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生骸屍肉  作者: 呉武鈴
12/29

沈霊唄賛 7.5

12:16〜笠羽事務所〜

「さてこんなもんか…後は任せたぞ」

「オッケー、この忍様に任せなさいっ」

「雪奈、コイツが余計な事しないようにしっかり見張っといてくれ」

「わかりました」

「…アタシを信用してないの?」

「あぁ」

「即答!?」

「てなわけで任せたぞ、雪奈」

「はい、亨さんもお気をつけて」



12:50〜狼誠教・ロビー〜

少年とミクが戻ってきて見たのはソファでうなだれてる樟葉の姿だった。

「…何してんだ?」

少年が声をかけても反応はない。

「樟葉ちゃ〜ん、何かあったの〜?」

ミクが声をかけても反応はない。

寝ているのかと思い顔を覗き見たがしっかりと目は開いていた。しかしその目には意志は宿っておらず口はパクパクとしており、まるで魂が抜けたかのように惚けていた。

「…どうしたんだ、こいつ?」

「さぁ〜?」

「 て…た、だ わた な …」

「…んっ?」

微かに声が聞こえたので二人は樟葉に顔を近付ける。

「…見捨てられた…誰も私の周りにいない…見捨てられた…誰も味方がいない…」

「……」

「…ショックが強すぎて〜ネガティブになっちゃってるね〜」


12:54〜狼誠教・?〜

「…もう少しかな」

窓もなく照明もない。そんな暗く閉ざされた空間で大上誠は燭台(しょくだい)を手に持ち『ある物』を見ていた。

「アレから約30年…月日が起つのは早いものだ」沁々(しみじみ)とするも時計のアラームに邪魔され現実に引き戻される。

「さて…そろそろ行かないとな」

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