65話『他の部位』
「さてと、たまたまとはいえ体の一部を見つけたことだし、本格的に探そうか」
「いや、遅せえよ、あれからもう1ヶ月経ってるんだけど、何でエクソシスト任せでお前はネトゲに夢中なんだよ、本格的になるのはもっと早くしろよ、腕見つけてくれたからってお前の股間が一番厄介なんだからな」
とディビーは見下しながら言った。
「やだ、俺の股間が一番厄介なんて、あの時の夜のことを思い出すじゃない?」
とサターテは口を押えながら照れた。
「よし、こいつを殺せば万事解決しそうな気がするな、初代悪魔を何とかしたらみんなで殺そう」
と聖剣を構えて出かけようとした。
「いやいや、冗談だってジョークだよ、さあ、頑張ろうぜ、俺の股間も待ってることだし、竿をしごくのは俺だ!」
と手を握りながら上下に振った。
「ふざけないで頑張ってくださいね」
とマアリも励ました。
「お姉ちゃん、甘やかしたら駄目だよ、少しは見下さなきゃ」
とディビーは注意を促した。
「見下すのはあまり良くないと思うけど」
と煮え切らない様子で言った。
「そうだぞ、ディビー汚い言葉を言うんじゃねえよ、どこぞのビッチかお前は?」
「うん、てめえの方が言葉汚いからね、そこは忘れないでね」
と笑顔で言った。
「しょうがねえだろ、あの時の戦いで俺はダメージを負ったんだから、それを休むのに必要なことなんだよ、1ヶ月のニート生活は」
「いや、お前何にもしてないどころか、人の怒り煽って差別してただけって来たぞ、ほとんどヘルブブがやってたって聞いたよ」
とディビーは事実を言った。
「まあ、いいじゃねえかたまには休みが欲しいさ、色々あったっちゃあったでしょ?」
「まあそうだけど」
するとサターテのスマホが着信した。
「俺だ、そうか、分かった今からそっちに向かう」
「?? これから行くのでは?」
とディビーは呆れながら言った。
「まあそう呆れるな、別にただ遊んでたんじゃねえ、俺はこの時のために力を貯めてただけだ、おかげで魔力も充電満タンだ、これなら今までと同じ強さで戦える」
「そうかよ、で、どこに電話してたの?」
「埜羅んとこだけど」
「? 誰それ?」
「確かヤクザさんでしたっけ?」
「!!」
ディビーは驚きながら
「え、お姉ちゃん? どういうこと? いつの間に知り合ったの? ヤクザと? まさかお前、闇金に手を出してお姉ちゃんに!!」
するとマアリは
「えっと、サターテ君の契約者らしいんだけど?」
「ならよし」
ディビーは納得した。




