表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
978/1000

第九百七十八話 馨の真の力編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるために天竺大雷音寺を目指しています。


「また兄貴が乗り移ったんじゃねえのか?」


 孫左京が呟きました。


「違います。あれが馨さんの本来の姿です」


 真面目モードにいきなり変身の樹里が言います。


「ええ?」


 左京は思わず馨を二度見しました。


「馨」


 蘭は祈るような目で戦いを見守ります。


「はあ!」


 馨が飛びました。


「う!」


 軍荼利明王ぐんだりみょうおうは後退します。


「逃げるのか、郡上八幡ぐじょうはちまん明王!」


 馨が怒鳴りました。ボケをかます余裕があります。


「グしか合ってねえよ!」


 明王は切れました。本体の姿になり、応戦します。


 四本の腕が青龍刀を振り回します。


「うりゃあ!」


 それを素手で止め、刀身をへし折る馨です。


「そんなものか、群馬県明王!」


 馨が更にボケます。


「誰がマイナー県だ!」


 明王はまた切れました。G県在住の作者が泣いています。


「うりゃうりゃ!」


 馨は神速で踏み込み、連打です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ