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KBP MTs255 【新式に勝る速射信頼性を持つリボルバーショットガン】

挿絵(By みてみん)

KBP MTs255


ショットガン

ロシア産

KBP社製

使用弾:12ゲージショットシェル


◆【初登場】

STAGE:01 OPEN SEASON 「解禁期」


◆【使用】

模擬戦にて、宰河弘樹と宮潟瑯矢が使用。


◆【性能/有用性】


リボルバー構造を取り入れたショットガン。

構造としては旧式だが、一発毎に排莢動作を挟む必要がないため、信頼性の高い連続射撃能力を持つ。

欠点は、装弾数が5発のみで構造上拡張することが出来ないこと。

また、撃鉄を手動で起こさない限りは引き金の引きが重いため、発砲直前に銃が揺れやすく精度が下がりがちであったり、連続射撃で疲れやすいという難点もある。



◆【実銃解説】


通常、ショットガンは、銃身下のフォアエンドを前後に動かして排莢と装填を行うポンプアクション式と、発射時のガス圧や反動を利用して自動で装填・排莢を行うオートマチック式の二種類が代表的だが、

前者の場合は連発が遅く、後者の場合は連射は早いものの信頼性に劣るという欠点がある。


オートマチック式の信頼性の低さとはすなわち、使用する弾の種類によって起こりうるもので、通常の殺傷用の弾丸が詰まったショットシェルなら作動が安定しても、作中の模擬戦で使用されたような非致死性弾薬では安定した作動圧を得られず、正常にオートマチック作動しない場合がありえる。


このシンプルなリボルバーショットガンMTs255は、ガス圧や反動でボルトを動かすような複雑な機構はなく、単純にリボルバー拳銃と同様にトリガーと連動してシリンダー弾倉が回転する連発機構をもつため、圧力の低い非致死性弾薬でも作動不調を気にせず連続してガンガン撃てる強力なメリットがある。


MTs255は、木製ストックと長銃身を備えた民間の狩猟用モデルのほか、軍や法執行機関向けに伸縮ストックや折り畳みストックを装備したモデル、最小限まで小型化したピストルサイズのモデルなどが存在している。



◆【劇中での設定】


警視庁特殊部隊SATでは、アメリカ海兵隊の採用実績もあるベネリM4セミオートショットガンが配備されているが、低圧の非致死性弾薬を発砲する場合には正常にセミオート作動しないという難点がある。

その為、宰河弘樹自ら必要性を提唱し、試験用として特別に数挺のMTs255を輸入させ、SAT第四小隊の面々がテスト射撃を行ったところ、その目論見通り、誰もが満足のいく優れた実用性を発揮した。


しかしながら、ロシア製というのが最大の懸念材料であり、アメリカと同盟国関係にある日本はロシアとの国交は常々不安定で、銃が故障した際のアフターサポートが充分に受けることが出来るかどうかには疑問符がつく。

そうした問題から、MTs255は銃としての能力は認められつつも、SATの制式装備とはならなかった。



◆【コメント】


挿絵(By みてみん)

宮潟「質実剛健。ロシア製品らしい真っ当な実用性は感じる。けど嫌い」


挿絵(By みてみん)

アヤカ「どうしてです? 強いし、便利じゃないですか」


挿絵(By みてみん)

宮潟「シリンダー内の弾薬の遅発が原因で銃が爆発した事故、知ってるのよ。普通の銃なら、弾の火薬が遅れて発火しても、そのまま銃身から出ていくか、そうなる前に排莢してしまうけど、この銃はシリンダー内に弾が残るから、銃身に合致してない位置で暴発したら、銃が持ってる腕ごと吹き飛ぶことになる」


挿絵(By みてみん)

アヤカ「なるほど。でも、腕はまた生えてきますし、それくらいのリスクなら全然アリだと思いますけど」


挿絵(By みてみん)

宮潟「あんたはそうでしょうけどね」

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