表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

WolfhoundⅡ(ウルフハウンドⅡ)ー神話を捨てた狼のやり直し

作者:灰皮
―舞台は、ミッドガルドへ。

神々の計略により、グレイプニルによって縛り上げられた大狼Fenrir。
ラグナロクの日、彼が神話界へと舞い戻るまでを描いた再訳の物語。

解放される日が来るのをじっと待ち侘びるなんて、うんざりだ。
自らを束縛する戒めを壊すため、彼は自らの複写を、一匹の狼として、異世界へ産み堕とす。

時は9世紀初頭。降り立ったのは、第2階層、ミッドガルド。

黒海に睨まれたコンスタンツァ寄港有するドブロジャ地方の小国ヴェリフェラートは、絶えずブルガリア帝国とビザンツ帝国による支配権の争奪に晒された傷跡を残しながらも、交易港として発展を遂げていた。

しかしながら、ドニエプル川を通じて黒海方面に進出し、スウェーデンよりビザンツ帝国へと南下する過激なヴァイキング勢力の侵攻により、次第に彼らの略奪に晒されるようになって行く。

此処で、復讐の機会を狙うのが良いだろう。人々が自分を神として崇める、理想の王国を築き上げるのだ。混乱に乗じて乗り込んだFenrirだったが、そこには既に、北欧神話の神々の痕跡が残っていた。

此処でも、彼らとやり合わなくちゃならないらしい。
もう狩られる訳には行かない。今度こそ、お前達を地獄の底へ送ってやる。

最後の日、微笑むのは誰か。
ラグナロクに向けた、盤下の神々の戦いが幕を開ける。


最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 108 を表示中
53. 春霙 
2025/12/02 12:01
54. 宮廷の恩寵 
2025/12/11 16:54
55. 高まる野心 
2025/12/19 14:45
55. 神人の影従 
2025/12/23 07:39
56. 崇敬の塔
2025/12/28 22:55
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 108 を表示中
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ