竜の聖地
◇オルグス大迷宮・40層◇
「よしッ!出来た!」
『3日もかかりやがって』
『は?前人未到の領域に片足突っ込んだ偉人なんですけど?知らんけど』
多分初めてだよな?遠隔錬成って…これで違ったらクソ恥ずいんじゃ?人類がそこまで発展していないことを祈るよ。
「遠隔の錬成ってどうやってるの?原理とかあるのかな?」
「聞いちゃう?それ聞いちゃう?原理は空気を物と捉えてそれを錬成、そしてその錬成反応を次の空気に連鎖させて──」
『チッ、また始まったのかよ』
その後も蓮兎の話は続くがそれはまた別のお話だ。
◇オルグス大迷宮・41層◇
「特に変わって無いな」
「普通に樹海って感じだね〜」
「少しは見た目変わると思ったんだがな」
48層までは適当に攻略で良いかな?祠は48の途中にあるらしいし…敵は変わってるのかな?そこら辺も探すかぁ!
「なぁ蓮兎、あそこに飛んでるのって何だ?」
「ん?そんなに驚くのあったか──」
快の言葉を聞きそちらを向くと空は俺のものだと言わんばかりにしている植物の竜が飛翔していた。
「あれ殺せるかな」
「…初めて言うのがそれ?サイコパスか何かかよ」
「人をサイコパス呼ばわりするのは良く無いぞ?」
「…そうだな」
人をサイコパスと言うのは良く無いからな。俺はサイコパスじゃ無くて純粋な疑問だし、破壊不可オブジェクトとかあるじゃん?あれが人類が到達できなかった領域なのか…超えられるか楽しみだ!
「空間把握」
兎に角情報確認からだよな、戦いで大切なのは情報、嘘、隠し技だからな!まぁ自論だけどね。格上にも対抗できる手段は大事だし!まぁ現実逃避はやめて…
「ドラゴン大量にいるんだが?」
「ドラゴンの巣とかそんなのなのかな?確かにさっきから咆哮が聞こえて──」
「グルォォォォ!」
竜かぁ…竜って美味しいとか良く異世界物だと定番だよなぁ!強いスキルも持ってそうだし…あれ?これボーナスタイム?実は天国だったりするのか?
『ドラゴンは美味いんだよな〜、ドラゴンの血もゲットできるかもな?鱗とか武器にも使えそうだし』
「よしここは天国だな、拠点を早急に作って俺は暴れてくるッ!」
最近モチベが皆無なんだけど?何故だ…




