表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
故郷は知らずに、世界一 ☆不慮の事故で死んだ男の転生物語☆  作者: 赤鬼 幽/白蛇 霊
プロローグ
1/64

真っ暗な空間、実は――の――だった

…うん? 

真っ暗だ……。

あ、声が出ない。

…動かせるのは、目、だけか。

真っ暗で怖いな……。

俺は何でこんな処に居るんだろうか? 


こんな真っ暗な空間で。

動かせるのは目だけな状況に至った経緯を。

うろ覚えのどうでもいい情報を整理しつつ。

なんとか俺でも理解できそうな仮説も混ぜて、記憶の断片を繋ぎ合わせていく。


俺は○○ ○○って言う名前で。

幼い頃から人との付き合いが上手くできず。

幼稚園、義務教育機関で孤立。

そんな俺は、妹が3人いる長男(兄)だったようだ。

様だと言うのは。

大切だった妹たちの顔や名前が思い出せないからだ。

両親は母さんと父さんの仲が悪かったみたい。

その原因の1つが……俺にある様だ。

友達が出来ず、何時も妹たちと暇な時におままごとをしたりして遊んでいたから。

母さんは俺たちの仲が変わらないでいいんじゃないかと言ってくれたのだが…。

父さんは、社会に出て行けないだろうと。

俺と妹たちを遠ざけようと。

俺の未来を思ってくれての事を日頃口にする。

それが母さんの気分を害した様で…。

俺たち兄弟が義務教育機関に所属している頃に。

故郷に行ってしまった…。


…で、そこから記憶が殆んどなく。

最後だと思う記憶の断片が…。

俺が無事に社会人と言われる様になった。

どっかの黒いのとか、茶色いばっちい物を再利用させる…職場? 

社会人でも、俺は孤独(一人)だった。

…今はそんな事より、この状況に至った経緯だ。


職場に、ある時。

重役っていうのが? 

支持者っていうのをぞろぞろ職場に、俺を働かす人に連絡も無く現れ。

「抜き打ちだよ、抜き打ちだよ♪ 」と。

職場にぞろぞろと、俺みたいな社会人達の働く邪魔に来た。

俺を働かす人と同じ位の人達が。

「困ります。あ、そっちは?! 」と。

顔を青くして止めに入った。


「そっちは、何か不味いのでもあるのかね? 退きたまえ」


重役が立ち塞がる人を突き飛ばした。


「あ、あぁ……」


突き飛ばされて。

灰色の箱にコンパスやカラフルな宝石が付いたそれにぶつかった。

痛くは無いのだろうか? 

俺は直ぐ傍で「大丈夫ですか!? 」と駆け寄った。

が、情報を整理して。

今に思えば。

それがこの状況の原因だろう…。

突如、灰色の箱の宝石がキラキラ輝きを増したりして。

俺と背中を強打した人を巻き込み。

真っ白な光りと衝撃波が襲った。

そんな中、ドカァァンと言う音を聞いたようながした。

…そこで記憶が無くなっている。

俺と一緒に巻き込まれた人が。

この真っ暗な空間に居るのだろうか? 

声も出せないし。

身動きもできない状況だから。

仮に居たとしても。

俺の耳に声が聞こえてこないんだ。

きっと……俺だけなんだろう。

寂しいな。

何も無い、誰も居ない。

ただ、真っ暗な空間。


ゴゴ……


???「―――は、順調だね~♪ 」

???「そうね♪ すくすく育っているわ~♪ 」


どれ位経ったのか知らないが。

真っ暗な空間に変化が起きた。

真っ暗な空間の何処が動いたみたいで…。

続けて、誰も居ないと思っていたこの真っ暗な空間に。

なんと知らない人の声が響いた、しかも2人♪! 

救助が来たんだ~♪ 

ようやくこの真っ暗な空間からおさらばと。

俺は大喜び♪ 

手足が自由に動けば。

たらいは無いがけど、踊りたい気持ちだった。

…だけど? 

聞こえてきた会話を思い出す。

「順調」「すくすく育つ」。

救助に来た人が言う言葉だろうか? 

俺のうろ覚えの人生って、いいのか怪しい記憶によると…。

2つの言葉を使う場所は。

用食品のエサを人工的に造る時にしかないんだけど。

あれぇぇ?? 

俺は助けて貰うんじゃなく……食べられちゃうの…。

うわぁああああああ!! 


「ピィィ……」


???「――ッ!? な、――てる。そ、それに…う、動いたわ! 」

???「ッ! 突然ビクンとなるな。私は君――――にもしものことがあったのだと。肝が冷えたよ…。え! それは本当かい? え、でも……―――の―は半年とか? ―――とか言っていたと思うのだけど? 」


お、俺の声がおかしいぃ!? 

のもあるけど。

え、俺喋れる様になったの!? 

何でこのタイミングで!? 


「ピィィ…」


しまったまたぁぁぁ!! 

2人が俺に気づかずどっかいってくれるのをやり過ごすべきなのに……。

またかわいらしい声を出してしまった……。

く、喰われる。

お、俺は職場で働く社会人です! 


「ピィ! 」


職場の埃で汚いよ!? 


「ピィピィ! 」


だから見逃して!? 


「ピィィィ」


俺を助けてくれる救助が来るまでぇぇぇ。


「ピィィィィィ」


ゴゴゴ……  ゴゴゴ……


俺の懇願、命乞いを聞き入れてくれたのか? 

2人の声が聞こえなくなり。

代わりに再び真っ暗な空間が。

さっきほど激しく動いている? 

あ! 

俺の手足が……。


ピク ピク


ちょっと動く!! 

こ、これで2人の声がした方向とは逆の方向に逃げら・。


ゴゴゴゴゴゴ…


足場でいいのかな? 

何だか身体全体が。

2人の声がした方向に引っ張られるぅぅぅ?!! 


「ピィィィ?! 」


ひ、光りが!? 

引っ張られる方角が白く明るい。

頼みます! 

誰だか知りませんが!? 

俺みたいな元人だった記憶を持っているエサは食べないで下さーーーい!? 


眩しい光りを抜けると。

目が焼け落ちるかと思うくらいの痛覚で。

ギュッと目を閉じた。

そして数秒後。

ゆっくり光りに目を慣らしながら開けて。

……最初に見たのは。


???「「~~♪♪ 」」


顔にガスマスクを被った人外の化け物たちだった…。

俺は…この化け物たちに食べられてしまうのか…。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ