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第32話 捨て子

「魔界の扉を開くために鍵が必要ってことは分かったけど、、」

その鍵が一体なんなのかということは分からないままだった。

「まあ情報が出てきただけ良かったか。」

完全な無駄足にならなくて助かった。


名前 アルヤ レベル24 クエストポイント180 ランクD


スキル 精霊属性付与

    炎弾

    治癒

    鑑定+

    敵感知

    炎風斬



「アルヤさん反省してください。」

「まったく、もう~」

「ほんとにすみません」

俺は絶賛正座でお説教中であった。

この子のせいで、

「あう?アルヤ大丈夫?」


何があったのかというと俺は図書館のからの帰り道、1人で宿に向かって歩いていた。

普段は一緒に居るレイとミズキも食事の買い出しのため居なかった。

そこで見つけてしまったのだ、路地裏で震えている女の子を。

放置するっていう選択肢もなくはなかったが、こちらを見て助けて欲しそうにキラキラした目を向ける子をほったらかすことはできなかった。

そしてそのままその子を連れて宿に帰宅したらこの状況である。

「一歩間違えれば誘拐ですからね?勝手に女の子を連れて帰ってきたらいけないんですよ。犯罪です。今回はおそらく捨て子なので大丈夫でしょうが、、、。」

珍しくミズキも俺に怒っている。

「はあ、持って帰ってきちゃったものはしょうがないし、捨ててきなさいともいえないし、、」

そういう優しいところも好きなんですけどね、、と呟いている。

ミズキはこの子をペットか何かと勘違いしているのではなかろうか、、。

「でも私達と一緒に来るわけには行かないでしょ~魔界に行くのを目的にしてるんだし」

レイの言い分はもっともだ。

この子を連れて冒険にはおそらくいけないだろう。

「ねえ、君の名前はなんていうの?」

ミズキが俺が連れてきた子に名前を聞いている。

女の子はさっき怒っていたミズキが怖かったのか俺に隠れながらぼそっと

「アイノ」

と答えた。

その後はすこしレイとミズキとも打ち解けたのか夕飯を食べて暗かった顔も笑顔になっていた。


ただ、この後どうしようかと真剣に考えながら隣ですやすやと寝息を立てている俺はアイノと一緒に寝た。


他のふたりも一緒に寝ようとしてたがアイノがアルヤとふたりがいいと言って聞かなかったのだ。


そして、次の日起きると隣で寝ているアイノを見て俺は絶句した。

昨日までは5,6歳くらいの小さな女の子だったのに、今は俺と同じくらいの年齢まで育っているではないか。

「どういうことだ、、、」

「んぁ、、おはようございます。アルヤ。」

目をくしくしとこすりながら俺に挨拶したアイノはびっくりするほどの美人だった。


「ハルロ様。監視対象の男が、捨て子の女の子に接触。そのまま宿に連れ帰りました。」

「ほう、、。」

護衛に話す手前、動揺は隠しきって話していたが、

内心では動揺しまくっていた。

え、もしかして俺が監視してた子ってただのロリコンだったりする?

精霊の力とかなんもなくてただのロリコンなら今すぐ処刑に動いた方がいいのでは?

と不安に駆られるハルロだった。

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