表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
982/1000

第九百八十二話 樹里、経典を授かる編

 御徒町樹里は遂に天竺大雷音寺に着きました。


 樹里達の前にお釈迦様が現れました。


 皆平伏します。


「大義である。皆の者、ようやった」


 お釈迦様が労いの言葉をかけました。


「ありがとうございます」


 樹里が顔を上げていいました。


 孫左京達も顔を上げて、


「ありがとうございます」


と言いました。


「では、ありがたい経典を授けよう」


 お釈迦様が言うと、樹里達の目の前に二つの葛籠つづらが運ばれて来ました。


 運んで来たのはあの軽い乗りの四天王です。


「樹里ちゃん、久しぶり」


 毘沙門天が言いました。


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開で応じました。


「こんなところで何してんのう?」


 亜梨沙の寒いギャグが空振りします。


「では好きな方を選ぶが良い。但し、間違った方を選ぶと、中から魑魅魍魎ちみもうりょうが出て来るぞ」


 お釈迦様が脅かしました。


 葛籠は大きいものと小さいものがあります。


 経験則から考えると、正解はどちらかよい子の皆は知っています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ