表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
940/1000

第九百四十話 男達の戦い編

 御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。


 通が倒れたのを見て、大型きんと雲にいた牛魔王と蚩尤しゆうが顔を見合わせます。


「あれこそ男だ」


 二人は頷き合い、雲に乗って魔王に向かいます。


「お館様、ご無事で」


 それを涙ぐんで見送る鉄扇公主です。


「牛魔王さん、蚩尤さん、頑張ってください」


 樹里が言いました。


「はい!」


 嬉しそうに振り返る二人ですが、公主が睨んでいたので、牛魔王は焦りました。


「蛭子の力、またもらい受ける」


 魔王はそう言うと、通の腹を拳で貫きました。


「うぐあ!」


 通は血塗れの美津の顔を見て涙しました。


「そして、うぬの力ももらい受ける!」


 魔王は通から離れると、巨大な龍に変化しました。


「げ!」


 孫左京は驚いてきんと雲を停めました。


「兄さんの力を写し取ったのか……」


 馨は唖然としました。


「通殿、後は任せてくだされ! 貴殿の男気、我らが受け継ぎまする!」


 牛魔王と蚩尤が言いました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ