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第九百四十二話 魔龍の攻撃編
御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。
通の力を奪った魔王は龍に変化し、力を溜め始めました。
「我の力を最強にすると我自身が保たなかった。しかし、この身体であれば、存分に力を振るえる」
魔王はニヤリとしました。
「奴が攻撃を始める前に仕留めるぞ」
孫左京がきんと雲で前に出ました。
「まてこら、そいつは俺の獲物だ、猿!」
そこへ満身創痍の通が飛翔して来ました。
「何考えてるんだ? 怪我人は寝てろ」
左京が言うと、
「うるせえ、猿! てめえこそ坊主の膝枕で寝てろ!」
通の反撃に思わず撃沈の左京です。妄想で鼻血が止まりません。
「やるぞ」
九霊元聖と露津狗が攻撃を開始します。業火が龍になった魔王を襲います。
「効かぬ」
しかし厚くて硬い鱗に阻まれ、全く効果がありません。
「熱くて硬い?」
妙な妄想をし赤くなる亜梨沙です。蘭が呆れます。
「攻撃とはこういうものだ」
魔王が口を開くと閃光が走りました。




