52話『食事』
「え、俺とご飯を食べたい? でも仕事が、後明日日本に行く用意があるんだけど」
「そっそうよね、ごめんね……」
サリーナは悲しそうな顔をして歩いて行ってしまった。
「……」
「え、お母さんと久しぶりに食事しに行きたい? 別にいいけど」
「え、いいの?」
ディビーは言った。
「そりゃあね、久しぶりにお母さんと会ったんでしょ? ご飯蔵一緒に言って奢ったら?」
「いや、さすがに金がないんだけど」
それを聞いてディビーは申し訳なさそうに
「まあ、確かにいきなり私が連れてきたようなものだからお金がなくても仕方ないか……ほれ、これを使って奢っときな」
「え、何それ、超かっこいい」
サターテはディビーがイケメンに見えた。
「イケメン言うな、美人でかっこいい美少女と言え」
「20代で美……」
「なんか言った?」
「何でもありません」
遮られてサターテは言わなかったことにした。
「ったく、今日と明日は仕事はもういいよ、行ってきな!」
「ありがとうよ、愛してるぜディビー!」
「そうか」
ディビーはスルーした。
「え!! いいの!!」
「うん、お金がなかったからディビーにたんまり貰ったから奢るよ」
「良いのよ別に!! 私に奢らせて! いいえ、養わせて!!」
「おっおおう、さすが母様だ」
サターテは苦笑した。
「というわけで奢ってもらうことになりました」
「……まあ、仕方ないッちゃ仕方ないね」
そう言って2人はご飯に言った。
「親子って不思議ですね、隊長」
「ま、そうなのかな」
そう言ってディビーはペンダントを見た。
「私も母さんと父さんがいたら姉さんとあんな感じだったのかな……」
「隊長……」
ディビーは少し羨ましそうに見ていた。
「で! 何食べる!」
「この国は何があるんだろうな」
そう言って適当な飯屋に入った。
そして1時間後出てきた。
「うん、うまかったな」
「そうね~!!」
嬉しそうにしながらサリーナは言った。
「じいちゃん元気?」
「元気元気! ビンビンしてる!!」
「!! ビンビン!!」
サターテは引きながら答えた。
「引かないでよ、確かに私のお母さんと励んでるけどいいじゃない! 愛ってそう言う者よ」
「マジか! そういうものなのか!!」
サターテは理解が大変なことになった。
「おう、お母さんとの食事どうだった!」
「おいしかった楽しかった」
「一言か」
サリーナは嬉しそうに
「気を遣ってくれてありがとうございます、ディビーさん」
「え、そっそんなことないですよ」
「お礼に膝枕しますよ」
「え、ああ、そうですか……」
ディビーは少し気まずそうに膝枕をしてもらった。
「疲れてるのね~ゆっくりお休み~」
そう言ってサリーナはディビーの頭を撫でた。
(なんだか落ち着く、自分のお母さんではないけどなんだか落ち着くな~)
そう思った時少し涙を流していた。
そしてそのまま眠ってしまった。
「隊長……」
「おお、嬉しそう」
「喜んでもらって良かった」
そう言ってサリーナは嬉しそうにした。




