覚醒の時3
前回、途中で出してしまったこと、大変お詫び申し上げます。
300字くらいしかなかった!
という方は、編集しましたのでもう一度目を通してくださいますようお願い申し上げます。
「俺何で……こんな目に遭ってるんだ!」
柚木の声が荒れ地に広がる、
魔物の大群による地響きですぐに掻き消えてしまったが。
「船に乗るの嫌がったからじゃない」
美咲がダガーで狼のような魔物を切り裂きながら答える。
「とどまるというのが妥当な選択肢だったと思うのですが……面白いので個人的にはありですね」
明は目玉から照射されるビームをかわして、左手で殴る。
「どこも面白くねえよ! でも、俺だけ残されるのなんか嫌じゃないか!」
「……孤独?」
「そのグサッとくる表現やめねえ?」
「諦めて頭伏せてください! 鎌黒!」
千花が低く一回転ジャンプしながら水平に振る。
すると、後ろに迫っていた魔物がまとめて吹き飛んだ。
殿は妥当ね。
「国境まであと少しじゃな、もうすぐそこに砂漠が見えるじゃろう」
「さあ、一気に突っ切るわよ 『天破絶爪』」
前に進む道を切り開く。
当り前ではあるが、国境であるので関所がある。
だが、魔物が通った後。
境となっていた壁は完全に吹き飛んでいる。
一応、けが人がいないか確認する。
「誰かいませんか?」
私に対する返事はない。
一応、『天羽』で確認した。
「誰もいないみたいね」
「……ねえ、おかしくない?」
美咲が少しあたりを見ていう。
「……無血」
百枝の言葉で気が付いた。
「これは南が、魔物に乗っ取られたか……それとも」
最悪の可能性は、神殺し側についたかもしれないということだ。
いずれにせよ、北大陸への侵攻は進んでいるということだ。
問題はまだある。
自分たちがラナブの街に行ったときはそのような話はなかった。
港街、情報の速度は速いはず、王都から1日位。
こちらの図書館による時間がなかったから確認はできていないが
「1週間以内に制圧されたということね」
もはや、一刻の猶予もないことをあらゆる状況が示している。
が、眼前へと迫りくる魔物の数がそれを理解したところで変わるわけはない。
私たちは進むしかないのだ。
話してる言葉に個性がなさすぎて、判別しにくい……どうしたものか




