ご近所さん達の子供たち
(靭の)マジョルカさん家
※レオン君はついに自身が魚人だと認識した。
だが、まだ悪夢の中だと思っている。
さて、現在マジョルカさんのミルクと子守歌(魚人は海の覇者)を聞かされておねむ中。
鯨のラプーン「ねぇねぇ♪ トーちゃん(ディディ)が来てたけどさ。さっきの大きい人は何しに来たの♪? 」
鰊のジーラス「マジョルカさん、こんにちわ」
鮫のメルゲンを知っているが両親が会っちゃダメと実物は知らない子供2人が。
大きい人は、何しに来たのとマジョルカさんに質問を繰り返す。
「ピィ~…Z~…♪ 」
マジョルカさんが赤ちゃんを抱っこしていると知ると。
「相手は誰々」コールに質問が変わる。
マジョルカ「この子はメルゲンさんの子よ。名前はレオン。今眠ったばかりだから静かにしてね♪ 」
ラプーン「へぇ~あれがみんなが恐れているメルゲンなんだ~…トーちゃんより大きかったな……俺もアレぐらいデカクなれるかな…」
ジーラス「ラプーン君ならなれるよ。だっておじさんはディディさんなんだから♪ 」
ラプーン「…そ、そうだよな♪ 俺がレオンより大きく成長すれば。トーちゃんの敵をとれるよな♪ 」
※敵とは身長差のことです。
ジーラス「応援するよ、ラプーン君♪ 」
マジョルカ「だから静かにしてね…もう~困った子たちね~♪ 」
マジョルカさんは騒がしい2人から離れ。
レオン君を寝かせて置くベット代わりに平たい貝殻の上に置き。
お化けサンゴ礁のヒラヒラ(触手)を数本狩り場の位置を調べる小道具や薬に取って置いた余りを毛布代わりに。
レオン君はヒラヒラに包められて寝返りを防止された。
マジョルカ「これでいいわね♪ さ、あなたたちも用は済んだでしょう」
ラプーン「えーーー…この子に俺が大きくなるって言うまで帰らない」
ジーラス「ラプーン君が居るなら、ボクも居ます」
※ラプーン君の舎弟なジーラス君。
マジョルカさんは部屋の中を散らかさないねよと言い残し。
ヒラヒラと薬の材料採取に出かけた。
ジィィィィとレオン君の寝顔を見つめるラプーン君。
ラプーン「まだ起きないかな…まだかな…かな…」
ジーラス君はマジョルカさん・女性の部屋に入れる機会などめったにないので、色々物色中。
ジーラス「ヒラヒラだ。これは……渋い味のする貝だよね? これ美味しくないんだね……」
ちょっとずらして、元に戻すをラプーン君が「目を覚ました」と大きな声で叫ぶまで続けた。
「ピィ?? 」(誰?? )
目を開けたらマジョルカさんではなく。
ご近所さん達(男性)が集まってきた時には見ていない顔に驚く。
更にそこにラプーン君の大声を聞いて駆けつけてきたジーラス君登場。
ますます「誰?? 」である。
「ピィ~…? 」(泥棒~…? )
※レオン君は0歳児ですが体は大きく。
4歳児のラプーン君たちと同じ大きさ。
ラプーン「これがメルゲンの子どもか~♪ 俺は鯨のラプーンだ♪ トーちゃんがさっきまでいた体の大きいのだからな。トーちゃんより大きいのが居るのに驚いたが。俺はお前を超えるからな! 」
「ピィィ~? 」(身長差は既にあるんだけど~…? )
歳は知らないが。
既に同じぐらいの体格なんだから。
成長していけば俺が勝つんじゃとレオン君は思った。
確かに。
赤ん坊の成長速度と来たら。
あっと言う間に身長が伸びるからね。
※種族固有の身長プラスマイナスα。
まあ、ラプーン君の今後の食生活が変われば。
例外的身長も夢ではないが。
※餌である地上人達が警戒してなかなか獲れない現状。
厳しいでしょうね。
ジーラス「あ、ボクは鰊のジーラスだよ♪ 君は大きいよね。でも、ラプーン君は将来君のパパより大きくなる魚人(男)なんだよ♪ 」
ジーラス君、ラプーン君の武勇伝をレオン君に聞かせ始めた。
ラプーン君は「フフ~ン♪ すごいだろ~♪ 」と胸を張る。
レオン君は家族の誰にも会えなかった事に。
本当にこれは夢かとジーラス君の話しを全く聞いていなかった。
(随分設定が細かくなってきてんだよな~…俺は生まれてこの方こんな魚人を見たことも想像もしたことないんだよな……なのに現にこうして目の前で喋って動いてしてるし…んんん?? これは悪夢じゃないのか…)
レオン君は夢か現実かを調べるために。
小さいけど餌を噛み切ることができるギザギザの歯で舌を噛んでみる。
「ピギィ……」(痛い……)
でも悪夢なら痛みもリアルなんじゃと。
この目の前にある全てのことを夢だと信じたいレオン君だった。




