新たなる力、これが完全なる力
「くっ……なんでこんな時に……」
タツマもブルーもアリサも魔力は底をついていた
そんな時に現れた最も今会いたくなかったといってもいい相手
「くくく、貴様らの希望を今終わらせてやろう」
魔王の側近の1人、グリフォンだった
「俺はガルネクのように優しくはないぞ!完全なる究極魔法『風魔の獣』!!」
グリフォンの姿が変わり、風を纏った獣のようになる、地面に4足でしっかり着地し、攻撃のタイミングを伺っているようだ
「くっそぉ……もうだめだ、魔法が出ない」
これまでにもう数百の魔物を相手にしたせいで3人の魔力は限界だ
「死ね……、」
グリフォンが風を靡かせ3人に襲いかかった時だった
「死ぬのは……「お前だ!!」」
凄まじい衝撃音と共にグリフォンが黄色い巨大な腕に殴られ吹き飛ばさせた
「部分魔人化!『腕』!」
「よっしゃ、後は任せとけ!」
それはゲートに入る前とは比べ物にならないくらいの魔力を放つロイとエンキの姿だった
「くっ...油断した……だがもうくらわね…「遅い!」」
グリフォンが話し終わる前に魔神の手が獣になったグリフォンを叩きつける
「魔神に触れたら終わりだ……『集中雷轟』!」
グリフォンに巨大な雷がぶつかる
「す……すごい…」
アリサが驚く、グリフォンの風魔法による究極魔法での武装はその超人的なスピードを生み出した
なのにそれを数段上回るスピードでロイが攻撃をしたのだ
「ぐっ…甘い!三段階加速!」
獣の姿のオーラが強くなる
「俺にもやらせろって………」
エンキが静かに前に出る
その時の魔力はとても静かで戦いの時とは思えなかった
「俺の完全なる究極魔法……『戦女神の友撃』!!」
そして魔法を唱えた瞬間、周りを圧倒するオーラがエンキから放たれた
「ちっ……そんな魔法……」
グリフォンが言い終わる前に気づけばエンキは消えていた
「どこだ……」
「遅い!」
その数秒後であった、エンキが上空からかかと落としを命中させたのは
「もう絶対、負けない!」




