86話『妄想恋人VS実物恋人』
「兄さん、ところであいつらに私たちはどう立ち向かうの? 我々は本当の恋人を見るとその場で吐血して失禁して脱糞して蕁麻疹が出て吐き気、嘔吐その後体の水分が抜けて脱水症状が起きて肢体が腐り落ちてそのまま一時的に死に絶えるんだけど?」
「本当に俺たちってどうやってここまで生きて来れたんだろうかという設定だよな、だがな俺はリア充を見ても大丈夫だ! 安心しろ!」
それを聞いてメリイリーは
「そういえば最初の戦いでも兄さんだけは大丈夫だったよね、私は人知れず一度死んだけど」
すると、サターテは
「ここに俺の恋人がいるんだ」
と言って何もないところに指を指した。
「?? 兄さん? そこには誰……は!!」
メリイリーは気づいたように
「ああ!! いるさそこに!! 私にもここに恋人がいるんだ!」
メリイリーも同じく何もないところに指を指した。
「ああ! いるな! かっこいい恋人じゃないか!!」
「兄さんも! 素敵な恋人もってるうう!!」
それを見ていたサリーナは
「なるほど、妄想で恋人を作りその場で適応するのか、さすがは我が子たち、これならリア充界でも何も問題はなさそうだな、期待しているぞサターテ、メリイリー、お前たちは新たな希望だ!」
サリーナは後のことを全て子供に任せた。
「さてと、私は悪魔界の会議に出席しないといけない、お前たちが成功すれば、天界を掌握できる可能性がぐんと上がる、そのための布石だ」
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「近い」
「分かるの?」
男女のメリアズとヘルメールはお互いに手を取り合っていた。
「ああ、分かる、もうすぐ来るぞ、準備しろ」
「本当に大丈夫? 逃げるのも手だと思うよ」
するとメリアズは
「分かるだろう? このままだと他の恋愛神が殺されるかもしれないんだ、止めるしかないんだ、僕たちが、僕たちの子の手で!」
そう言って2人はキスを
交わせなかった。
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!
メリアズとヘルメールの地面に亀裂が入った。
「!! ヘルメール!!」
「メリアズ!!」
そのまま2人は離れ離れになった。
「そんな!! そこにいるのでしょう!!」
「女をいじめるのは趣味なんだよ、……今普通は趣味じゃないと言うかと思ったかい? 残念趣味です!! 楽しいのです!」
「……想像通り腐れ外道のようね」
そこにサターテが現れた。
「瞬殺してやるからかかってこいよ、否、瞬殺するために俺がかかってきてやろうか? 選考がいいなら……おっと!!」
喋り終わる前にヘルメールは攻撃をした。
「おやおや、神様がこんな卑怯なこと、罪ではないかね?」
「黙れ! お前たちのようなものに罪と言われる筋合いはない!!」
「神が外道!! 不祥事者だあああ!! ドン引きなんですけど~」
サターテは笑いながら言った。
「かかってこいよ、俺の恋人は貴様らなんかに負けねえからな!!」
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「さーて、私たちも殺し合いましょう! まさか? 女性1人を男性が力づくで襲うつもりですか? きゃあー!! レイプされる――!!」
メリイリーはコケにしながら悲鳴を上げた。
「レイプはしないが、確かに僕は君を殺すよ、例え君が女の子でも」
「うわー、カッコつけ-」
ドン引きしたメリイリーは冷めた目で見ていた。




