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第九百九十九話 天に帰る編

 御徒町樹里は第六天魔王との心理戦をしています。


 リックは魔王の誘惑に心が揺らぎますが、


「ダメです、お前様!」


 遊魔がリックに抱きつきます。


「ダメよ、猫さん」


 美子めいずが圧し掛かりました。


「頑張って、猫さん」


 黄姫までもが応援します。


「わかったにゃん。僕はこっちの方がいいにゃん、真央たん」


 リックがトリプルアクセルを決めて言います。


「その真央じゃねえよ!」


 魔王は更に縮みました。


「終いじゃ」


 ジイさんズが引導を渡します。


「うおお!」


 魔王は遂に消滅してしまいました。


「やった!」


 皆大喜びです。


「ようやった」


 お釈迦様の声が聞こえます。


「魔王は常に其方達の隙を窺っておる者。これからも現れる事があろう。その事を肝に銘じよ」


「はい」


 一同は頷きました。


「ありがとう、お猿さん、貴方のお陰です」


 樹里が左京の手を握りしめます。


(行け、猿)


 鷺基と露津狗が心の中で応援します。


「お師匠様」


 左京は決断し樹里の手を握り返します。

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