っえ? お前らが……俺の両親!?
お、落ち付くんだ俺!?
コポ ォ
目の前のガスマスクたちは。
“まだ”食べられないみたいだからな。
ルチェル「見てあなた♪ この子、もう泣き止んだわよ♪ 」
メルゲン「君の賢さが受け継がれたのさ♪ 」
ルチェル「あら♪ そんな事言っても~今晩はこの子の世話を焼きたいんですから、ム・リ・よ♪ 」
メルゲン「そんなつもりで言った訳じゃないさ♪ 君もこの子を産んで体力が落ちて居る筈だ。そんな君に。2人目はまだ早いさ♪♪ 」
ルチェル「もーーーッ。あなたったら~♪ 」
俺の目の前で。
俺の気持ちも知らず。
ガスマスクのシュゴシュゴ声でイチャイチャイチャイチャと。
やめてもらいたいんですけど。
「ピィー…」
あ、やっぱりこのピィって言う声。
俺の声だったんだな…。
あの強い光りで。
俺の発声器官は壊れたんだろうな。
どうしよう……。
目の前のバカップル?
ガスマスクを被った裸の変態たち?
に、俺の命越えを理解してもらえないよ、これじゃな…。
「ピィィ…」
ルチェル「あらいけない! この子に餌をあげないと」
メルゲン「ああ!♪ そうだね。いや~あまりにも嬉しくて。身体を大きく創るのには。やはり日々の糧は大事だからね♪ 」
俺の声がピィだけと言う事実に絶望していると。
すっぽんぽんの女が近づいてきて。
その俺の記憶の中では見た事が無いボインボインの胸を押し付けてきて。
俺の頭を優に超える乳房に在る。
乳首を嫌がる俺の口に押し込んだ。
「ンンンッ?! 」
ルチェル「アァ♪ この子…激しぃ♪ 」
メルゲン「片方が寂しいだろ♪? 君の創る汁を分けてくれ…♪ のん、んん♪ おいしいよ♪ 」
俺が無理やり女のミルクを飲まされていると。
女よりもさらにデカイ男が。
ガスマスクを取り外しだし。
素顔を晒した。
ッギョっとした。
一瞬、ミルクを呑み込むのを忘れて咽て。
そのまま窒息死とひやっとする程に。
男の素顔は。
メチャクチャ怖かった。
こんなのが俺の住んでた○○国に居るわけないと。
叫んでやりたかったが。
口は女の胸で塞がれて。
唯一動かせる目で訴えて観るも。
ニコ~っと。
怖い男に返された。
で、何でガスマスクを外したのかと思えば…。
女の左胸がお留守だからと。
俺の隣で同じく。
女の乳首を咥え込んで。
チュッチュゥとミルクを吸い出した。
変態だ!!
俺に見られているのに。
笑顔で微笑みを返しながら。
女の胸に蓄えられているだろう大量のミルクをゴクゴク飲み干す勢い。
ルチェル「アア~アナタ♪♪ この子があなたに見とれて。私の汁を飲んでくれなくなっちゃたわよ♪! 」
メルゲン「チュ~ゥンン♪? ンンダイ? それはいけないな! この子には。私の様な立派な魚人になってほしんだから♪ どれ。私はちょっと君の為に。餌を狩って来るよ♪ 」
俺が男の素顔と行動で。
呑み込まないでいたから。
口から溢れたミルクが零れ落ち――ってない?!
よく見たら俺も。
台か何かに載せられているのかと思っていたら。
俺、空中に浮いてるんですけどぉ?!
こ、ここは空の上なのか?
俺の仕事場で事故が起きて。
如何して空の上に移されてんだよ!?
説明してくれよぉぉ。
「ピィピィ! ピィピィ! 」
ルチェル「あら? あらあら♪ ねぇ♪! あなた。待って。この子があなたと離れたくないって。ほら♪ こんなに元気に泣いて。あなたを呼んでいるわよ♪ 」
メルゲン「・・・なんだい? え! な~んだ♪♪ 私はてっきり。この子が君の汁を全部飲むんだと、怒ったと思っていたのに♪ そうか~おまえは私と競争したかったんだな~♪♪ じゃ、すまないが。君の汁を飲み干してから。君の餌を狩って来るよ♪ 」
ルチェル「ハイハイ♪ あなた、はいどうぞ。たっぷり飲んでくださいね~♪ 」
全然違ぁぁああああう!!?
「ピィィ・」
ッカプ
ルチェル「さ、パパに負けないように。あなたも私の汁を飲んでね♪♪ 」
俺が抗議の声を出そうと口を開けたのに合わせて。
女の胸が再び俺の口を塞ぐ。
その胸の押し付けも驚いたが。
今、この女は……何と言った?
ぱぱ、パパ。
パパァ?!!
この俺の隣で。
ミルクを先ほどの宣言通り。
飲み干すと言った顔の怖い、この男が!
俺のトウサァァンンンンンン???!
ジャ、ジャァア…。
この女が…俺の母さんだとでも。
イノカァアアアア!!?
フザケンナ!!
俺の両親はお前らみたいな変態じゃない!!
俺には妹が3人いるんだぞ!?
妹たちに証言させてみろ!?
お前らが親なわけないんだ!!
はぁ、はぁ。
つかれた……いしきが…とお…く…。
「ピィ~…ピィ~…z」
ルチェル「あなた♪ ~~♪ 」
メルゲン「ンンン♪ ン? (チャプン) なんだ・ああ♪ お腹一杯になって、寝てしまったんだね~~♪ 」
ルチェル「あ、そうだわ♪ 今のうちに男の子か女の子か調べましょう♪ 」
メルゲン「どうしたんだい♪? ああ、それは名案だよ♪ ご近所じゃ、調べようとして指を嚙み千切られたと言っていたものね♪ じゃ、私が体を押さえておくよ♪ 」
「ピィ~~…Z~~ィ」
ルチェル「お願いね♪ じゃ、いくわよ~ (ア~ン。レロレロロロ)」
「ピッ! ン~~♪ ィ~♪♪ 」
メルゲン「君の舌使いを見ていたら……私のが立ってしまったよ♪♪ 」
ルチェル「ンッンンン (レロ。チュパチュパ) この子の性別がわかったら。抜いてあげますので♪♪ 今は (ンンン) 待ってください♪ 」
「――ッ!! (ムク。ピュッ)」
メルゲン「おお、男の子だ♪♪ しかも産まれてすぐにこの量を射精できるとは♪ 間違いなく私の子だ♪! 」
ルチェル「シーーーィ。あなた。この子が起きちゃうわよ」
メルゲン「ぁぁ、すまぁぃ。でも、嬉しくて♪ 」
「ピ~…z…ピ~…」
ルチェル「お気持ちはわかりますが。この子の成長のためには。ぐっすり寝て。しっかり餌を食べさせないとですよ」
メルゲン「うん、わかっているよ♪ 君に一発抜いてもらったら。さっき行こうとした狩りをしに行くよ。君とこの・レオンのためにね♪♪ 」
ルチェル「フフ♪ 次は女の子がいいわね♪ 女の子だったら。私が考えたルーチェとこの子に付ける喜びを得られたんですから」
メルゲン「すまない。私ばかり喜んでしまって…君の気持ちを考えいなかった。お詫びも兼ねて。今日はもう遅いけど。沢山餌を狩って帰ってくるからね♪♪ (チュッ♪ )」
ルチェル「まあ~~あなたったら♪♪ レオンと一緒に、あなたの帰りを楽しみにしていますからね♪♪ 」
メルゲン「楽しみにしてくれるのはうれしいのだが。君も寝た方がいいよ。無理は体に毒だし。レオンが悲しむよ」
ルチェル「…そうですね。レオンに心配させるのは…ママ失格ですものね。じゃあ、あなた。先に寝ていますね」
メルゲン「家(洞窟)の戸締りは任せてくれ。私以外の(鮫の)魚人でもない限り。絶対開かない石(大岩)を置いておくからね♪ 君は安心して先に寝てくれ♪♪ 」




