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愛しいあなたと  作者: 飴とチョコレート
第二章 高校生編
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やけにギャルに馴染んでるあいつ

夜の雑談配信。

樹は飲みかけの缶コーヒーを机に置いて、少し笑いながら話し始める。


「そういや、今日な……朝倉から写真が送られてきたんだよ」


コメント欄:

「えっ何の写真!?」

「また変な料理写真とかじゃないよね?」

「自撮り???」


樹はスマホをちらっと見て、吹き出すように笑う。


「いやいや、自撮りっていえば自撮りなんだけどさ。ギャルの子らと一緒に、スタバで満面の笑顔。しかも肩組まれて、頭ぽんぽんされて、周りが全員“朝倉〜〜!”ってテンションでさ……」


コメント欄:

「?????」

「なにそれどこ情報????」

「そんな写真SNSに上がってないよ!?」

「ちょっと待って!?彼氏特権すぎん???」


樹は無邪気にうなずく。


「だって俺にしか送ってきてねーもん。『今日こんな感じだった』ってだけ。いや〜馴染んでたな〜、あいつ」


コメント欄:

「プライベート写真!?ズルくない!?」

「透くんがギャルに囲まれてる図、公式で欲しい」

「透くんの交友関係、想像以上に広い」

「ていうか!『今日こんな感じだった』って何!?報告されてる彼氏!?優勝じゃん!!」


樹は笑いながら缶を手に取り、ちょっと得意げに話す。


「俺の方が“新入り”に見えるぐらいには馴染んでたよ。ピンク髪の子に肩抱かれててさ、なんか安心しきった顔してた」

「……まあ、そういうとこが好きなんだけどさ。いろんな人と分け隔てなく接するくせに、俺にだけはちょっと甘えてくんの。うん、そういうとこ」


コメント欄:

「なんか聞いてて腹立ってきた(尊い)」

「プライベート送信されてるのバグ級に強いな」

「公式の安心感すごすぎて嫉妬すらしない」

「自慢しにきてるな??彼氏の自慢しにきたな??」


樹はふっと笑いながら、


「お前らには見せねーけどな、その写真。あれは俺だけのもんだから」


コメント欄:

「うわあああああああああ」

「出たよ出たよ〜〜〜爆撃」

「つらい、でもすき」

「こんなん見せられたら朝倉推すしかない……」


そのまま樹は軽く肩をすくめて、ゲームに切り替えていった。


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