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第九百九十話 皇帝の正体編

 御徒町樹里は皇帝の話を断わりました。


 もしかすると樹里は命が危ないかも知れません。




「お前、知らなかったのか? お師匠様は、皇帝が大きな寺を建てるからそこに移れと言われた」


 露津狗が言いました。すると孫左京はギョッとして、


「え? どういう事だ?」


「お師匠様はその皇帝の話を断わったんだ。皇帝は明らかに機嫌を損ねていた」


 鷺基が続けました。


「まずいんじゃねえか? あの皇帝は親兄弟を殺して今の地位を手に入れた奴だぜ?」


 左京は眉をひそめました。


「かも知れないな」


 露津狗が真剣な顔になります。


「樹里様を守れるのは兄貴だけだよ」


 そこへ九霊元聖が現れて言いました。


「……」


 左京は俯いて考え込みました。三人のイケメンは顔を見合わせました。


 


 皇帝は密かに子飼いの暗殺者を動かし、樹里を亡き者にしようとしていました。


「事故に見せかけるのだ。樹里は臣民に人気がある。殺されたとなれば、朕が疑われる」


 皇帝は魔王も逃げ出す顔で言いました。

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