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私の秘密
どんなに願っても会えない
でも、奇跡がおきるとしたら
「んっ…」
カチッ
いつも通りの朝
シャッ
「今日もいい天気」
私は恵崎華菜
高校二年生
ごく普通の見た目で、違うことといえば
二次元大好き
そう、二次オタということ
部屋中グッズだらけ
ありとあらゆるグッズが飾られている
ガチ勢である
二次オタということだけで、いじめられたこともあった
でも誰に何と言われたって、私は二次元が好き
「たとえ、会えなくても…」
「おーい、かーなー」
バタバタ
「おっ、お待たせ」
「凄いね、気合いバッチリって感じ」
「ちゃんと相応しい格好しないとね」
「ほんと好きだね、慎様」
この子は大親友のユリ
小さい頃から一緒で、好きになることも同じ
だから今だって
「私もシロヤ様に合うようにイメージカラーで揃えたよ!」
「ユリだってバッチリじゃん!」




