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7Daysメモリー 台本  作者: A5
12/23

千台宗悟(センダイソウゴ)特典ストーリー

@背景、場所

(言い回し、ニュアンス)

※SE描写


千台と付き合いを初めてから数日。

オシャレをしてこいと言われたあなたは頑張って身なりを整え、千台の車に乗り込んだ。

行き先を知らないまま車は走り続け、ついにあなたは口を開く。


@車の中

あなた「あの……千台さん」

千台「ん?」

あなた「どこに向かっているんですか?」

千台「知りたいか?」

あなた「そ、そりゃ……オシャレしてこいなんて言われて、急に車に乗せられたら緊張するっていうか……」

千台「ああ、まあそうか。心配は要らないよ。別に大したところじゃないし、もう着くから」

あなた「……えっ?!」

千台「ついた。ほら、降りて」


@千台家の前 ※歩きながら

あなた「こ、ここって……」

千台「俺の家。義姉さんが君に会いたいってうるさくてね。俺も用があったし丁度いいかなと思って」

あなた「先に言ってもらえればお土産だって用意できたのに!」

千台「そう言うと思ってあえて言わなかったんだ。君が気を遣うような相手じゃないから」

あなた「で、でもこの服……そういうことですよね?」

千台「ふぅん、そのスカート綺麗だな、……どうせすぐ脱がすけど」

あなた「なっ?!」

千台「俺とのデートを想像して精一杯オシャレしてきたんだろ? いいね、可愛い。そういう君を見たかっただけだ。深い意味はないから安心しろ」

あなた「ちょっ」※遮られる


※下駄で走ってくる義姉

義姉「宗くん! もー帰ってくるならちょっと前に連絡しなって言ったでしょ! 車の音が聞こえたから急いで出てきちゃったじゃない!」

千台「あーそうでしたっけ。忘れてました」(少し適当に)

義姉「その言い方……絶対わざとよ。わーざーと!……あら」

あなた「先生、お久しぶりです」

義姉「あ~~あなただったのね~~?宗くんをポチにした女の子は!」

あなた「ぽ、ぽち……ですか?」

千台「義姉さん、あんまり変なこと言わないでくださいよ」


@玄関 ※靴を脱ぎながら

義姉「変なことぉ? ただの事実じゃない。ほら入って入って! お茶入れるから! 宗くん! 案内してあげるのよ!」

千台「わかってますよ。まったく……変わらないなこの人は……」


@廊下→居間

あなた「ふふ、宗くんって呼ばれてるんですね?」

千台「最初は宗ちゃんだった。さすがに辞めてほしいと言って今のに落ち着いたんだ。本当はそれも勘弁してほしいんだけどな……」

あなた「ちょっと可愛いです、宗くん」

千台「……へえ?」(ニヤリとして)

あなた「え?」(ニヤッとしたのを見て嫌な予感)

義姉「なあに何の話~? あ、そこに座って? はい、これ。抹茶なんてお稽古で山程飲むでしょう? だから今日は麦茶! たまにはいいわよね~?」

あなた「あ、ありがとうございます!すみません、お子さんもまだ小さいのに……」

義姉「いいのよ、私があなたに会いたかったんだから! それに今は旦那が面倒みてくれてるから大丈夫よ」

千台「兄さんもいるんですか?」

義姉「ううん、外に追い出したわ。今頃公園で砂まみれよ、ふふ」

千台「家元が砂まみれね……」


義姉「今も教室続けてるのよね? 宗くんのお手伝いって感じだったかしら」

あなた「はい。少しずつですが教える側として学んでいるところです」

義姉「そうなのね。宗くんが茶道教室の講師を続けたいって言ったときには私びっくりしたのよ。最初はすごい嫌がってて、私が無理やりやらせてたから」

あなた「ああ……それであんなことを」(小さな声で納得したように)

千台「……(小さく咳払い)」

義姉「なにがあったのかと思ったら恋人ができたっていうからも~ほんとに腰が抜けちゃって!で、どうやって手懐けたの?」

あなた「てっ?!」

千台「義姉さん?」(少したしなめるように)

義姉「やだ、言い方が良くなかった?(ニヤニヤしながら)宗くんはね、私がここに嫁いだときなんてツンツンしてて、こりゃ彼女なんて到底できないだろうな~と思ってたのよ!

ちょっとは刺激になるかと思って、私の代わりに講師をやらせたんだけどこの性格だから毎日文句ばっかりで」

あなた「そうだったんですね」

義姉「でも暫くしてから様子が変わったの。優秀なやつがいるとか言って、ずっとその子の話ばかり。終いにはその子をお茶会に連れていきたいから期間を延ばしてほしいって言い出して!」

千台「……はあ」(ため息)

義姉「野犬みたいに警戒ばかりしていた宗くんが一瞬にして飼い犬のポチになったってわけ! 私も旦那もどうやってあの宗悟を手懐けたんだ?ってずっとその話ばかりしてるのよ。ね、教えて? ちょっとでいいから! ね?」

あなた「えっと……」(困ったように)

千台「そこまで。義姉さん、あまり困らせないでください。もう連れてきませんよ」

義姉「ああん、それは困るわね! じゃ続きはまた今度ってことで。アレ、持っていくんでしょう?」

千台「はい。奥の部屋にありますよね。一度着てみます」

義姉「ふふ、絶対に似合うわ。終わったらきっと私にも見せてちょうだいね?」

千台「おいで」※立って歩いていく

あなた「は、はい!」※追いかける


@和室

あなた「あの、アレっていうのは?」

千台「言っただろ、用があるって。これだよ」

あなた「わぁ……素敵な着物……」

千台「君にあげようとおもってね」

あなた「えっ、そ、そんないただけません」

千台「言うと思った。俺が選んだ着物が着られないのか?」

あなた「千台さんが選んでくださったんですか……?」

千台「俺が信頼してる呉服屋で仕立ててもらった」

あなた「仕立てて……?え、でもどうやって」

千台「どうやって身体のサイズを測ったか、か? ふっ、教えてやってもいいが……」

あなた「い、いいです!!知らないままでいいです!!」

千台「なんだ、残念。……ま、それは置いておいて、どうだ? 着てみないか?」

あなた「はい、勿論」

千台「そうか。(微笑み→)……じゃ脱いで(すこし意地悪そうに)」

あなた「へっ」

千台「着るんだろ? 脱がなきゃ着られない」

あなた「そ、それでどうせすぐ脱がすとかなんとか……!」

千台「君が自分で脱がないなら俺が脱がして……」

あなた「じじ自分で脱ぎます!! 千台さんは向こう見ててください!!」

千台「わかったよ……肌着まで着たら言えよ?」


あなた「……着ました」

千台「よし。じゃ、ここをもって……離すなよ?」

↓※顔を近くで

あなた「……っ……」(近いので緊張して息を呑む)

千台「なんだ、まだ緊張してるのか。いい加減に慣れてもいいと思うけど」

あなた「だ、だって、近い……」(少し小声で)

千台「なにが?」

あなた「か、顔が……ちか……」(少し小声で)

千台「誰の?」

あなた「せ、んだい……さ……」(少し小声で)

千台「宗悟」

あなた「え……?」」(少し小声で)

千台「宗悟、千台さんじゃなくて」

あなた「そ、そんな急に」

千台「宗くんは言えるんだろ?」

あなた「それは……!」

千台「ほら、……はやく」

あなた「そ……そ……」

千台「……そ?」

あなた「そ……うう……」

千台「ん?」


義姉「そこまで!」※ふすまを勢いよく開ける

あなた「ひゃああ!」

千台「……邪魔しないでもらえますか義姉さん」

義姉「そういうのは別のとこでやってもらえます~? ってちょっとぉ全然着てないじゃない! ほんっと宗くんったら……はい! ほら私が着付けるから出てった出てった!!」

千台「まったく……次は逃さないからな」

※でていってふすまを閉める

義姉「あれは……ポチではない、かも?」(困り顔で笑う)

あなた「ううう~……」


@千台家前と車の中

義姉「それじゃね! またいつでも遊びにきて!」

あなた「はい! ありがとうございました! お体には気をつけて…!」


@車の中

千台「随分と盛り上がってたみたいだな?」

あなた「はい! いろんな着物を見せていただいてとても楽しかったです!」

千台「ふうん」

あなた「……あれ、なんか拗ねてます?」

千台「別に」

あなた「千台さんもお話に入りたかったんですか?」

千台「別に?」

あなた「着物、似合ってました?」

千台「……俺が、選んだんだぞ。良いに決まってるだろう」

あなた「ふふ、そうですね」


あなた「今日、帰りたくないって言ったらどうします? 宗悟さん」

千台「っ、(小さくたじろぐ)……今それを言うのか、君は」

あなた「だめ、でした?」

千台「……俺は忠犬じゃないから、待てはできないぞ」

あなた「……知ってます」

千台「……はあ(ため息)、素直すぎるのも困ったものだな」


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