57. 礼拝の監獄 3
57. Dungeon of Dulia 3
「…アーデリン、其奴は、本当にそのように言ったのかね?」
「は、はい…ご領主様…」
囚人に寄り添い、震え声でそう報告する彼女は、慈悲深く彼を庇おうとしている、そのように映っても不思議では無かった。
一心同体に生死与奪の権を握られているようだから、誇張でも無いのだろうが。
「ふーむ…」
その後の捕虜は、見た目には頗る従順だった。
彼は、自分が先んじてコンスタンツァ港を支配下に置き、ヴァイキングらの安住の地を約束する為に派遣された特使だと明かした。
運を味方に付け、何無く港町を手中に収めた彼らは、あらゆる貿易品とその市場価格、人的な資源までを手中に収め、文字通り牛耳ることに成功した。その暁には、より多くのヴァイキングたちが、その富を享受することができる。此処を新たな故郷とするべく、希望を胸に移り住んでくる彼らの為にも、此奴の使命には大きな期待がかかっていたのだ。
全て上手くいっていた、もうそろそろ、特使を故郷に送る予定でいた。
俺しか、その指示を出せる者はいない。
彼の陳述は、凡そこのようだった。
「……。」
また塞がれては堪らないと言わんばかりに流暢に喋り出すので、傍観の暇を持て余し始めた俺は、足先の毛繕いをしながら、ゆっくりと彼のばらばらな言葉を繋ぎ合わせていた。
食事のあとは、こう、口元が寂しいのだ。骨が齧りたいぞ、とか言ったら、人骨を渡されそうで遠慮したいが。
或いはSebaも、隣に愛玩品を侍らせているのは、ずっと眺めているのは疲れて、また目のやり場にも困るから。そういった理由なのだろうか。
呼吸の乱れも相俟って、これでは、まだこの修道女の方が、綺麗な発音をしているくらい、まとまりが無かったが、かと言ってでっち上げの自己矛盾を抱えている訳でもなかった。
だが要は、こういうこと。
助けてくれ。
外に助けを求めることが出来そうな一縷の望みとして、俺たちへの情報漏洩を見出したのだ。
例えそれが、ヴァイキングの一族全体に大打撃を齎す帰結になったとしても。
或いは余程、待ち伏せを返り討ちにできる武力の確信があると見た。
実際、骨抜きにされているらしいこの国の騎士団が再び立ち上がれるか、些か疑問ではある。
…そうだろうか。
俺にはそうした全ての筋書きが、お前一個人の退屈しのぎにしか映らない。
もしお前が、本当にトールという名前の、ヴァイキングをそれなりに纏め上げられる地位に収まっている一介の貴族だったとしたら、の話だ。
誰もお前のことを、助けてはくれないと思うが?
進軍先の移住基盤の確保か。そこそこ重要で、栄誉ある任務だとは思う。見返りは、ヴァイキングの安住が約束された時に、途方も無い地位が既に得られているということだろう。
しかし、それに見合う危険があるという認識がある以上、お前はいつでも捨て駒だ。
お前の任務の失敗は、いつでもその派遣先にヴァイキングを受け入れる土壌が無い事を示す重要な報告でしかない。
それともヴァイキングは、狼の群れよりも遥かに仲間を想う群れであるのか?
お前は、その前提を、既に了承している。
だから、お前が本当にやりたいのは、こちらの利益になるような手助けをすることだ。
誰彼かまわず、巻き込み、かき混ぜたいという本質がそうさせたに過ぎないと考えるのが自然なのだ。
俺は、お前のことを、良く知っているのだからな。
何も知らないヴェリフェラートの神官らは、こう考えるだろう。
もし、海の向こうからの受け入れ準備が整った、という報告を偽装することができれば…
それは、丸腰とまでは言わないまでも、油断しきった彼らを地上から殲滅できる、またとない機会へと変貌する、と。
「こいつの旧居住地から、密書が押収できれば、偽装できそうですね。」
「あ、もしかして、此処を勝手に占領していた者たちの一味だったりするのでしょうか。そうでしたら、話が早い…焼き捨てられる前に、押収しなくてはなりませんね。」
「最悪手に入らなかった場合は、直筆させても…っと、その手では、もう無理ですか。」
そこまで見通せている訳では勿論無いSebaは、独り言をぼそぼそと呟いている。
「まあ、それでも良い…良くやったね、アーデリン。それが本当なら、これは大手柄になりそうだよ。」
だがこれが、神様が送ったメッセージであると、相手にだけ分かるように書かれたのなら、話はまるで違ってくる。
ヴァイキングに扮して、彼らは果たして、乗り込んでくるだろうか。
「……。」
いよいよ俺は、アズガルド派の神々を相手にしなくては、ならないのだ。
そして…この冷たく暗い牢屋に、全員仲良く並べて飾ってやる。
できるか?
流石の大それた想像に、武者震いが、尻尾を伝った。
Sebaはアーデリンを檻から連れ帰り、膝に乗せると沢山の労いの言葉と愛撫を浴びせている。
「大丈夫?怖かったよね、可哀想に、こんなに震えてしまって…」
「きっと神父様も、お喜びになるよ。君はあの捕虜にさえも慈悲深く、分け隔てなく接したんだ…」
入れ替わりで狼頭は、その同胞を連れて戻って来た。
どいつもこいつも、狼の剥製を被り、俺への冒涜を怠らない。
四人で寄って集って、囚人を拘束しにかかった。
『やめろっ…話が、違うっ…だろっ!』
トールは先までの従順な態度を一変させ、激しく抵抗しようとする。ちゃんと吐いたのだから、それ相応の応対を受けられるとでも思っていたのだろうか。
『いやだーっ!!…それだけはっ!それだけはやめてくれっ!!』
尋常ならざる暴言に、修道女も訳すのは躊躇われたことだろう。
『もごっ…ごぇ゛ぇ゛っ、お゛ぼっ…』
彼は漏瑚を差し込まれた口の中に、湯気の立ち上る粘性の液体を並々と注ぎ込まれ、同じものをバケツから全身に浴びせかけられる。
Sebaの話では、膠だったか。
食用にも充てているとか言ったが、肌の爛れは、そういうことか。
粘つく上から直接、黒革の拘束具をぴったりと這わされ、皮膚を上書きされていく。
何重にも、何重にも。体の輪郭を失うまで。
最終的に、口を塞いでいた猿轡を大人しく迎え入れた彼は、ネズミより小さな呻き声さえ漏らせ無い、ただの物体へと身を堕した。
それの首だった部分、足首だった部分に枷を嵌め、壁に繋いで、人間性を排した拘束は終わる。
横たわったそれは、初めからそこにいたなら、気づくのが遅れてしまうぐらい、原型を留めていない。
身体の内面の表出、か。
今日一番、見応えがあったかも知れない。
狼頭たちは、俺たちの存在には一瞥もくれず、去っていった。
「次回は…そうですね、自由な質疑応答の時間と致しましょう。」
満腹の食後のような欠伸を躊躇いもなく轟かせると、彼は玉座から身を乗り出し、俺にまたあの気持ち悪い微笑を繕って囁きかける。
「一度、席を外しましょうか。あれには聞き取れませんように。」
「アーデリン、座って楽にしていて。すぐに戻ってくるからね。」
彼は立ち上がって寄ったマントの具合を整えると、ほっと溜息を吐き、牢屋の扉を潜った。
目の前を靡いたマントの内側から、体を温めていた熱気が漏れた。
生臭い。あの膠のように鼻に粘りついて、癖になるようなそれだ。
死ぬほど気が進まなかったが、此処で哀れな飼い犬たちと一緒に待つよりはましか。
俺は仕方なく重い腰を上げ、体をぶるぶるっと震わせると、後ろ足を思い切り伸ばしてから敷居の段差を越える。
尻を長く地面に付けるのでは無かった、臭いが帰ってからの揉め事の原因となることは、容易に予見できることだったのに。
俺たちは、やってきた方向とは逆の廊下を延々と歩く。
遠い間隔で並べれらた蝋燭の灯りさえも途切れ、狼の瞳でようやく見える通路も、お前は何とも無いのか。余程過ごし慣れた環境と見える。
その間、俺は両脇に並ぶ牢屋の住民の存在を改めて感じ取っていた。
皆、あの捕虜と同じような末路を辿っているのだ。
呼吸さえ拘束の内部で完結した彼らの吐息は、俺たちの足音に掻き消されるほどだったが、確かにいる。
これらの全てが罪人の成れの果てであり、Sebaが言い及んでいた、罪を告白するに相応しい姿とやらなのだとしたら。
領主が気に入った客人に対して行う、趣味の範疇では説明が付かない。
教義とでも言うべきものだ。
何が、この地下牢で起こっている?
突き当たりまで辿り着くのに、10分くらい、歩いただろうか。
目の前に、鉄格子、いや違う、鉄柵が現れたところで、彼は立ち止まった。
向こうの景色を、拝めと言うのだ。
「……?」
だが、俺でさえも、反対側に潜む囚人を見通すことが出来ずにいる。
十分な光量が確保されていないというのもあるが、これは…
違う、何も、無いのだ。
吹き抜けだ。俺たちは、真っ暗闇の宙空を囲む通路の一端にいる。
「どこまで続いている…?」
「深さは、それほどでもありません。地上と同じぐらいでは無いでしょうか。」
上下に同じ構造を確認できる。概ね、三階層ぐらいか。
「吹き抜けの、地上部分は何処になるのだ…?」
「例の闘技場あたりですね。つい先日までは、天井から音が響いて、大層迷惑していたようですよ。」
「それよりも、素晴らしいところは、この階層牢が、水平に伸びているところでございます。このまま西部に、ずっと。」
「なんと王城まで、直通しているのですよ。」
「…!そんなに、長く続いているのか?」
「運河に沿うように作られておりまして、当時に何を思ってそうしたのかは、知る由もありませんが。」
この立体構造が、国土を縦断するように並んでいるとすると、相当な収容数だ。
「実際のところ、収容率は、どれくらいなんだ?」
「詳しいことは、あの者に尋ねなければ分かりませんが…全てのヴァイキングの徒党どもを受け入れる余裕はありますよ。」
あの者、とは、狼頭のことか。
地下牢全体を取り仕切っているのだろう。
益々、接触する必要性が出て来たな。
「…Fenrir様、一つ、お伺いしても、宜しかったでしょうか。」
吸い込まれるような吹き抜けの底を、黙って眺めていたSebaは、徐に口を開いた。
「彼奴は、未だ素直に、自らの内に秘めた本性を出し切っておりません、そう思いませんか。」
「…言うまでも無く、そうだろうな。」
どういう意図だったか、捉え倦ねた。
Sirikiには、トールと名を吐いたあの捕虜が、同業者であるとは仄めかしたが。
此奴も、あれが神の君臨した姿であると、気づいているのか?
そうでなくとも、俺と深い関わりがあるのは容易に想像できるのだから、人ならざる側面を持ち合わせていると結論づけるのは自然か。
「やはり貴方様も、そうお感じになっておいででしたか。」
「何故、あのような催しで、ヴァイキングどもを扇動したのでしょう?」
「簡単なこと。彼らの退屈凌ぎ、鬱憤の吐口、そう片付けられるでしょうか。」
「戦闘狂ばかりが、彼らの性では無いはずです。」
「家庭を持ち、新天地で暮らす夢があったからこそ、移民の選択肢を求めたのが彼らでしょう?
常に蹂躙が伴う戦闘民族というレッテルは、この土地でのコロッセオの成立を説明するには足りない。」
奴隷の身分を味わったにしては、冷静な思索だったが、
こいつには、神様の勢力拡大の構図が思い描けていない。
信仰が、重要な因子であるのだ。
得票数の奪い合いとか、もっと卑近なたとえ方をしてやっても良い。
王権の時代には沿わないだろうが、果たして民主的とも言えるか怪しい。
とにかく、あいつがカリスマ的な煽動をヴァイキングの中でやってのけたのは、ある種神様として君臨する為に必要なことだった。
…だが、それさえも、説明としては、一つ欠けている。
視座に違いこそあれど、俺たちは互いに、彼の真意を図りきれていないという点で共通していた。
「ではやはり、彼が人間では無い何者かへと変貌を遂げる為の、そのお手伝いをしなくてはなりませんね。」
胸に手を当て、彼はこちらに向き直った。
「あれらも、全部、同じように、その手続きを経験している者たちです。方法は貴方様に信頼していただけるほどに、確立されています。」
「人間の殻を破き、自らを曝け出す…」
「Fenrir様が、あれは人間ではないと断言してくださるのなら、私にできる後押しは、今日お見せしたやり取りより、さらに自信を伴うものになりますよ。」
「それで、Fenrir様。あの者から、吐かせたい情報が他にございましたら、何なりと申しつけて頂きたく。」
「うん…そうだな。」
俺は、此処へ辿り着くまでの間に巡らせていた思案を口にした。
「一つは、闘技場の運営に関してだ。剣闘士をどうやって集め、どんなやり取りがあったか、洗いざらい吐いて貰おうか。」
「流石でございます。コンスタンツァ港に根を伸ばした彼らの協力者を、それで根こそぎ叩こうと言うのですね。」
「そんなところだ。…とりわけ、お前の対戦相手だった、狼についてだ。詳しく知っておきたい。」
「かしこまりました。仰せの通りに、致しますとも。」
「それともう一つは…Sirikiを、何処へやったか、だ。」
「私の身代わりを買って出た、あの…?ご一緒では、無かったのですか?」
「逃げ出した。俺の命令に従いきれず、かといって殺されるのが、怖くなったのだろうと思っていたが…」
「何か、知っているかも知れないと思ってな。」
「どうせ素直に喋るだろう、ついでに聞いてやってくれ。」
「ええ、ええ、そうですね、心配ですね…」
彼は一瞬表情を曇らせたが、すぐにそれを取り繕い、両腕を外套の内に仕舞い込んだ。
「それから今宵、彼奴から手にいれることができた情報は、もし信頼に足るなら、国の趨勢を変えうるほどです。」
「すぐにでも、国王陛下殿に、知らせなくては…」
「具体的には、どうするんだ?」
引き篭もっての人間観察もどきが大好きなお前さんに伝手など、そう口を開きかけた直後に、ああ、そういえば、と思い当たる節があった。
「私の妹が、手っ取り早いです。伝えれば、きっとあとはうまく利用してくれるかと。」
「そこで、お願いがあるのですが、Fenrir様。」
「私たちの間を、貴方様が、代わりに取り持って下さることは、可能でしょうか?」
「何故、俺がそんな雑用の為に走ってやる必要がある。」
「貴方様のお陰で、窺い知ることができたのですから、貴方様の為に、お役立てできればと考えております。」
「これがきっと、貴方様の、神としての威光を示す、華々しい挿入話となるからです。」
「……。」
なるほど、神の習性、とでもいう行動原理は、何と無くでも理解しているというのだ。
「個人的なお願いでも、勿論あります。私たち兄妹の関係は、光と影。彼女は私を、死の淵から救い出してこそくれましたが、それでも引いてくれたその手は、光の下へと引き摺り出すことを意味しないと、私は謙虚でありたいのです。所詮、私は…」
「日陰者、だからか?」
「仰る通りです。」
「その割には、随分と、この汚れ仕事に、満足しているようだがな。」
「ええ…それはとても。何故なら、このお陰で、私は貴方様に興味を持っていただけたのだから!そうですよね?」
「だが、断る。」
「理由を、お伺いしても?」
「お前の言うことは、全面的に正しい。俺の名を、この国を足がかりに、世界中に轟かせることは必須だ。」
「しかし、俺がその国王に謁見するのに、お前の妹を通してやるメリットはまるでない。」
「そうでしょうか?ご自身で赴かれるのも、確かにけっこうですが、潤滑油なるものは、必要でしょう?しかも、私を救い出した功績を前に、エマは貴方様に恐ろしく従順かと思いますが。」
「だが、傀儡では、無いだろう?」
「俺に心酔しきった、俺なしでは生きられないくせに、俺がいなくても、同じ事をしたがるような、それぐらいに馴染んだ駒でなければ、俺の嵩を着る資格は到底無い。」
「なるほど…」
「それが、あのSiriki、という青年であったのですね?」
……。
「だから、お前の先の一言には、失望したよ。」
「ええ、私は聞いた限りでは、その点完璧だったようです。」
「だが、地下で完結する信仰に興味はない。…お前は、俺を神たらしめる王になる気は、無いのだな?」
「ええ、ございません。私は、ここが好きです。寒いのは、正直苦手ではあるのですが、それは、此処で暮らす者たちも一緒ですし。」
「なので、彼の、その代わりにはなれませんね。」
「聞いた俺が、馬鹿だった。」
「お望みでしたら、ご放念させて頂きますとも。」
「…そう思ってはいるのですが、Sirkiさんに、貴方を取られるのは、余りにも惜しいですね。」
ほう?お前でもそんな感情を抱くとはな。
「ええ、だって、やっと現れてくださった、私の理解者であらせられるのですから…」
「俺が、か…?」
「はい、Fenrir様。」
……。
「ふふっ…」
「んくくっ…」
笑わせる。
同類だと?俺と、お前が?
だがもし、Sirikiが俺に同じようなことをほざいたら、俺は頗る喜んだことだろうな。
自分でも不思議だが、そんな確証があった。
「さて、と。私はアーデリンを解放して参ります。明日は日曜日ですから、ミサの前には帰らせないと…」
遥か後方で、どこかの檻で扉の引き摺る音がする。
狼頭たちは、その見た目に違わず、随分と仕事熱心であるらしい。
探す手間も省ける。地上へ戻る前に、一度話が聞けそうだな。
「ふん…あの妾も、大変だな。」
「妾…?とんでもありません!彼女は、歴とした修道女でございます。私が取り込んで良い身分ではない…」
「しかし、彼女の内側を覗いてみたい、そんな衝動に抗えなくなるのでは無いかというスリルを楽しんでいることは…ええ、否めませんね…」
きっと、あの牢屋に同席していた同伴者も、そうなのだろう。
「此処は聖女とは無縁な場所、その確証があってこその背徳感です。彼女が、罪を犯すはずがありませんよね?」
「さっき自分で、ヴァイキングに靡いた教会の修道女だとか言っていただろうが。」
「ですが、こうしてヴァイキングに対しても、冷静に罪を吐き出させた。もう彼女を疑う必要も無いでしょう?きっと、あの神父に強要されていただけです。」
「…お前がそう思うのなら、それで良いんじゃ無いか。」
「そうですか?そうですね…」
彼は、残念そうに、物憂げな微笑みを見せる。
じゃあ、お前は本心では、どうしたいんだ。
「では、お気をつけてお帰りください。」
彼はマントを翻し、最後まで俺に良い印象づけをしようと捨て台詞で誘う。
「次のお越しの際には、もっと素晴らしい時間を過ごし頂けますよう、準備して参りますので。」




