親は、世界的な科学者で毎日色々な国を周っている。家に帰るのは年に1、2回なので家に毎月お金を入れてくれるのだ。

お金を下ろし、帰ろうとした時だった。いきなり発砲音が聞こえたかと思うと照明が割れたのだ。

「なんなんだ?」

そう思って発砲音が聞こえた場所に行くと受付に銃を突きつけている男の姿があった。

「動くなよ!動いたら撃つ!電話してもだ!」

男は、どうやらこの銀行に強盗しに来たようだった。周りには怖がっている大人子どもがいて立っているのは自分と男と受付だけだった。

「お前!動くなよ!」

そう言われたからには動く事が出来ないので抵抗せずに手をあげる。すると…

「うわぁあああぁぁぁん〜」

近くにいた子どもが泣き出してしまった。

「うるさい!誰か黙らせろ!」

聞いてイライラしているのか子どもに銃口を向けた。

「黙らないならやるだけだ!」

周りの大人達だ静かにさせようとするが怖くて子どもは泣き止まない。ついに男は怒り狂って銃を撃とうとした。

「危ない!」

その時、俺は無意識のうちに動き出していた。俺は、子どもを守るように覆い被さる。そして…

「パンパンパンッ!」

背中に3発の弾をくらった誠はその場に倒れた。

「クソッ!」

男は、走り去って行った。

「大丈夫ですか!大丈夫ですか!」

周りから色々な声が聞こえてくるが今はそれどころではなかった。

(犯人捕まると良いな…)

そう思いながら誠は高校生活、いや、人生の幕を下ろしたのであった…


しばらくすると…


「彼は勇気ある者だ…」

「ああ、彼ならあの世界を救う事が出来るんじゃないだろうか…」

「そうよ、彼なら…」

周りで3人の声が聞こえてくる。2人は男で1人が女の声だった。だが、ここは病院ではなさそうだ…

(一体、俺はどうなったんだ?生きてるのか?)

「起きたか?」

「うおっ!」

いつのまにか後ろに男が立っていたので驚いてしまった。

「え、今そこで話て…」

「何故ここにいるのかって?、それはわしが人間じゃないからじゃよ。信じられんかもしれんがわしは神じゃ」

「神って…」

「嘘と思っとるようじゃが本当じゃぞ?なんなら力を見せてやっても…」

「まあまあ、グルドそこまでにしとけって」

そう言ってさっき人が話ていたところから1人男が来た。

「だがガルド、わし達は神なんじゃぞ?それをわかってもらうためにはだな…」

「いいんだよ、なっぼうず」

「は、はい…」

よくわからなかったが嘘をついているようには見えなかったので信じる事にした。

「僕はどうなってしまうんですか?」

「あぁ、そうじゃった。まだ説明していなかったな。そういえばお主、名をなんと申す。」

「僕は、剣崎誠。見たまんま普通の高校生だった、かな?」

「そうか…マコト、君に頼みがある!実は世界は1つではなくてな…お主のいた世界とあと1つの世界があるんじゃ…その世界では争いが絶えず滅びかけておるのじゃ…そこをマコトに助けてほしいと思っとるんじゃ…」

「救えって事ですか?」

「まあ、そうじゃな…」

「ですが僕は普通の高校生なんですよ?」

「お主は、普通じゃないから呼ばれたんじゃ。銀行の事件、わしらは見ておったぞ。あの時のお主は躊躇わずに助けたではないか、その勇気をわしらは見込んだんじゃ。それともあれか?救世主になるのは嫌か?」

「いいえ、人を助けるのは当たり前の事なので…」

「ほう…頼めぬか?」

マコトは、考えた。このままその世界に行って救世主となるのか天国か地獄に行くのか…まあ、行かないんだから地獄だろうな…

「わかりました、僕が世界を救います!」

「うむ、よくぞ言った!褒美にステータスを高めにいれとこう。お主ならきっとこの力を悪用したりするまい…」

「ステータス?その世界ではステータスがあるんですか?」

「うむ、説明していなかったがその世界では魔法などを使っているのだ…」

「なるほど、一筋縄ではいけませんね…」

「じゃあ、魔法をかけるぞ?」

そう言って手をかざしてよくわからない言葉を言ったその時、自分が一瞬光った。だがそれだけだった。

「これで力が?」

「うむ、お主はわからないかもしれないがものすごく上がっておるぞ?」

「そうですか…」

「ではその世界に送るぞ?」


そうしてマコトの一騎当千物語が始まるのであった………

新しい作品はいかがでしたでしょうか…

次回からマコトの冒険が始まります。

楽しみにお待ち下さい。

これからもよろしくお願いします。

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