事件からの怒号
201X年 7月 1X日 男子高校生が虐めで自殺。生徒証言と学校側、食い違い。
今日もまたどこかで虐めに苦しんで人生に終わりを迎えた人がいた。
高校2年生 源 隼は暗がりの部屋の中、ニュースを見ていた。
「また自殺か…。」
隼はTVの電源を切り、部屋の片隅にひっそりと置かれたPCの前に座った。
静寂に包まれた部屋にはキーボードを叩く音だけが聞こえた。
200X年 7歳の隼は明るい少年であった。
体育会系のクラブ活動への入団。
運動することが好きで外に出ることが好きだった。
それでいてとても暗い少年であった。
隼には1つ年上の兄がいたが、兄は生まれ持ちの喘息により
たびたび入院することがあり一緒にいる時間が少なかった。
親が付っきり看病をしていたので家に居らず孤独になることも多かった。
そんな孤独からか誰かを傷つけることにより構ってもらった。構ってほしかった。
同級生の大久保君。彼はとても穏やかで、ぼーっとした性格であった。
そんな彼に隼は虐めをしていた。
「ははっ、お前僕より弱いな~。」
隼は抵抗しない彼に殴る、蹴るの暴行を繰り返していた。
先生が見ている前ではいい子にしていながらも、彼を仲間外れにしていた。
「ねぇ、僕も仲間に入れてよ?」
「隼君、今日は何するの?」
「明日も遊んでね?」
大久保君は虐めをする隼にいつも優しく声をかけていた。
そんな彼を隼はいつしか彼を友達だと思い始めた。
「大久保ー、遊ぼー。」
「なぁ、大久保ー。」
「大久保、明日僕の家で遊ぼー。」
隼は虐めをするのをやめた。
自分が虐めをしていたか、相手がどう思っていた、このとき隼はまだ知らなかった。
あるとき大久保君が他クラスの男の子に暴力を受けたと聞きつけて
許せなくなり、隼は大久保君を殴った男の子に
「もう絶対、大久保を虐めるなよ!」と怒鳴った。
それから隼は変わった。虐めをする人を許せない。
不確かだがそう思えてきた。
201X年 隼は大久保君とのことを、虐めへの怒りを思い出していた。
「なんで、どうして…俺は…なんで、なんでだよ!!?」
ドンっ!
静寂で鳴ったのは怒りで我を失った隼の拳が机を叩く音だった。
語彙力や文章力はまったくありませんので好まれない方はほかの方の素晴らしい作品をお読みください。申し訳ございません。




