悪魔の胎動
大事な幼馴染を失った星奈
そして世界は星奈を巻き込み動き出す。
第三章
アルバートが居なくなって三日がたった。
あの襲撃があって学園内の様子はがらりと変わった。
アルバートは国際滅闇士連合から抹殺命令が出された。多分全世界中の滅闇士にその命令が出ているだろう。
命令はそれだけではなかった。『星奏 星奈 連合本部まで投降しなさい』という事だった。
私は拒否した何故なら私は連合が嫌いだったからだ。
私の一族は代々特殊な魔法を使える。そしてその魔法は悪魔に対して有効的な魔法だからだ。
そういう特殊な魔法を使える一族は世界中に少数しかいない。
私たちの一族は星魔法という魔法を代々つかう一族だ。その名の通り星を操る魔法で連合と協力してずっと昔から私達一族の魔法を研究して対悪魔魔法武器を作ろうとしていた。
しかし、私たち一族は研究のために連合本部に赴き研究をしていたが突如本部に行った人たちが帰ってこなくなった。
たまに来る連合の使いからは『手紙を預かっています。』というばかりだった。手紙の内容は「帰らなくてすいません。研究が忙しくて帰れません。皆も元気でやっているので心配しないでください。」という内容などだった。
私たちは安心していたがその安心は怒りへと変わった。
ある日一番最初に行った人が帰ってこなくて2年あまりにもおかしいと思った長は私に「連合本部に行って調査してきなさい」と言われた。私も家族が帰ってこなかったのでそのお願いを引き受けた。
出発してから2日後連合本部についた連合本部はやっぱり悪魔専門の国際組織なので施設も多分今まで見た建物の中で一番広かった。私が今通っている学園よりも2倍くらい広かった。私は施設の屋上に外から上った。
中から屋上に行けば中のセンサーで誰なのか判別されるので外から上った。
外からでも結界があっちこっちに張り巡らされているので触れないように屋上についた。
屋上の排気口から中に入った。排気口から出たらそこは長く暗い通路だった。まっすぐ通路を進むとそこには案内板が書いていたそこには『←星魔法研究施設 聖炎魔法研究施設→』と書かれていた私は左に行った。
そこは厳重な扉があったがそこは私の一族の魔法道具ですり抜けた。そしてそこには驚きの光景があった。
今まで帰ってこなかった人たちが大きい試験管の中に浮かんでいた。そしてその全ての試験管には管がついており全ての管が一つに集まっておりその先には透明な箱があり箱の中には黄色に光っている球があった。
「嘘でしょ…連合の人たち私たちの仲間を使って…いったい…」
と思っていた。その時背後の扉が開いた。そこには剣を帯刀した女と男の人が数人の仲間らしき人を引き連れていた。男の人が突然口を開いた。
「貴様どうやってここに入った?まぁいいここまで監視カメラに映っていたぞ。貴様その中の奴の仲間か、まぁいい見たからには貴様を始末する。」そういうと剣を抜いたと思ったら私の背後にいた。私はたまたま転び攻撃をかわした。私は自分のポケットの中の一粒しかない透明化の種を飲み姿を消した。
直後男の人が「あいつどこに行きやがった‼!こうなったら全体に攻撃すれば」
そう言って剣を上に上げた。そうしたらもう一人の女の人が「やめなさい今ここでそんな魔法を出せばすべて台無しですよ。」そう言うと男の人が剣を収めた。「くそ…次あったら絶対息の根を止めてやる。」
私は黙って物音をたてないように脱出した。
私はそのまま一族がいるところに戻った。しかしそこには誰もいなかった。周りが血だらけだった。
地面には血文字で『連合絶対ゆるさない!!!!!!!』と書き殴りで書いてあった
私は激しい怒りを初めて感じた。そしていつか連合に復讐をしようと思った。しかし同時に悪魔も滅ぼしてやると思った。
悪魔がいなければ殺されなくても済んでいたのにと思った。
それから私は滅闇士になろと思いこの学園に入った。そしてアルバートと友達になった。
話は今の時間に戻るがどうやら私が拒否すると思いっていたのか仲間を連れてきたらしい、しかもあの時の男と女の滅闇士だ。
私を見た途端、男の滅闇士は「お前あの時の……ゆるさん!!!俺に恥をかかせた恨みを‼!!」そういうとまた剣を構えた。
隣にいた女の滅闇士が「だからやめなさいと言ってるでしょ。」と言ってその男の滅闇士の頭をたたいた。
「痛いな!まぁいいや、お嬢さん前のことは許していないが俺達は仲間だ。俺の名前は星雹 流星だ。そこの女の滅闇士は氷華 蒼姫というんだ。前のことのようなことはしない。あの研究者達は全員処刑されたからな。だから今回は本当に正式にお嬢さんに協力を仰ぎたいんだ。詳しい事は本部で話す。だから来てくれ。」
私は戸惑った。しかし同時に連合に問いただそうと思った。あの時の一族殺しと仲間を実験の犠牲にした理由を……
「いいですよ。ただし私の聞きたい事に対してちゃんとこたえてくださいね。それが条件です。」
「いいだろう。今はとにかく君が必要なんだ。なんでも条件は飲もう。」
今の言葉で私は疑問に思った。「なんで連合はなんでも条件を受け入れてまで私が必要なんだろう?」と思った。
しかしその考えは爆音で途切れた。そして悪魔が襲撃してきたという警報が聞こえた。前の襲撃であまり学園自体には被害がなかったが一部のクラスがまだ前の襲撃から立ち直っていなかったからだ。
だから私は悪魔を迎え撃とうと部屋から出ようとしたが星雹 流星にとめられた。
「今君を失うわけにはいかない。蒼姫行ってくれないか?」
「わかりました。」
と彼女は言い部屋を出た。
部屋の窓から悪魔の姿が見えた。
私は流星に聞いた
「ねぇ大丈夫なの?」
「大丈夫に決まっているよ。僕もそうだけど彼女も君と同じ特殊な魔法を使えるんだ。だから大丈夫だよ。」
自信ありげに言ってきたので私は窓の外を見た。外では蒼姫と悪魔が向かい合って立っていた。
一方外では悪魔と蒼姫が向かい合っていた。
「何のためにここに来た。悪魔さん?」
蒼姫は悪魔に聞く。すると悪魔は言い返した。
「俺の上層部が星奈という滅闇士を生きて連れて来いと言われていてな。」
「なるほど悪魔側も狙っているんですか。だったら排除します。」
蒼姫は詠唱を始めた。
「すべてを凍らす氷よ我が意志を伝い万象の形となりすべてを凍らせ‼アイスオブスキューラー!!」
蒼姫は手に氷の剣をつくるとまた詠唱を始めた。
「氷の女神よ汝の敵を聖なる氷でその醜い敵を凍らせろ!!コールドアイスロック!!」
そうすると悪魔の足が氷はじめ動けなくなっていた。
「うっ動けない!普通の氷結魔法ごときだと力で壊せるのに。まさか……貴様」
「そうよ聖氷魔法よ私は聖氷魔法を使う一族よ。」
悪魔は絶体絶命のはずなのに笑っていた。
「うふふふふふ…あはははははは!!そうかそうかこれは侮っていたな。”数年前に俺が滅ぼしたあのまともに魔法を俺にあてれなかった聖氷の一族の最後の生き残りか!!”」
「貴様が…貴様が殺したのか!!!!私の一族…私の家族を‼!!!!」
私は悪魔を氷の剣で斬った。斬ったところから凍っていき悪魔の全身が凍った。
悪魔は最後に言った。「うふふふふ。最後にいい情報を教えてやる。俺は自分の判断で殺していない。判断した上層部は…人間だ。そして俺はその上層部の命令で一部の一族をさらった。運良ければ生きているかもな。うふふ信じるかはお前…しだい……だ。」そう言い腕を私のほうに伸ばして凍った。
私はその場に膝をついた。私は魔力が少ないから聖氷魔法を連発すると疲れてしまうからである。周りを見ると悪魔を撃退して喜んでいる学園の生徒たちがいたそして遠くから流星と星奈が走って来ていた。私は安堵していると流星が走りながら何か言ってた。私は聞き取れなかった。その瞬間背中に痛みが走った。後ろを見ると私の背中に悪魔の弓が刺さっていた。あの悪魔が凍る直前に魔力で生成したのだろう。私は突然意識を失った。
時は遡り星奈は蒼姫が窓の外で戦っているところを見ていた。そして私は驚いた。
蒼姫がアルバートと同じ魔法を使っていたからだ。しかしアルバートは氷の槍だったのに蒼姫は氷の剣だったので私は使う人によって違うのかなと思った。
見ながら流星は話をし始めた。
「彼女は聖氷魔法という悪魔に有効な特殊な魔法を使える一族の出身で数年前に何者かによって一族が滅ぼされた。」
そして蒼姫が悪魔を倒した。私と流星は蒼姫のところに行った。部屋を出て外に出て走って向かった。蒼姫は膝をついていた。そして凍った悪魔の伸ばした手に矢ができていた。
流星が「蒼姫!危ない逃げて!!!!」大声で叫んだが聞こえてなさそうだった。そして矢が放たれ蒼姫の背中に刺さり蒼姫は倒れた。私は凍った悪魔を剣で粉々に砕いた。
流星は蒼姫を抱きかかえていた。「蒼姫しっかりしろ!おい!」流星が揺さぶりながら声をかけるが蒼姫は動かない。背中を見ると大量に血が出ていた。
「流星私に任せて。」
そういうと蒼姫の背中から矢を抜いたそのあと回復魔法を使いある程度止血してから包帯を巻いた。
「応急処置をしておいたから大丈夫だと思う。だけどあれが単なる矢だったらいいんだけど。」
私が心配していることは出血多量もそうだがあの悪魔が矢に何も仕掛けをしていなければいいと心から思った。
「星奈ありがとう。本当にありがとう。俺の相棒なんだよ蒼姫は、俺がもう少し早ければ…蒼姫は、相棒がいなくなれば俺は……」
流星の目は涙がにじんでいた。
「大丈夫だよ流星一応私が蒼姫を看病するから。流星は安心して。」
そう言って私は流星の頭を撫でた。
「ありがとう。俺は星奈が看病している間学園を守る。だから星奈は蒼姫を守ってくれ。」
そう言い流星は部屋を出た。
しかし蒼姫は3日間目を覚まさなかった。その間流星は学園を見守りそして夜には戻ってきて様子をみて看病を私に任せて違う部屋で仮眠をとっていた。
そして4日目の朝、蒼姫は目を覚ました。
「あれ…私あの悪魔を凍らせて……背中に弓が当たってそれから…」
「それからずっと3日間も眠っていたんだよ。よかった目を覚まして。流星が心配していたよ。」
隣の部屋にいた流星は話し声を聞いて部屋に入ってきた。
「蒼姫‼!よかった!!!目を覚まして。このまま目を覚まさなかったら…俺のせいで。」
「流星心配かけてごめんね。私の不注意が駄目だったんだから。」
「さてこれからどうするの?本部に行くとしても3日間はかかるよ。」
そう流星に話した。
「じゃあ今日一日準備して明日の朝出発しよう。」
「わかったわ。準備してくるね。夜には戻ってくるから。」
そう言って私は3日間の準備をした。そしてクラスメイトに話をした。
「明日から用事でいなくなるけど皆元気でね。」
そう言ったらクラスの人が
「おう。行って来いよ」
「道中気を付けてね。悪魔には特にね。」
「大丈夫だって星奈は強いから悪魔だって関係ないって。」
など言ってくれた。
そして食料など色々準備をして寝た。明日は明け方に出発するので早く寝た。
皆が寝静まった頃蒼姫の部屋の外に女性がいた。しかしその姿は人間からだんだん違う姿になった翼が生え黒い眼が赤く染まりそこにいたのは悪魔だった。
その悪魔は笑みを浮かべ,パチンと指を鳴らした。そうすると部屋から蒼姫が出てきた。
その姿は普段蒼い目が片目紅くなり、普段の生気が宿った目ではなかった。
「さあ行きましょうか。蒼姫さん?」
悪魔は静かに言ったそして蒼姫も静かに「はい。」と答えた。悪魔は人間の姿に戻り蒼姫はその女性の手をつかみ。女性は瞬間移動魔法を唱えた。
そしてその場には平穏が戻った。
その夜私は夢を見た。
私が小さい時私の家族と笑いあい話をしたり何気ない日常。そしてあの日アルバートがいなくなってしまった日のこと。
そして最後に聞いたアルバートの声『ごめんね。』
私は…私は。
ふと音が聞こえて目が覚めた。誰かがドアをたたいている音だ。私はドアを開いたらそこにいたのは流星だった。
「どうしたの?こんな夜中に」
私は聞いた。流星の様子は息を切らしていて何か急いでいるようだった。
「星奈!蒼姫が居なくなった!!いつもいなくなるときは部屋に書置きをするんだ。何かあったに違いがない!!」
私は驚いた。私は流星に「今すぐ探しに行こう‼!」
そして私は急いで部屋を出た。
「俺は学園内を探すだから星奈は学園の外を調べてくれないか?」
「わかったわ。」
と言い私と流星は二手に分かれて蒼姫を探した。
私は外の広い敷地内を探し回った。そしたら最近できたらしい足跡を見つけたしかも足跡を見る分二人分の足跡だった。私は流星に連絡をした。
「流星足跡を見つけたよ。今から追いかけるから来て。」
「わかった。今すぐ向かうから」と流星は言った。そして私は足跡をたどった。
学園の敷地内を出て森に入りしばらく走った。走っていたら前に二つの人影があった。一人は悪魔特有の翼をはやしていた。もう一人は蒼姫特有の薄青の髪が月光でうつった。
「まちなさい。蒼姫を連れてどこに行くつもりなの?悪魔だったらここで倒すけど。」と言い剣を出した。
「そう。意外と早かったわねさすがクラスSでの二番目、アルバートにならぶ天才、星奈ね。」
後ろを向いていた翼の生えた悪魔は私のことを何故か知っていた。「あなた誰なの?なんで私のことを知っているの。」
言い返すとその悪魔と蒼姫は振り返った。そして月光が二人を照らした。蒼姫は下を向いていた。
私は驚いた。その翼をはやした悪魔は同じクラスSのアーシュレットだった。
「私は悪魔の破光将軍の一人アーシュレットよ。ずっとスパイをしていたのよ。うふふふふ驚いたかしら。」
アーシュレットが不敵に笑う。
「なんで…アーシュレットなんでよ!」
「なんでって私が受けた命令はアルバートと星奏星奈を悪魔側の仲間に引き入れることだった。だけど一つはもう達成された。次は貴方だけなの。」
アーシュレットは平然な様子で答えた。
「アルバートは貴方たちの仲間にはならないわ。そう信じてる。そして蒼姫も何で一緒にいるのよ。そいつは悪魔なのよ!」
私はアーシュレットを無視して蒼姫の肩をつかんだ。蒼姫は下を向いたまま私に抱き付いてきた。
「よかった蒼姫。」しかしそう思ったのもつかの間だった蒼姫の顔を見ると瞳は紅く光っていた。そして蒼姫は私の首に噛みついてきた。
「きゃあぁぁ!!!!」私は悲鳴を上げた。噛まれたところから血が噴き出しているのが分かった。蒼姫は顔を血まみれにしながら血を吸っていた。
私は意識がぼんやりしていくのが分かった。だけど体がものすごく熱くなっていた。
「これで終わりだね星奈。あとこの蒼姫という子もう私たちの仲間だから。これでもうあなたも次目覚めたときは私たちの仲間よ。意識がぼんやりしているでしょ。意識を手放したら楽よ。」
アーシュレットの声と笑い声が遠くに聞こえた。私は「もうあきらめよう…」と思ってい意識を手放そうとした。すると遠くから私を呼ぶ声が聞こえた。
その声は段々大きくなっていった。だけどそこで意識を失った。
流星は学園内を探していた。居ないなと思っているところに星奈から連絡が来た。その時流星は見つけた場所から遠くにいた。
急いで走って足跡を追った。追っているときに数匹の下級の悪魔が道をふさいでいた。その時思った。
「これは罠だ。星奈が危ない!」そう思って、自分の魔法を使った。
流星の魔法は聖雷魔法という魔法を使える。その名の通り悪魔に有効な雷魔法を使える。流星は剣をだし詠唱を始めた。
「悪しきものを滅する雷よ我が前の者を消し炭にし吹き飛ばせ!ライトニングレイン!」
詠唱を終わると剣先から雷の雨が悪魔をうった。悪魔は灰になった。
「まずいな。悪魔が道をふさいでいたとするとつまり最初から星奈をおびき出そうとしていたのか。仕方がないな。結構体に負担がかかるが使うしかない。」
そして流星は詠唱を始めた。
「雷の女神よ我に力を、その力を持ち汝の雷の力を与えたまえ。フォース・ユビデル!」
詠唱し終えると流星の体が雷に包まれた。そして雷の如き速さで足跡を追った。
すると三人の人影が見えた。一人は翼が生えていて瞳が紅く悪魔だとすぐわかった。そして後二つの影を見て驚いた。
星奈が蒼姫に首を噛まれて血を吸っている光景だった。星奈は見ただけで弱っていると分かった。
「星奈ぁぁぁぁぁ!!!」
流星は大声で叫んだ。しかし星奈は力が抜けたようになって蒼姫に抱かれていた。
すると悪魔はこっちに気付いたらしく
「追手か。早いな雷の身体強化で速度を上げたのか。だけどもう遅い。星奈はもう悪魔になる運命なのだ。」
と笑いながら言っていた。
「そんな運命なんて認めない!!」
流星はそう言い蒼姫の腕から強引に星奈を引きはがした。
「星奈は返してもらうぜ。」
と言って急いで星奈を抱え学園に逃げた。
「っち逃がさないよ。本気を出してもいいよ。」
「わかりました。」
と言って蒼姫は詠唱を始めた。
「魔氷を司る魔氷精霊よ。我に力を与え我に汝と同等の力を与えたまえ。その名はフェンリル!!」
詠唱を終えると自分の体が魔氷でできた狼になっていた。
そしてアーシュレットは蒼姫の背中に乗り蒼姫は流星を追った。
そんな中星奈は葛藤していた。自分を支配しようとする悪魔と。
「嫌だ。私は悪魔にはなりたくない!!」
そう思っていた。しかし目の前の悪魔は自分の声で答えた。
「ねぇもう楽になればいいじゃん。私を受け入れればアルバートにも会えるし今以上の力だって手に入れれるのよ。自分だってわかっているんでしょ?」
自分でもわかっていた。あの事件以来学園でのトップは私だった。だから弱音なんて吐けなかった。だけど私は弱音を吐きたかった。
あのまま滅闇士をやめようと思った。そしていっその事アルバートの後を追って悪魔になろうと思っていた。だけど私は皆から期待されていた。
『星奈だったら悪魔を倒せる』『悪魔なんて星奈に勝てるわけないよ』など私はあまり期待されたくなかった。私なんてあの星魔法なんてなかったら単なる滅闇士だし、
そもそも滅闇士なんてならなかったかもしれない。だけど私は………
流星は星奈を抱え学園の中に入っていた。そして星奈をベットに寝かせた。そして外に出て悪魔を待った。すると学園内の結界を破り蒼姫とアーシュレットが入ってきた。
もちろん警報がなりあたりが騒がしくなった。
「うふふふ星奈をどこにやったのかしら?まぁいい貴方を殺して探し出せばいいだけの話だし。うふふふ教えてなかったわね私の名前を、
私は破光将軍の一人魔光のアーシュレットよ………」
するとアーシュレットの身に着けている指輪が光った。
「状況が変わった。今回は失礼させてもらうわ。」
と言い蒼姫を連れて瞬間移動した。
星奈は蒼姫と同じようにしばらく目覚めなかった。




