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1部 12芒星魔方陣 編  12章 破壊される街 1話

「何が有るかなー」

 真紗美は楽しそうに歩いている。それも私と手を繋いで・・・。

「はぁ」

 真紗美はとても親切だけどやたらスキンシップが多いのが玉に瑕だ。

 プラザタウンのアーケードに入った。

「それで、何処へ行くの?」

「プラザタウンよ」

 私の質問に真紗美は返した。

「プラザタウンの何処へ行くの?」

「んー、とりあえずダイアモンドダクトかな、あ!」

「どうしたの?」

 私は真紗美の方を見た。

「あれ、可愛いー、ちょっと見て良い?」

「うん」

 真紗美はアーケードに入って直ぐのショーケースへ寄った。普段パンツルックの真紗美はやはりレディースジーンズのに入った。

「どお?これ可愛くない?」

「まあちゃん、そんなのとよく似たの持ってるじゃない」

「アレはストレッチパンツでしょ、こっちはスキニーよ」

「何処が違うの?」

 さすがに私は分からない。私はどっちかと言うとスカート派だから。

「違うよー、浩ちゃんも一枚くらいこういうの持ってると良いんじゃない?」

「私は、良いよー」

 真紗美はさらにその店の奥に入って。

「浩ちゃん、これよこれ、浩ちゃんに似合うよ」

 真紗美はピンクのハーフパンツを取り出し私に見せた。

「これ?」

「そうよ、浩ちゃんに似合うよーこれは」

 随分と熱心に勧める。私は「そう?」と言って試着してみる事にした。何故か今日は前に多香子達と一緒に魔法アイテムを買いに行ったOz・Roseに着た時と同じ赤と黒のチェックのスカートにサスペンダーを垂らし白と黒のボーダーのニーソと黒のシャツに白のデニムを着ている。

「どうかな?」

「似合う似合う、これだったら着合わせだけよ」

「でもこれに合う服、持ってないわよ」

 私は否定的な感想を言った。

「ちょっとジャンパー脱いでみて」

 真紗美に言われるがまま私はジャンパーを脱いだ。

「ほらー、よく似合うじゃん」

「よく似合ってますよー」

 いつの間にか店員さんが来て一緒になって褒めた。

「そう?」

 あんまりみんなが似合う似合うって言う物だからちょっと嬉しくなった。

「じゃあ、これ買おうかな?」

 私は元の服に着替えて試着したパンツの値札を見た。

「9800円?結構安い!」

「そりゃそうでしょ?そうで無いと誰も買わないよ」

 真紗美は自分が作った訳でも無いのに自慢げに言った。値段は今の日本ではインフレに成っていて物価は戦前のおよそ10倍になっている。

 会計を済ませ紙袋を持ってダイアモンドダクトへ入った。

「所で、浩ちゃんさっきのズボンだけど、ストレッチ入ってたよね?」

「うん」

 多香子の質問に私は返した。

「パンツ持ってる?」

「へ?パンツ?」

「下着よ、下着のパンツ!」

「パンツなら持ってるけど?」

「そうじゃなくて、さっきのズボンに合うパンツよ」

「ズボンに合うパンツって何よ?」

「普通にショーツの上にあのズボン履くとパンツのラインが見えるじゃない」

「そうなの?」

「そうよ、だから私みたいなの履かないと」

 と真紗美は私にお尻を突き出して見せた。真紗美のお尻はパンツに有る斜めのラインが浮き出ていない。

「履いてないの?」

「履いてるわよ!」

 そう言ってズボンの釦を一つ外し私に下着を覗かせた。

「本当ね、どういうの履いてるの」

「ボクサーシームレスじゃないと下着が映るのよ」

「なるほどー」

 私はわざと知らない振りをして返事をした。

「それかTバック」

 真紗美は意地悪そうに言った。

「Tバックってビッチじゃ有るまいし」

「そうでも無いよ、それが一番ズボンでパンツのラインが映らないから良いのよ」

「でも、それって」

「ほら、早くどっちか選びなさいよ、お勧めはT・・・テッ!」

 真紗美に最後まで言わせまいと真紗美の頭を軽く叩いた。でもそれも確かにそうだと思う。私は多香子が言った下着を2枚買った。もちろんTじゃない方の・・・。

「で、結局私ばかりが買い物してるけど、まあちゃんは何も買わないの?」

「そうねー、何が欲しいかと言うとチュニックかな、これからの季節に合う物が小さくなって」

「まだ大きくなったの?」

 私はまだ多香子の身長が伸びたのかと思って聞いた。

「そう、また胸のサイズが大きくなって」

「え?胸?」

「何処だと思ったの?」

「私はてっきり身長かと」

「もう15歳で身長がこれ以上伸びる事なんて無いでしょ、でも最近ブラがきつくなってきて」

「まあちゃんって確か」

「Eはもう小さいかもFにしないと」

「うっ」

 私は自然と自分の胸に目を遣った。私なんて・・・。

「そんな事言うのはこのおっぱいか!」

 私は真紗美の胸を鷲掴みした。

「キャッ、ちょっと、ゴメンって」

 真紗美は慌てて私の手首を掴み苦笑いしながら返した。

 真紗美はプラジャーを3枚買ったちなみにフロントフック。カップサイズが大きくなるとショルダーフックは付けづらいらしい、私には関係の無い悩みだけど。


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