ロイ登場、痛感する差
戦場は圧倒的なものだった
「はぁ…はぁ…なんなんだこいつ」
「紅怨、たしかデータにここまでは」
二人が膝をつき話しているところを見つめるエンキ、しかしエンキは息1つ切れてはいなかった
「まじかよ、その程度で俺に挑んだのか…」
と言いつつもエンキ自信も自らの力に驚いていた
ここまでとは…
「まだだ!」炎の斧をとったにもって襲いかかる紅怨
「単調すぎ」
エンキが手に蹴りを一発入れて斧を吹き飛ばす
「『炎の槍』装備」
「火龍連激!」
紅怨を私怨より後ろに吹き飛ばした、これで一人はやったか…
「いまだ!詠唱魔法『黒潮』!」
高波とは比べ物にならない波である
こんなもの飲み込まれたらひとたまりもないだろう
「火属性魔法『メガファイア』水属性魔法『メガウォータ』合成魔法『メガブルーファイア』!」
エンキはその間に合成魔法のための詠唱をしていたのだ
青い巨大な炎は波にぶつかりお互いに相殺した
「ち、ちくしょう…」
「あばよ、『閃光』!」
エンキの光線があたる…そのとき
パシュッ!
だれかが光線を消した…いったい
「エンキくん…決着の時だ」
ロイ…ついに現れたか…
エンキの顔は自然に笑っていた、またこいつと戦える
「なら…本気でいくぜ」
エル・ブレイブを再発動する(さっきまでは解除していた)
「そうこなくちゃ」
ロイも闇のオーラを身に纏った
「『ブルーフレイム』!」序盤から合成魔法で攻めてみた
「『ディ・ロスト』装備!」ロイの回りに雷が纏う
闇のオーラに雷…二重武装ってことか
ロイは片手で火を消し去った…が
「炎の精霊よ、我が命に従い属する炎を『ギガファイア』!」これこそが最大の武器、上級詠唱魔法だ
しかしまだ終わらない
「装備!」
ギガファイアを自分の身に装備したエンキ、一瞬顔が歪む、やはりきついようだ
「まだまだ!『炎の槍』装備!」
さらにエンキは両手に槍を装備した
エンキの槍がロイを襲う
エンキの超人的なスピードについていくロイ、しかし防戦一方のようだ
「くらえ!双火龍連激!」2つの槍で敵をなぎはらう火龍連激の進化系だ
「僕の秘策!『グラビティ』!」
「しまっ!『スカイ』」
ロイの無属性魔法により炎の槍は不発に終わった
「どうだい、これで互角だね…」ロイが満足そうに語る
「あぁ…これで終わりならな」
エンザンが遠くから眠たそうにエンキを見る
(お、やっとか)
「エル・…ドライブル!」
光のオーラが数倍に増す
「な、まだ本気じゃなかったのか…」
ロイが力の差を痛感する、そして…こいつはやばいと感じる
「光の精霊よ、今ここに天からの導きを…」
これが後にエンキの必殺技の1つとも言われる技
「『天の裁き』!」
雲がわれ、そこから光がたくさんおちてくる
その一つ一つの力はとてつもなく
着弾点の付近まで地面がえぐれている
それが50いや60本は降ってくるのである
「今日は仕方ない。君の勝ちだ…」
私怨と紅怨をつれてロイは姿を消した




