第一章 一話 幸寿丸の内側
短いです。
来週、私立高校の受験です。頑張ります。
うーん。何故だ。
なぜこんなところに俺はいるんだろうか・・・。
ブラック企業で二年目に突入する予定だったんだけどなあ。
手足は動かず。目もあまり見えない。口はなんとく動くけど、歯が無い。
その前に、ここはどこだ?これはいわゆる転生ってやつか?だといいなあ。
夢じゃないといいなあ。あんなとこ、まじでもう働きたくないよ。なんだよ5徹って。労災は降りねえし、不正、賄賂のオンパレード。ああ、めちゃくちゃ大変だった。
ああ、こんなこと考えてたら眠くなってきた。寝よ。
「幸寿丸様。蒲団をお代えいたしますので、しばしお待ちを。」
ふ~よく寝たと思ったら、目の前に知らない女性のお方がいたよ。日本語ってことは、外国の可能性は薄いな。しかも着物みたいなのを着てる。昔の日本にでも来たのかな?あ~平和だといいな。まあ、転生の可能性が高いからたぶん戦乱の世の中だけど。何故かって?そんなの転生の時は戦乱の世って相場が決まってるじゃないか。
「幸寿丸様。もういいですよ。」
さっきの女の人が、蒲団を変えてくれたようだ。俺の名前は幸寿丸っていうらしい。幼名かな?
「さて、幸寿丸様。ご飯の時間ですよ。」
うん?ごはんの時間?俺、赤ん坊⇒歯が無い⇒赤ん坊のごはん⇒ミルク=おっ〇い・・・
ヤバイ!早く逃げなきゃ!俺の理性が崩壊する!いかん、手足が動かん。とかやってるうちに、目の前に双丘があるんですが。。。
赤ん坊の本能で吸おうとしてしまう。やばい。もぉいいやぁ。。。諦める。
30分後
はあ、お腹いっぱいになった。え、さっきの出来事を詳しく教えてくれって?・・・君は何も見ていない、いいね。
いやーでも、動けないってきついなあ。早く動けるようにならないかなあ。
しかしなぜだろう。ここ日本のはずなのに、俺の目、人のステータスが見えるんですが。。。ここ本当に日本ですか?異世界じゃないよね。うん、外見ても日本っぽいし。まあ、深くは考えないほうがいいかな。ちなみに俺のステータスは
幸寿丸 0歳
天文12年(1544年)12月12日 生まれ
ステータス
統率:12
武勇:3
知略:61
政治:53
へー、今は戦国時代真っただ中ですか。って、えっ?知略と政治高いな。見た目は幼子、頭脳は大人って感じか。統率と武勇がものすごく低いのは赤ん坊だからだろう。赤ん坊についてくる人なんていないしね。前世で戦国時代の勉強しててよかった。このままじゃ役立たずで終わるところだった。まあ、第二の人生だしのんびりと行きますか。