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第九百十一話 連続攻撃編
御徒町樹里は西を目指していましたが、第六天魔王を追って第六天に来ました。
リックは魔王の前に落ち、失神寸前です。
「猫、退け」
魔王はリックを睨みつけます。
「にゃあん」
リックはその場で失禁して気を失いました。
「邪魔だ」
魔王はリックを蹴飛ばしました。
その時でした。
「ぐああ!」
魔王の頭に遊魔の踵落としが炸裂しました。
「私の旦那様に何をする!」
続いて真空飛び膝蹴りが炸裂します。
「うぐあ!」
魔王は鼻血を撒き散らして仰向けに倒れました。
孫左京以下、唖然とします。
「な、何だ、あの強さは?」
九霊元聖は仰天しました。
「お前様!」
遊魔は魔王の顔を思い切り踏んづけてリックを助けに行きました。
「遊魔に続くぞ!」
左京は魔王に向かいます。
「おう!」
九霊元聖と露津狗が応じました。
「ぐああ!」
起き上がった魔王を左京が如意棒で殴りつけます。
「があ!」
露津狗の業火と元聖の爆炎が魔王を襲います。
「ぐええ!」
魔王は炎に包まれました。