表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
672/689

温泉地発見。09

何時もお読みいただきありがとうございます。

よろしくお願いいたします。

バルビッシュは左側から、ガーディは右側から回り込みながらルージュへ向かって走って行った。二人にとっては10mなどほぼ一瞬で詰められる距離である。まずガーディが右腕に装備している小盾を前に掲げ「シールド」と叫びながら体当たりを仕掛けた。


ガーディの体当たりをルージュは避けもせず前に出した右手一本で止める。止められることは想定内だったのか受け止められた力を左手に持った両刃斧に移動させスキル【強薙ぎ切り】を発動させながら死角から渾身の一撃を放つ。


ルージュは右手で受け止めていた小盾を5本の指で少しはじく様に押し出し、死角からの攻撃を握った右拳で受け止めた。グウァンとまるで大きな鐘楼を鳴らしたかのような音が鳴る、物凄い衝撃が発生しているにも関わらずガーディの攻撃を受け止めた右拳は空間に固定されているかのように動かなかった。


バルビッシュはガーディが攻撃を放った瞬間に【隠密】のスキルを発動し気配を消しルージュの背後に回った。そして姿勢を地面すれすれまで低くしてから飛び上がりルージュに攻撃を行った。


「【ゼクススラッシュ(六連斬り)】」


バルビッシュの六連切りが正確にルージュの膝裏、股関節、わき腹、わきの下、首、眉間と切り裂きに行くがルージュはバルビッシュの方を見る事なく下半身の攻撃は膝で、上半身の攻撃は手刀の形にした左手で正確に防御した。


『馬鹿なっ!全て死角、それもこちらを視ずにほぼ同時に放った斬撃を完璧に防御しただとっ!ダメだ、考えるな兎に角攻撃を続けるんだ』


攻撃をすべて防がれ一瞬動揺したバルビッシュであったが、気持を直ぐに切り替え再度攻撃をする。ガーディも一撃で決まると思っていなかったのか、受け止められた両刃斧の刃を滑らせ振りぬくと軌道を水平に変えて右わき腹へ再度攻撃を放った。


「【エアスパイラルランス・貫き・巴】」


ガーディの攻撃を右手で、バルビッシュの攻撃を左手で受け止めてがら空きとなたルージュの胴体に向かってサーシャが【風魔法】を放った。力ある言葉と共に三本の【風の矢】が放たれルージュに近づくに伝手縄をよる様に絡まり一本の螺旋の矢になって向かって行く。


しかし、サーシャの攻撃に気付いたルージュがバルビッシュの攻撃を防いだ左手で【風の矢】をつかんだ。ギャリンッと金属同士をこすった様な大きな音がなり次にパリンッと乾いた音が鳴ってルージュの左手の指から鮮血が飛び散った。


「ほう、中々の魔法強度だ。俺の魔法障壁を破るとは…」


ルージュが【風の矢】を放ったサーシャを見て呟いた、そして何かを呟こうとした所に顔面に向かって無数の【氷の礫】が放たれた。しかし全てルージュの纏っている魔法障壁に阻まれ少しもダメージを与えられていないが、魔法障壁で砕けた氷の粒で視界を遮られていた。


目くらましの攻撃を行ったのは【魔道ライフル】を持ったララであった、ララはフルオートで【氷の礫】をルージュに放っていたのだ。防がれるのは想定済みで他の三人から少しでも気をそらす事だけを考え魔法の弾丸の雨を降らせていた。


ララの攻撃によりルージュの上半身が砕けた氷の粒でおおわれ霧がかかった様になっていた。ルージュの視界を奪った事を好機と判断したバルビッシュ、ガーディ、サーシャは日頃の訓練で培った絆を信じ同時に攻撃を放つ。


「【強水平切り】」「【スパイラルソーン(螺旋突き)】」「【エアスパイラルランス・貫き・巴】」


ガーディは右わき腹を、バルビッシュは再び背後に回り後頭部を、サーシャは顔面に向かって攻撃を仕掛けた。二本の腕で防御をするルージュに同時に三方向から放たれた攻撃を全部防ぐすべは無いと思われたがガーディの攻撃を右手を下に下ろして防御し、バルビッシュの攻撃を左手を後頭部を守る様に防御。サーシャの攻撃をなんと額で受け止めて防御していた。


「まだだっ!」

ここまでお読みいただきありがとうございます。

しばらくの間1日2話更新で進んでいきます。

よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ