↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
44/743

44 最後は食品売り場

 投稿1ヶ月記念連続投稿一回目です。

 今日で書き始めから一月です。

 途中弱気になって書くのやめようかと思った事もありました。

 でも続けて良かったです。


では、44話目、楽しんで頂けたら幸いです。

「状況を確認しよう。地図お願い」

 シープが立体地図を表示する。

 赤点が減っている。施設管理と格納庫の赤点が無くなって、黄色い点が入り込んでいる。

 格納庫の青い点が少なくなっていく。

 宝石店の1台は黄色い点に緩く囲まれていた。


「兵器が減ってる。攻撃すると自爆するはずだよね?」

『多数で向かっていって、無理矢理に亜空間収納したようです。兵器にダメージが無いですし、亜空間では自爆出来ません』

「なるほど。人数がいれば出来るんだ」

『はい。宝石店前の兵器にも仕掛けるようです』


「巡回している10台と、C型の両端の2台は格納庫とか施設管理にいかないのかな?」

『常に情報をやりとりしていないのでしょう。宝石店前の兵器がいなくなったのを、巡回兵器が見つければ行動パターンが変わるはずです』

「施設管理と格納庫に向かうよね?」

『はい。その可能性が高いです。後トレジャーハンターがジェネレータを全部停止すると人工重力が無くなりますのでご注意ください』

「自信ないな。その時はシープに頼むよ」

 丞は自分だとくるくるまわるだけだしと思いながら、シープに頼む。


「宿泊エリアも調べ終わっているみたいだね。メモリーボードは見つかったの?」

 宿泊エリアの黄色い点がほとんど無くなっている。

『いえ、発見報告は無いです』

「自爆で吹っ飛んだのかな。このCの切れている所、自爆の後だよね?」

『はい。そこにあったなら見つけるのは難しいです』

「さて、どうしようか?もう品物の残っているお店は無いよね?」

『はい。ステーション修理用の材料も回収されています。後は食品売り場に何かあるかも知れません』

「天然物のダイヤとか?」

『先に行ったトレジャーハンターに回収されている可能性が高いです』

 食品売り場にも黄色い点がちらほら見える。

 丞は宇宙ステーションに最初入った頃を思い出した。

「そういえば、下側から入ったんだから最初に食品売り場に行けば良かったんだ。なんで教えてくれなかったの?」

 丞はシープを恨めしそうに見た。

『聞かれなかったので。自分で考えるのも楽しみのひとつです』

 シープがすまし顔で答える。

 

 ため息をつきながら丞は階段をおりる。

「シープのお腹を黒く塗ったら、分身しているシープのお腹も黒くなるの?」

『統合するまではそのままですね。統合した後は全部一緒です。何回か言いましたが塗っても見えません』

「服も変えられるよね?」

『ポイントがあれば』

「裸の種族もいるって言ってたよね?」

『丞様のナビなので倫理観は日本人基準です。人前での裸は拒否します』

 話しながら階段をおりていると、食品売り場の扉に着いた。

「外に兵器いる?」

『大丈夫です。兵器は近くに居ません』

 扉をそっと開けて食品売り場に入る。


「遅かったな。めぼしい物はさらっちまったよ」

 他のトレジャーハンターがいた。5人組が虫かごみたいな亜空間ボックスを持って、収穫を自慢してくる。

 スーツ姿なので腕が六本ある人以外は見分けがつかない。

「そうなんですか、残念です」

「お、素直だな。新人か? まだ普通の食材は残ってる。単価が安いと現物そのまま支給が多いから、食べたいもの取ってきたらいいんじゃないか?店に現物は無いからレストランの厨房に行ってみな」

「そうします」

 5人組と別れてレストランの厨房に入る。


「これは北銀河氷星の天然水!」

「こっちはプッテッテの溶岩だ」

「おいおいコンデーラ砂漠の青砂もあるぜ」

「ちくわタイミョウシン」

「なんだと!あの有名な?」

「本当か、もっとないのか?」

 レストランの厨房には違う5人組がいて、食材を回収しながら騒いでいた。

 そのうちの一人はサイズ的に演説していた猫っぽい人だろう。他の人はやっぱりわからない。


「ちくわタイミョウシンは渡さない」

 丞に気づいた猫っぽい人が後ろに何か隠す。

「盗ったりしませんよ」

 丞は答えたが、正直ちくわタイミョウシンがどんなものかは興味がある。

 チラチラ猫っぽい人を見ると、金色の缶詰のような物を大事そうに回収していく。

「シープ。ここで食べ物を回収しても意味無いよね?フぃみョンから持ち出せないし」

『フぃみョンで食べられますよ。ポイント次第で持ち出せる物もあります。地球人が食べても平気な物をマークします』

 丞の視界にうつる、いくつかの品物が丸と三角で囲まれる。

「丸と三角があるけど?」

『丸は日本人の味覚データ上食べられる物です。三角は地球人が食べても問題無い物です』

「あんまり変わらないように聞こえるけど?」

『何が美味しいと思うかは人によります』

 丞はなんかよくわからないと思いながら、適当にマークされているものを回収していく。

 

 すーぅと照明がだんだん薄くなって消えた。

 丞の足が床から離れる。

「シープ!これって」

『ジェネレータの停止に成功したようです。ライトをつけて視界を調整します』


「おっと!危ない!」

 丞は目の前に浮かんでいた包丁らしきものをとっさに回収する。

『厨房からでましょう』

「シープに任せたいんだけど」

『分かりました。体の力を抜いてください。あと私のコントロールより丞様の行動が優先されるので注意してください』

 丞が体の力を抜くと、自然と厨房の出口に向かっていく。


「まずいぞ!」「アレを見ろ!」「アレは!」

 なんか騒がしい。

 次は十一時更新です。

 すいません。描写が足りないかもしれません。

 猫っぽい人は地球の猫サイズです。

 他の何々っぽい人は地球人サイズです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。