59話 錬金術師の本業
空気を錬成しそれを連鎖させる……
イメージはできても実際には出来ないな、何かもっと具体的なイメージが必要なのか?
それとも普通に錬成の練度なのか……
『空気を錬成とかしてるやつ見たこと無いぞ? 本当にできるのかよ』
『知らん、理解の部分は出来てると思うんだが具体的なイメージと練度が問題だ』
何か獲得できるスキルに使えそうなのは無いのか?
スキルポイントも少しはあるし何か錬成に関わりがありそうなスキルは──
名前 創造
効果 創造に補正がかかる
名前 作製
効果 作製に補正がかかる
名前 鍛治術
効果 武具作成に補正がかかる
厳選したけどぱっと見はこんな感じのスキル達か……
効果が補正がかかる!しか書いてないから具体的には分からないが多分おそらく絶対に錬成に関係はするだろう。
「でも全部獲るとスキルポイントがなぁ……」
現在のスキルポイントは2400!
これくらいあれば1つのスキルをBに上げる程度は可能だろう。
だが3つとなるとDランクくらいになってしまう…どっちが効率いいんだ?質か量か……
『創造をBまで上げて後の2つはFランクで運用すれば良いんじゃないか? 熟練度でもランクが上がるし』
『そうするか〜』
ーーピッ
スキル 創造 を獲得しました。
スキル 作製 を獲得しました。
スキル 鍛治術 を獲得しました。
さて、これで何が変わったのかな?
さっきまで出来なかった空気を物と捉えて範囲を指定するのは出来るのか!
「錬成」
ーービリリッ
青白い輝きが覆い錬成が開始される。
空気を物と捉えて範囲を指定すると言う蓮兎のイメージ通りにできたかと言うと──
「多分できてる? のかな」
空気だから目に見えなくて完成してるか分からない……でも多分できてそう!
錬成の光があったし!
後はこの錬成から伝播させるって点か、これが出来れば遠距離錬成が可能になるぞ〜、楽しみだ!
『それは良いがあんま俺の邪魔すんなよ? 不愉快』
『酷くないか少しは手伝ってくれよ』
『手伝うなんてできるはず──いや待てよ? もしかしたら仮初の肉体なら顕現できるんじゃ…?』
『え、何お前ついてくんの?』
暴食がついてくるなら便利だけど……それ以上に面倒そうだな……
『いや流石に無理だった、もう少し階層を重ねて封印が弱まればもしかしたら……?』
『んまぁのんびり頑張るさ』
『大罪に殺される未来が見えるな』
『不安だからやめてね? 割とガチで』




