40.大きくなーれ
遅くなりました
すみません
「お帰りなさい、兄さん。なんか人多いけど」
「おかえりなさい、ソフォスさん。いらっしゃいませ、皆さん」
「ただいま。種買ってきたぞ」
「わー、ありがとう。早速植えるよ。畑に行こう」
「その前に、あいさつしなさい」
「はーい。こんにちは、アルテミス様、アフロディーテ様。あと…」
「ポリティスや」
「ポリティスさん、こんにちは。カタグラフィです」
「ムネーメーです。この場所の管理をしています」
「よろしくな。それにしてもこのエリア広いな」
「最初の草原ぐらいですよ」
「それは広いな」
「さてと、とりあえず植えに行こうぜ」
「OK。じゃ、付いてきて」
俺たちは、カタグラフィの後ろについて庭へと移動した。その途中で
「なあソフォス。あの二人は何なんや?」
「あの二人は、アテナが造ったホムンクルスだぞ」
「設定が細かいな」
「当人たちは設定じゃないって言い張ってるけどな」
「そうなんや……」
「兄さん、着いたから種ちょうだい」
「おう」
俺は種をアイテム化してカタグラフィに渡した
「畑は既に耕してるから、始めるよ
我は知恵の神の眷属なり
大地よ我の呼びかけに答え、我の望み通りになれ
想像の庭」
「「おぉー」」
「凄いわね」
カタグラフィが呪文?を唱えると耕してあった畑に種が飛んでいって埋まり畑の上にだけ雨が降った。その瞬間に、芽が出てきた
「うふふふ、凄いでしょう?うちの子?」
「アテナがテンション高いな、珍しい。しかし、本当にすごいな」
「まだまだ、行くよ
植物よ我の望む大きさへ
急速成長
植物よ内に秘めたる美しさを表に
開花」
「目が急速に成長して花が咲いた。ホンマになんでもありやな」
芽からどんどんと成長していって、1分もかからずに花が咲いた。畑一面に色とりどりの花が咲いている
「そうだな…………そう言えば、魔法って使う時に詠唱みたいなのは、いらなくて考えるだけでいいってソフィアが言ってた気がするんだけど?」
「実はね、今回みたいな大規模な魔法はいるのよ。一応これはカタグラフィがアテナの眷属だから短くなってるけど、本来ならもっっっっと長いわよ」
「だいたい10分の1ぐらいですかね?長いやつは5分以上かかりますから」
「うへぇ。めんどくさいな」
「お前達は、私たちの加護を持っているからかなり短縮されると思うぞ。まあ、これだけの魔法が出てくるのはかなり後だろうな」
「頑張って良い魔法手に入れよう」
「頑張れ」
「兄さん、これでポーション作れるね」
「あぁそうだな…って、ウサギ達はどこいった?」
「それなら、そこでムネーメーと遊んどるで」
「ほんとだ、それならいいんだけど」
「ソフォスさん。先程ここを出ていく前に置いて行って頂いたボスのドロップアイテムから作った魔術具使いますか?いま作る直前で止めているんですけど」
「ソフォスそんなもん、持ってたんか。わいに売ってくれや」
「お前な、ボスを倒したことのあるプレイヤーほとんど居ないんだろ。そんなことしたら、倒したやつ探しが始まるぞ」
「そうやな、すまんかった。それ考えてなかったわ」
「ソフォスさん。魔術具について話していいですか?」
「ごめんごめん、それでどんなやつなんだ?」
「はい、従魔用の翻訳機能付きの首輪です。ちなみに2つ作れます」
「えっ?」
「運に味方されてるってレベルじゃないな」
「流石ソフォス」
なんだろ……この気持ち
小話
碧(主人公)結(主人公の妹)母(主人公の母親)
結「おにい、おにい」
碧「結なんで俺の制服きてんだ?」
結「おにいの仮装」
碧「なんでだ?」
結「今日はハロウィン。ゲームばっかやってるおにいとは無縁のイベント。てなわけで、トリックオアトリート。お菓子くれなきゃ投げ技する」
碧「それは、やめてくれ。これをやろう」
結「これは……」
碧「チロ⚪チョコの詰め合わせだ」
結「ありがとう」(おにいが準備してるなんて)
碧(母さんが今日の朝これを渡したのはこのためか。助かった)
母「2人とも、トリックアンドトリート」
碧「母さん、それなんか違くない?」
母「えっ、なんのこと?わかんないな〜〜。さあ、お菓子を渡しなさい」
碧「結に渡したからない」
結「これは渡さない」
母「なら、家事を手伝いなさい。拒否権はない」
碧「逃げるぞ結」
結「わかった、おにい」
母「逃がさないわよ」
その日、湊海家で盛大な鬼ごっこが行われた。結果はいわずもがなだろう。夕食には豪華な料理が出たようだ
次回の投稿は、11/2 13時です
遅れてすみません




