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第九百五十一話 戦いの終わりの終わり編

 御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。


 樹里の一言で、第六天魔王は消滅しました。


「わかったか、お前達。魔王とはお前達の心の中に潜む闇なのだ。それが言葉によって外に吐き出され、気によって収束していく。ならば、それを消すには、慈愛しかない」


 お釈迦様の声がまた聞こえます。


「御徒町樹里よ、其方に経典を託すと決めた時から、私にはこの結末が見えていた。よくやった」


「ありがとうございます」


 樹里は頭を下げました。そして、


「失礼ですが、どちら様ですか?」


と尋ねました。


「忘れたんかい!」


 お釈迦様は怒って行ってしまったようです。


 孫左京以下、唖然としました。


「そうなんですか」


 樹里はそれでも笑顔全開です。


「元の世界に戻りましょう」


 樹里は一同に言いました。


 


 こうして樹里一行は第六天を離れ、下界に戻りました。


 そこへ観音様が現れました。


「樹里、お釈迦様を忘れたのか?」


 観音様は焦っていました。

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