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第九百六十二話 龍の兄弟編

 御徒町樹里はありがたい経典を授かるためにまた西を目指しています。


 通は美津に詰め寄られて困っています。


 一方、勢いで名乗り出た馨も、どうすればいいのか困っています。


『おい、馨、助けてくれ!』


 通は心の声で馨に呼びかけました。


『兄さん、私も助けてほしいんです』


 馨も心の声で応じました。


『よし、じゃあ、入れ替われ』


『え? そんな事ができるんですか?』


 馨はびっくりしました。まるでパクリになりそうだからです。


『できるよ。早く俺の身体に移れ! で、美津を何とかしろ』


『わかったよ』


 通と馨は某作品スレスレの奥義を使い、入れ替わりました。


「どうした、龍? 怖じ気づいたか?」


 軍荼利明王ぐんだりみょうおうが挑発しました。


「うるせえよ!」


 いきなり長い尾が明王を跳ね飛ばします。


「ぐわ!」


 軍荼利明王は倒れました。


「寝るのは早いぜ」


 ボコボコにされる軍荼利明王です。


 孫左京達は唖然としました。


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開です。

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