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第34話 ハルロ

「いつまでも待っているだけじゃしょうがない。こっちから仕掛けてみるか。」

待っている時間がもったいないし、もしただのロリコンだった場合、誘拐の容疑で牢獄にぶち込んでしまおう。

そう決めて、ハルロは護衛を呼んだ。


アイノが同行することが決まった俺たちは、アイノの装備を見に街の武具屋に来ていた。

「パーティにいるなら少しは戦闘もやらないといけなくなるだろう。だからアイノにも自分にあった装備をしてもらいたいんだ。」

さすが商業の街ということもあってここには様々な武器が置いてある。ここならアイノに合った装備も見つかるだろう。

「ちなみにアイノは何が出来るんだ?」

「んーーと、、、えーーと、、、」

どうやら本当になにも出来ないっぽい、、、

これは骨が折れそうだ。


「この武器はどうだ?」

まずは俺が使っているような太刀を渡してみる。

「動きづらいです、、、」


「こっちは?」

今度はレイが持っているような両手剣を渡す。

「重いです、、、」


「じゃあこれは?」

魔力効果上昇の効果が付いた杖を渡す。

「私、魔法使えないです、、、」

そうだった。


「ならこれはどうだ?」

俺は二本の短剣、いわゆる双剣を渡す。

「これなら使えるかもしれません!」

にぎにぎと剣を握りながら軽やかに剣を振っている。

自分に合う剣が見つかって良かった。

アイノは双剣がほんとに手に馴染むのか嬉しそうにいろんな振り方をしている。

「危ないからそんなに振らないで、、、」

俺の目の前を剣が通過していくもんだから、怖くて近づけない。

「あ、ごめんなさい、、、」


とりあえずアイノの実力を見るために、簡単そうなクエストを受けてみた。

「思っていたより動けますね。これならすぐに戦力になりそうです。」

「ああ、そうだな」

俺とミズキはアイノから少し離れて(なにかあったらすぐに駆けつけられるくらいの距離)でアイノの戦闘を見守っていた。

が、その必要はないかもしれない。少し戦い方と剣の使い方を教えただけでその辺のE級モンスターをばったばったと倒しまくっている。

とにかく飲み込みが早い。俺たちにも追いつきそうな勢いで成長している。

「どうですか!アルヤさん!」

きっと尻尾がついていたらブンブン振っているだろうと思うくらい嬉しそうにこっちに向かってくる。

「凄いぞアイノ!」

そういって頭を撫でてやると気持ちよさそうに頭を預けてくる。

「「ずるい」」

私だってそんなこと最近して貰ってないのに、、!酔った勢いでしかできないのに!と2人してアイノに嫉妬していた。


すると突然、禍々しい気配が俺たちを襲った。

「これは、、、、」

間違いなく悪魔だ。

全員がアイノに目を向けるがアイノから発せられているものではなかった。

「じゃあどこから、、、、」

「ここだよ。」

物陰から現れたものはアイノ目がけて剣を振り下ろした。

「アイノ、危ない!!!!」





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