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第九百九十五話 魔王の執念編
御徒町樹里を暗殺させようとした皇帝は、どうやら第六天魔王に取り憑かれているようです。
「ここまで来て、またてめえか!?」
通が進み出て言います。すると皇帝に取り憑いた魔王は、
「この皇帝の嫉みと嫉妬と憎しみという負の気が我を呼び戻してくれたのだ。またこの世は絶望で満ちるのだ!」
と叫び、高笑いをしました。
「そうなんですか」
樹里は笑顔全開です。
「だったら、今度こそ戻って来られねえようにしてやるよ!」
通が闘気を高めると魔王の力がまた強くなります。
「それじゃあ魔王の思う壷だよ」
馨が窘めました。すると更に魔王は力を得ました。
「はあ!」
魔王は皇帝の身体から離れ、巨大化しました。
「もっと怒れ、もっと憎め! 我は更に強くなるぞ!」
魔王は凶悪な顔で樹里達を見下ろします。
「いかん、奴の計略に乗っては!」
霊宝天尊が盃を遊魔に渡して通を止めにかかります。
「さあ、かかって来い、チビ」
魔王は禁句で通を挑発しました。




