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日々、つづる(短歌集)  作者: 江藤ぴりか


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炭色の真珠、打音のさざなみ(お題:なし)

2026年4月11日


きゃらきゃらと 転がる声は 花筏はないかだ あの頃のわたし すくい上げ


追憶の 声は今より キンとして 煙で枯れた わたしも愛おし


乾いてる ふみ薄灰うすはい  指摘され 情の色なぞ 書けぬと知り


メルヒェンの モーチフ憧れ 立ち止まる 暗色の夢 わたしを包む


かぐわしき 花を捉えて 声に出し ファインダーに 閉じ込めてあげる


色のない 唇に触れ 歳をとる わたしもあなたに 泥のえぐみ


語の選び 悩んで詠んで また一句 つまらぬものが できあがり


炭色の 雫は真珠 頬伝り 墨汁だとも 知らずさめざめ


暗がりで 油だけが 目の頼り すずった墨で 半紙を汚す


暗い部屋 打音のみが 響いてる 白いキャンバス ゴシック体


昔なら そろばんの音かと 呟くも ため息をつき 今も自問す

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