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EMPIRE(エンパイア)  作者: しゅとさん
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4話 セルマレ

「セルマレとやらはどこにいるんだ」


「ここをさらにきたにかわをこえた帝国領にいるときいた

そんなことよりそのおおきな気をしずめてくれないか?」


「ん?気とはなんだ?」


「まさかむいしきなのか!」


俺には大量の気が出ていたらしい。気とはそのままその魔物の強さを表すものらしい。でも単純に大きいだけでは強いと言わず質、色、そして上位の魔物は隠しているらしい。


「よし。川が見えてきたぞ。僕につかまって。」


「え?」


僕はスキル[飛翔]を使い川を飛んで渡った。







ライムが逃げ出した日ある城では


「くそ。逃がしてしまったか。まさか羽が生えたオーガとは」


「いいえ、あれは恐らく異世界召喚された際最初に貰えるスキルを逃げることを願った際に受けたスキルだと思われます」


「仕方ない。明日また勇者の召喚を行う!ただちに準備せよ!」






ライム達はひときわ大きい気が発せられている洞窟の前に来た。恐らくセルマレが居るのはここであろう。


「お前はここで待っていろ。」


「うん...」



中に入ると王冠を被り先端が赤い杖を持った体長が2mほどのモンスターがいた。


「憎らしい。全てが憎らしい。あの国も。あの魔女も。あの勇者も。今目の前にいるお前も!!」


「ドゴォン!」


洞窟の外で音がした。外ではあの子に地面から植物が襲いかかり血を流していた。お腹に大きな穴を開けて。


「大丈夫か!?」


そう言いながらあの子の元へ向かう。

すると後ろから植物が追いかけてくる。体に突き刺さる。すごく痛い。なんなんだほんとに!

くそっと思い後ろを睨むと急に動きが止まる。


「え?」


「何をした!お前は何者だ!?」


むしろ僕が聞きたいよ。だが、今はそんな状況じゃない。


「大丈夫か!今助けてやる!」


「もう無理だからいいよ。そんなことよりお兄さんごめんね、迷惑かけて。」


「そんなことない。もう喋るな。」


「お兄さんってオーガなんだよね。オーガって食べることで強くなるんだよ。もう私は生きられない。お願い。私を食べて。」


(僕は戸惑った。どうしたらいい。今の俺があいつに負けることは無いだろうが勝てるとは思えない)


(覚悟を決めろ)


アースの声だった。すっかり存在を忘れていた。


(そうか、お前はずっと見ていてくれたんだな)


「よし。わかった。お前のことは忘れない。」


「ムシャボギャグシャグシュ」


前の世界では絶対聞くはずのない肉のちぎれる音や骨が砕ける音。それも何故か今じゃ心地よい。体に力が溢れてくる。


『オーガ種族スキル[喰らうもの]により元々コリンが持っていたスキル[無属性魔法]を獲得しました。』


(新しいスキル無属性魔法か。ってどんな効果だよ!)


『無属性魔法とは発動者によって効果が違います。』


(はあ!?てかあの子の名前コリンって言うんだな)


よし。行くしかない。発動!



「スパンッ ゴトッ」


僕の手から飛んで行った衝撃波が当たりセルマレの首が落ちた。


「コリン。倒したぞ。」


そういいセルマレの死体に近づいてさっきみたいに食べようとした。すると突然目の前に超絶美人の半透明の女性が現れた。すると指にはめていた指輪が光だしアースが現れた。


「え?」


「久しぶりだな。ヴィーナス。数百年ぶりか?」


「そうだな。元気そうじゃないあなた。なんでもそこのオーガに憑いたそうじゃない。だから私もちょうどいい適正者を見つけたからきたのよ。」


「そうなのか。待て!こいつは僕が倒したから僕の獲物だ!」


「いいじゃない。ね、アースくん。」


「あ、あぁ、そうだぞ。渡してあげなさい..」


(どうやらアースはヴィーナスになにか弱みを握られてるみたいだ。)


「この子によろしく。あ、指輪はめてあげてねっじゃあね〜」


と言い残し指輪になった。


「はあ。うるさい神だ。いろんな種類がいるんだな。」


「そうだな。他にも私たちの中にはいろんな奴がいるぞ。みんなも私たちを見て今頃憑いているんじゃないか?」


「へーまあいいやとりあえず付けるか」


ピカンっと光るとセルマレの体は光で見えなくなる。するとそこには美人な女性が現れた。頭には王冠を被り、先端の赤い杖はそのままであった。そして床には先程までの体の一部が落ちていた。


「先程はご迷惑をおかけしましてすみませんでした。改めて自己紹介をさせていただきます。私はアザール帝国第2王女アザール・レオノーラ・セルマレと申します。」


「王女だったのか!?でもなんでこんな所で魔物なんかに?」


「私は王国である魔女から嵌められて呪いにより魔物にされました。そして、記憶をなくし気づいたらここに...」


「良かったら俺と来ないか?」


「え?」


「俺は別の世界から来て元の世界に戻るのが目的なんだ。そのついでと言ってはなんだがその復讐を手伝おう。」


「いいえ、復讐する気なんてありません。でも、あなたについて行きたい。あたしを救ってくれたあなたに。」


こうして仲間が一人増えた。




現在のステータス

名前.ライム

種族 オーガ Lv12

スキル[飛翔][無属性魔法](衝撃波)

称号[???]

HP1.200

MP30.000

攻撃力800

防御力640

瞬発力290

初のステータス公開です。ちなみに一般的な成人男性のステータスは

Lv10

HP150

MP30

攻撃力90

守備力40

瞬発力25

です。割と主人公は異常なんですよね。そもそも魔物ですし。

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