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プラネットコード(改訂版)  作者: 福乃 吹風
75/78

69皆は一

ー水星ヘルスミエー


 ここは新星ノヴァセリニから離れているおかげなのか、ディアヴォロスを地下へ誘導することに成功した。間一髪だったけど黒バラ流星群が流れ黒バラの花びらがたくさん降ってくる。

 これが昏斗の憎しみや怒りなのと、夜空を観ていたら水神雫が危ないと、あたいに言った。よくみると野良のヒュードルやボルボロスに、雨のヴィロフィが同時に襲いかかってくる。


 無限拳銃で黄色の弾丸にし一発当てると感電して倒れたかと思ったが、動いて近くにいたヒュードルにやられそうなところ、水神雫が助けてくれた。


「ありがとう、雫」

「お礼は後にしてください、ひたるさん。また来ます」


 野良を倒しても次が来て、あたいたちは野良退治していくことに。



ー金星アプロディロー


 蓮兄ちゃんと昏希で守ることになって準備をしていたら、くーちゃんから連絡が来て黒バラ流星群が発動したことを知った。あたしたちは急いでディアヴォロスやエクリプス人を地下へやっている時に順番に並んでた人たちが次々と暴走。

 本当は傷つけたくないという思いで、麻酔弾を作ってくれたからそれで撃ちまくる。


「思っていたより早かった」

「うん、蓮兄ちゃん?」

「きずつない。しっかりせえへんと彼岸に怒られるさかい。ほな、次行きまひょう」


 彼岸兄ちゃんと蓮兄ちゃんと三人で暮らしても、まだ兄ちゃん同士の間に壁があった。蝕夜が亡くなっちゃったら彼岸兄ちゃんは亡くなっちゃう。だからちゃんと向き合ってほしいと蓮兄ちゃんの手をとって見回りをしていった。



ー地球オルモフィーケー


 思っていたより早くて逃げ遅れてしまったディアヴォロスやエクリプス人が暴走してしまい俺は撃ちまくったっす。まあ強烈な麻酔弾だからしばらく起きないっすよね。

 一人一人縄でくくりそのままにしてペンを起動しスケボーに乗って、逃げ遅れのディアヴォロスやエクリプス人がいないか確認する。    

 それにしても空を観ると前のバラ流星群より倍以上の黒バラが流れているような気がするっす。そんなに昏斗くん、憎しみや怒りが多いのかそれとも悲しみの方が強いのか俺にはわからないっす。

 

 ただ三年前、昏斗くんを捕まえようとした時、昏斗くんの憎しみや怒り、悲しみが強くはなかった。

 この三年で昏斗くんに何があったのか知りたいっすよと、ディアヴォロスが捕食人間を食そうとしていて、無限拳銃で撃ち捕食人間を逃していった。



ー火星アリーレスー


 アリス様が愛した火星アリーレスを平和にしてくれたのに、元に戻ってしまい逃げ遅れたディアヴォロスやエクリプス人が暴走をしていた。昏斗を助けに行こうとあたくしは海王星ポセイゼンへと行き、昏斗を待っていたら捕まってしまったことでアリス様の遺言書通りに動けなかったことが悔しい。

 あの時、あたくしは海に会い、なぜいるのだろうと思った直後にやられてしまった。まさか海がセリニ・ネアの司令官だったとは知らずに。


 気がついた時には昏斗はすでに奪われていることを知り、そこにポスドナス様が私に全てを話してくださった。

 だから今度こそ、あたくしはアリス様の大親友である昏斗を助けるとディアヴォロスに当てていたら、野良のディアヴィロスにやられようとしたら、火神炎悟が助けてくれる。


「大丈夫か?」

「炎悟」

「気いつけや。野良のディアヴォロスの方が思ったより倒しにくくなってるから援護頼むわ」


 わかったわと立ち上がってあたくしは火神炎悟と一緒に倒して行った。



ー木星セウスジアー


 昏斗の故郷を守るべく私は木星セウスジアを守ることを志願し、昏斗のお父さんと木元支部長と逃げ遅れてしまったディアヴォロスやエクリプス人を気絶させていく。それから天満が心配だからと椿くんたちを一時釈放して私についてくれて、いい働きをしてくれた。

 七星から聞いた時、本当に嬉しかった。七星は昏斗の子のままでいられることに喜びを感じ、絶対に救い出そうと七星と約束したから、ここで負けるわけには行かない。


 気絶させていたら背後から野良のデンドロンが私を襲い掛かろうとした時だった。そこにはなんと雷神雷が雷の精霊ニュンフェで私を守ってくれる。


「突っ立ってないで、次来るぞ。おい、昏真。本気出さねえとこの戦は終わらねえぞ」

「そうだな。莉耶ちゃん、後は任せて天王星ラウモイズへと行きなさい。七星が心配だろ」

「すみません。お願いします」


 お父さんに頭を下げて私は冥王星のペンダントを使い、天王星ラウモイズへと向かった。



ー土星スノロクー


 土星スノロクでは半数が逃げ遅れディアヴォロスとエクリプス人が襲いかかってくる。早く逃げてと捕食人間に言っても、僕も所詮、捕食人間だ。昏斗を第七捜査課に入れてよかったのか、自分の判断が間違っていたんじゃないかって昏斗が奪われたその日から思うようになった。

 僕と長年と一緒にやって来た、海が本当の裏切り者に見抜けず、第七捜査課の課長を降ろしてもらおうと、元気になられた現桃李会長に報告。


 だが桃李会長は課長の座を取り下げせず、桃花ちゃんが言ってくれた言葉は僕を勇気づけてくれた。


〝私も海の存在に気づかなかった。もっと早く気づいていれば昏斗は奪われなかったんじゃないかと思います。それはみんなも同じこと。昴が全て背負う必要はない。これは全社員が背負っていくことです。だから昴、昏斗を必ず救ってください。私は昏斗にまだ恩ができていない。昏斗や海がいた第七捜査課は本当に他の課より輝いていましたよ〟


 あの言葉で僕はやっぱり海と昏斗がいなきゃ駄目なんだと理解ができ、甘露も莉耶もいて僕の第七捜査課。本当に世話のやける子達でも僕は諦めない。どこへ行こうが何してようが、僕は海と昏斗を連れ戻すとディアヴォロスを倒して行った。



ー天王星ラウモイズー


 天王星ラウモイズはディアヴォロスが住み着いているのはあまり少ないが、昏斗の思いを受けるためディアヴォロスを痛めつけるのではなく避難させていく。だが俺の想定外で早めに黒バラ流星群が発動してしまい逃げ遅れたディアヴォロスやエクリプス人が暴走。

 しかし捕食人間を一箇所にしたため島から出てこっちに来ようとするディアヴォロスが違う島から飛び降りるところ助ける。


 これを六時間程度やるとは少々きついかもしれない。それに野良のディアヴォロスも出てくるはずだと飛びながら各島の様子を伺っていたら、お父様と七星が飛んで来た。


「昏斗からメッセージが来たの。観ての通り黒バラ流星群を発動させている。流星群が終わったら南十字星が見える方角に行けば新星ノヴァセリニに到着できるかもしれないって。その時に持ってきてほしいのが七色のバラ。赤、ピンク、オレンジ、黄色、緑、青、それから白いバラを揃えてって言ってた」


 どういう意味だと考えていると木星セウスジアで戦っていたはずの莉耶がこっちに来た。


「莉耶、どうした?」

「昏斗のお父さんが任せてこっちに行きなさいって言われたの。それで今どんな状況?」

「見ての通り。捕食人間がいる島へ行こうとも転落している。それがしばらく続くだろう」

「そう。私たちも助けよう」


 すると土星スノロクで修行をしていた八雲くんが戻って来たらしく、手伝ってくれるみたいで一緒に助けに行くことに。



ー海王星ポセイゼンー


 海王星ポセイゼンは黒バラ流星群が発動してもバラが落ちてくることは、あまりないと思っていたが普通に街中に入ってきて慌てるディアヴォロスたち。

 落ち着いてと叫んでいるも次から次へと黒バラの花びらが落ちて来て、それに触れてしまうディアヴォロスとエクリプス人が暴走してしまった。


 某は水の精霊ニュンフェを出してガードしながら逃して行くも、某に襲いかかってきて防ぎきれないと思った時のこと。


「皆を苦しませてる。でも気持ちわかる、昏斗」

「えっと確か」

「ポスドナス、蝕夜の後継候補者ディアスだった。今は違う。わては深海葵しんかいあおい。よろしく、水神潤」

「よろしく、葵ちゃん」


 葵ちゃんとどこかであったような気がするも、某は葵ちゃんと一緒にディアヴォロスとエクリプス人を倒していった。


ー冥王星プルイーナスー


 数名暴走してしまったらしくても、準備をしておいてよかった。蝕夜様の隣で時間を経つのを待つしかなくて、できれば昏花様の手伝いをしたくても、それはできない。


「蝕夜様、お飲み物は?」

「いらない。やつがれが何もできないのが不服だ。やつがれも皆を守りたいのだがそれはできぬ。それにプルトナスを死なせたくはないからな。蓮と甘露に顔向けができなくなる。変なことは考えるな」


 拙僧は蝕夜様のおそばで働けたことが何よりの幸せ。蓮兄上と甘露と過ごせて拙僧はもう悔いは残っていない。


「蝕夜様、今までこの命、繋いでくださりありがとうございました。拙僧は皆を助けに参ります。どうかお元気で」

「プルトナス…プルトナス、その力を解放するでない!」


 蝕夜様が拙僧を止めようとも皆を守るためにはこうするしかないと力を解放した。



ー???ー


 アリスとクロノスにウラノスと過ごして何日が経過しているのかわからずとも、お腹は減らないし喉も乾かないこの世界でクロノスが作ってくれたボードゲームで遊んでいた。

 

「げ。また俺様の負けかよ。星音、もう一回!」

「このゲーム飽きないの?まあどの道、私が勝ちますよーだ」


 駒を元に戻して再開しようとしたらアリスがいきなり立ち上がり、クロノスもウラノスも立ち上がって同じところを見ていた。誰か現れたのとかなと私も見ていたら、アリスがいきなり走り出し光の球になって行ってしまう。

 誰だろうと待っていたら、プルトナスとクロノスとウラノスが言うから、あのプルトナスがと私も立ち上がる。蝕夜様の側近の方であるプルトナスが困惑していた。


「ここは?」

「まあ座れよ、プルトナス。せっかくの再会なんだし。クロノス、お茶」


 クロノスがお茶をプルトナスに渡し、落ち着いたところでアリスが質問する。


「んでどんな状況でこっちに来た?」

「拙僧は皆を守るために蝕夜様が何かあった時に使うよう言われた力を解放したらここに辿り着きました。今黒バラ流星群が各プラネットに発動され、ディアヴォロスとエクリプス人は暴走しています。冥王星プルイーナスがどうなったかはわかりませんが、きっと大丈夫だと信じたい」

「ふむふむ、じゃあ蝕ちゃんを守る人が誰もいなくなるってわけね。え?そしたらやばくない?」

「大丈夫です。星様と蝕夜様の命は別々の体になったので星様が代わりに守ってくれるはず。あの一つ確認したいんですが、星音様はまだ死んではいないはずです。なぜこちらに?」

「それは聞くな、馬鹿者。星音が奪われて何年経つ?」


 それが聞きたかったとプルトナスは計算して私に言ってくれる。


「三年ちょっとは経っていますね。昏斗様は三年ずっと新星ノヴァセリニいらして、他のプラネットに顔を出さなかった。もちろん、莉愛様もです。それとこれは言っていいのか少々考えてしまいますが、おめでたいことが一つ。星音様にお子様ができました。名は雪星様です」


 嘘でしょとお茶を飲んでたら吐いてたパターンの驚きで、めでたいと勝手に豪華な料理がいつの間にか出てきた。それを頬張るアリスがこんなことを言う。


「昏斗もなかなかの男だな。莉耶の子がいながらも星音の子を残すとは。で?アゲンロスの動きは?」

「それはわかりません。アゲンロスが現れる前に力を解放しちゃったので」

「お疲れって意味で乾杯しちゃおう」

 クロノスは呑気でお疲れと乾杯する形になり、昏斗たち大丈夫かなと思いながら三年何があったのかを教えてくれた。


 

ー新星ノヴァセリニー


 飼育員がやっている間、俺は警備にあたりながら黒バラ流星群を観ていた。あれが全て全プラネットに流れているのも確認が取れ、今まで通りに戻るのかと歩いていたら波が俺に向けて無限拳銃を構えている。


「兄に、もういい加減にして。こんなことしなくても昏斗に全て打ち明けとけばいいじゃん!なのになんで昏斗に言わないの?」

「波……いやもうお前は美汐だったな。まさか心とついてくるとは思わなかった」

「お願い、兄に。いつもの兄にに戻ってよ!」


 美汐が一発発泡することはわかっていて、俺は避けて美汐に発砲するが邪魔が入った。


「実の妹を傷つけるなよ、海。俺が美汐を殺しかけたのは前々からわかってたんだろ?それなのにお前は美汐と会っても赤の他人のように振る舞っていたのはどういうことだ?それともまだ引きずってんのか?両親をディアヴォロスに食させたこと」

「俺は剣の命令に従ったまでだ。感情などもう捨てている。それに俺はあの時点で家族を失ったようなもんだ。波が別名で過ごしていたとしても、俺には関係ない。剣が来る前に行け」

「いやだ!あたしは昏斗に全て打ち明けてる!ここで兄にを止めるんだから!」


 気づかれる前にこの二人を逃したかったが、二人が俺目掛けて攻撃してくる。その内セリニ・ネアの連中が気づいて横線がくればこの二人の命はない。

 めんどくせえことしてくれたな、飼育員。剣を呼ぶかと無線をオンにして呼ぼうとしたらこんなのありかよと立ち止まる。


「菊太、なんでお前がここにいるんだよ」

「俺の息子に仕組ませてもらったんだよ。あの時、昏斗の匂いと一番懐かしい匂いがした。元主人であった海の匂いを忘れるわけねえだろ?俺たちは一緒に育った仲じゃねえかよ。それに海、お前が何をしようしているのか昏斗にばれてるぞ。だからなんとしてでも、プラネットコード社に戻させる!みんな一致団結して海と昏斗を救い、莉愛たちも救うって決めた。すでに昏の兄弟は揃ってる!」


 その言葉でまずいと俺はドームの中に入り、観客席を見渡すも昏の兄弟たちがどこにいるのかもわからない。これが終わればアゲンロスの思いのままに動く。まさかそれを防ごうとしているのかと俺は昏の兄弟たちを探しに行った。 

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