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愛しいあなたと  作者: 飴とチョコレート
第二章 高校生編
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透の趣味

「でさ、最近朝倉、めちゃくちゃ多忙じゃね?学校終わったらすぐ予定あるみたいだし……なんかハマってることでもあんの?」


「趣味?最近は“自己研鑽”かな。」


「うわ、出た。真面目ワード。……でも、なんか朝倉くんが言うとしっくりくるのが怖いな。」


コメント欄:

「自己研鑽……!?意識高っ」

「さすが朝倉くん。なんか違う……」

「いきなりレベル高すぎる趣味きた」


「まず肉体的な話。肌の手入れとか、けっこう徹底してる。朝晩の洗顔、化粧水、乳液、日焼け止め……季節によって変えるし、寝具も清潔に保ってる。爪とかムダ毛とか、ちゃんと整えるしな。」


「そ、それ毎日やってんの?俺、日焼け止めとか夏だけなんだけど……」


「だからお前、冬でもうっすら焼けてるんだよ。」


「うっ……なんか刺さる。はい次、次行こう!」


コメント欄:

「朝倉くん女子力高すぎるのに男らしいのなんなの」

「参考にしたい……」

「寝具の清潔感はガチで重要」


「技術面だと……料理は定番だな。最近はホールケーキとか作ってる。デコレーションも練習中。」


「ケーキ!?俺、まだ作ったことないんだけど!?食べさせろよ!」


「じゃあ今度焼く。あと、マグロの捌き方覚えた。」


「一気にスケール上がったなおい!」


「ついでに鹿とかのジビエも。」


「待って待って!段階飛びすぎじゃない!?初心者って煮物から始めない!?」


コメント欄:

「朝倉くん魚も獣も捌けるの!?こわい(尊敬)」

「どこの狩猟民族……」

「樹くんのツッコミが追いついてない」


「料理以外だと、ダーツ、ビリヤード、マッサージ、歌。あと、絵。創造系は苦手だけど、模写なら得意。」


「いや多いな!?一個に絞らない!?どんどん来る!」


「ダンスも。ヒップホップとジャズと、社交ダンス。男女両方のパートできる。お前も付き合ってくれてるだろ?」


「え、そこ言う!?……まぁ、俺も男女両方のステップ覚えたけども。」


コメント欄:

「社交ダンス!?え、朝倉くん樹くんと踊ってんの!?」

「この二人のダンス見てぇぇぇ」

「リアル王子と従者みたいな空気ありそう」


「あと、たいていの楽器は一通り弾けるようにしてる。ピアノ、ギター、バイオリン、ドラム、和楽器も少し。着物も自分で着られるようになった。」


「……なあ。なにを目指してんの?忍者?舞台俳優?アイドル?探偵?」


「違う違う。自分自身を育成ゲームの主人公だと思えばわかるだろ?」


「……え?」


「キャラメイクして、レベル上げて、スキル取っていくのって楽しいだろ?。“料理LV4 解放!”とか、“鹿解体スキル獲得”とか、“社交ダンス 両役マスター”とか。ステータス振って成長してる感じが楽しいんだよ。」


「……納得しかけてる自分が悔しい……!」


コメント欄:

「ゲーム的思考で自己研鑽するの強すぎる」

「キャラメイクの精度が現実離れしてる」

「スキル多すぎてもう最終ジョブやん」

「朝倉くんの育成、DLC全部込みみたいな内容」

「推しが完全に上級職」


「……俺も、ちょっと育て直そっかな、自分。」


「じゃあ俺がコーチしてやるよ。毎日指導、するからな?」


「……その言い方、ちょっとドキッとすんのやめろ!!」


コメント欄:

「何その甘い空気!!」

「デートにしか見えない配信!」

「毎日指導(意味深)」


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