表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/743

33 一度は乗ってみる

 GW中に書いたり直したりしてました。

 でも、GW終わる前に投稿した方が良かったかも?


 では33話目、楽しんで頂けたら幸いです。

 サーキットに着いた異世界会の六人はまず運転の練習をする事にした。

 普通の車、オープンカー、頑丈そうな車、浮いている車、レースに使える車は色々種類がある。


 

『車を選ぶと自動的に地球の操縦方法になります。足元の右側のペダルがアクセル、左側がブレーキです。ハンドルを回した方に曲がります。シフトレバーはありません』

 シープが全員に運転方法の説明をする。


「説明それだけ?」

 丞がオープンカータイプの運転席を見ながら聞く。

 今はシートしかない。


『はい。後は乗って慣れるのがいいかと。フルサポートも各自違うのでそれぞれに説明します』

 

 丞がオープンカーに乗り込むとハンドルとペダルがあらわれた。自動的にシートベルトも締まる。


「うわぁ!速い速い!」

 コースにでて丞がアクセルを踏むと車が滑るように加速する。

 丞は初めて自力以外で動く乗り物を運転した。車体から伝わる震動、顔に当たる風、思ったより速く感じる。


『40キロも出てませんよ?』

「え、うそ?このスピードで?この車なんキロまで出るの?」

『最高、200キロですが最初のレースは60キロまでです。ターボを使えば80キロまで出ます』

 丞はアクセルをじわりと踏んで少しずつスピードをあげる。


『スピードペダルをベタ踏みで、3秒後にターボが発動します』

「ターボはまだムリかな」

 丞は安全運転でスタート位置に戻った。

 ピットに入る。


 委員長と虎城君がいた。

 車体に寄りかかって少し疲れている雰囲気だ。


「飯堂寺君も帰ってきたね。自分で運転すると速いねって話してたんだ」

 虎城君もスピードに慣れてないようだ。


「そうね。オープンタイプは無理ね。次は体がきちんと覆われる車にするわ」

 委員長が頑丈そうな車体に乗り込む。

 丞も次は乗り込むタイプにしようと、あたりを見る。

 タイヤが無い車体が浮いている。


「格好いいな。次はこれにしよう」

 丞が車のドアを開ける。


「あっ、それ」

 虎城君がいいかけてやめる。

「どうしたの」

 何かまずいのかと丞は虎城君の次の言葉を待つ。


「いや、何事も経験だし。僕に合わなくても、飯堂寺君には合うかもしれない」

 虎城君はこの車を試したようだ。


「うん。じゃ、行ってくるね」

 虎城君に挨拶して丞はコースに出る。

 エンジン音が静かだ、タイヤが無いので震動も感じない。

 最初のカーブ曲がり切れず、壁に突っ込んだ。


「ぶげっほぅ!」

 痛みや怪我は無いが、やはり衝撃は感じる。


「え、え、そんなにスピードでてた?」

『さっきより出てました』

「全然気が付かなかった。ゲームじゃなかったら、大クラッシュだね」

『そうですね』

 丞は車をバックさせてコースに戻る。


「この車、静かすぎる。虎城君が言いかけたのこれだね」

『虎城様もさっき同じ場所に突っ込んでましたよ』

「ああ、そうなんだ」

 オープンカーより気を付けて運転してスタート位置に戻った。


 今度はピットに白次がいた。

「丞。運転慣れた?そろそろレースしない?」

「いや、まだ車が決まらなくて。卯上の3人は決まったの」

 丞は浮いてる車からおりて次の車を探す。

「うん、大体ね」

 白次が寄りかかっていた車をポンポンと叩く。


「なんか、運転も慣れてる?」

「ああ田舎だからね。家の敷地でスクーターとか乗って遊んでたんだ」

「だからか。自転車と違って自力以外で動く乗り物って、最初スピード出すの怖いんだ」

「ああ、僕も最初そうだったね。慣れると楽しくなるよ」

「そうなんだ。じゃ僕、次はこれにする。レースはもう少し待って」

 丞は一人乗りの車に乗り込んだ。

「いってらっしゃい」


 白次に見送られて丞はコースに出る。

 最初のカーブで浮いている車が壁に突っ込んでいる。


『委員長様の車です』

「やっぱり、一回乗ってみるか。あの車気になるよね」

 丞の車が壁に刺さっている委員長の車を追い越す。


『はい、月子様以外は同じ事をしています』

「そうなんだ」

 丞の車が直線に入った。

「今回はターボを試す」

 丞は宣言してアクセルをベタ踏みする。カウント標示が減っていき0になった瞬間ドンと背中を押されたように加速する。

「速や!速や!速や!」

 丞は叫びながらすぐにブレーキを踏みたくなるのを我慢する。

 カーブ前でスピードを落としたが間に合わず、コースを外れて壁にぶつかる。


「練習しないと無理だね」

『そうですね』

「そういえばこのゲームのサポートって」

『300ポイントでフルサポートのみです。丞様だとやりこんだレースゲームになります』

「そうなんだ。何がなんでも勝ちたいわけじゃないし、サポートはいいかな」

 丞は車をバックさせて壁から抜け、コースに戻る。


 その後何周か練習して、やっとターボを使えるようになった。

 基本フルダイブVRはゲームに向いてない設定です。

 ですので丞はあまりスマートにゲームできません。

 たまには上手くできるゲームがあってもいいかなと考えています。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ