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9 熱血のヒストリー

 タイトルとあらすじを変更したので、前の前書きは消しはした。

 まえのまえがき、人の名前みたいですね。

 

では、9話目、楽しんで頂けたら幸いです。

「なんだそれ!」

 教師の声しかしない、静かな教室で男女九人が、いきなり立ち上がって叫んだ。


「た、高床式倉庫です」

 歴史の先生が答えた。

 そのまま、肩を震わせ始める。

「工業高校で歴史の教師になって三十年、これほど熱心な生徒がいただろか・・・」

 先生は両手で顔を覆う。涙ぐんでいるようだ。


 この後、稀代の催眠術の使い手と呼ばれた歴史の先生は居なくなった。


 熱血のヒストリーの二つ名を持って帰還し、歴史の授業を盛り上げた。

 居眠りできなくなって、丞も大助かりである。


 帰りのホームルームが終わった後丞は、あやしい集団に声をかけられた。

 選ばれし十人改め、選ばれし五人である。

「丞もあの空間にいたよな」

 黒次が言いながら丞に近寄ってくる。圧力が凄い。


『白い空間ではまだフぃみョンが、インストールされません』

『インストール前の状態で目を醒ますと、夢と区別出来ません』

『夢を覚えていられるかは、個人によって違います』

 シープが羊だった頃にしてくれた説明を思い出す。


 黒次、白次、坊主頭、月子さん、委員長は白い空間であった出来事を覚えているようだ。

 他の四人は忘れたか、あやしい集団にかかわらないようにしているのだろう。


 丞もかかわりたくない。面倒くさいし。 

 でも、変な演技をしたせいで五人の記憶に残ってしまったようだ。

 丞はちょっと考えてあいまいに答える事にした。

「白い空間で取り囲まれて、泣いた気がする。休み時間に話した夢の事だよね」

 丞は黒次の罪悪感を刺激する。

「お、応。あんまり覚えていないのか」

 怯んだ黒次の丞への圧力が減る。

「泣くのって恥ずかしいよね。何で泣いていたのかな」

 泣く原因は、覚えてないと黒次に伝えてみる。


「覚えていないのなら仕方ないな」

 黒次はほっとしたように言って、離れた所でなりゆきを見ていた、選ばれし五人に合流した。

 この後、夢について話し合うそうだ。

 意外な事に委員長と、坊主頭が張り切っている。

「じゃあね」

 五人に挨拶して丞は帰る事にした。

 変なテンションで眠れません。

 好きな作家さんの作品を読んで落ち着こうとしても、目が滑って読めない。

 ハズ○ルーペでも駄目かな。

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