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サタンのダメ息子  作者: 糖来 入吐
悪魔の契約者編
42/106

42話『呪われている村』

ディビーは仕事の出張としてある村に来ていた。


「へえ、ここで悪魔が出てきて200年間苦しめられているのか、大丈夫なの? 何で全滅しなかったの?」

「それは悪魔たちに娘を引き渡せばどうもしないと言われて差し出すしかなかったのです、しかし奴らは約束を破り数人は殺したり攫ったりします、しかし差し出さないと村を壊滅まで追い込もうとするのでしぶしぶ聞かざる負えないのです」


ディビーはお爺さんと話していた。

そのおじいさんは今にも泣きそうに言ってた。


「で、今度はあなたの娘さんですか」

「はい……前々からお金を貯めてあなたたちを雇うことを考えていたのですが、やっと貯まったのです、しかしこれまでに……これまでに……うううっ」


お爺さんは涙を流した。


「まあ、私の部隊も出来る限りのことはしますので、ご安心ください、私たちは一応は悪魔狩りのプロですから」

(まあ、サターテとかいう魔王の息子ぐらいの強い悪魔だと無理だけど……)


ディビーは心の中で思った。


「まあ、最終兵器もありますから大丈夫ですよ」

「ほっ本当ですか!」


お爺さんは嬉しそうに笑顔を見せた。

すると一人の部下が


「ディビー隊長、まさかあなたが言っていた契約した悪魔の召喚する気ですか……危険ですよ」

「まあ、えらいことする奴だけど監視してたら大丈夫だろうし」

「それならいいんでけど」


部下はディビーを信じて黙った。


「心配ありがとう、ユリー」

「ディビーさん」


ユリーは顔を真っ赤にした。


(うーん、この子やっぱりそっちの気があるのかな)


と思いディビーは少し笑った。

そうこうしている間に村に着いた。


「村長! その方たちが!!」

「ああ、そうだ! エクソシスト様たちだ!」

『様!!』


部隊はディビーと共に驚いた。


「どうしようか、予想以上に期待大みたいだ、失敗できないな、まあ失敗したら死んじゃうんだけど」

「ディビー隊長、本当に大丈夫ですよね? 扱えるんでしょうねあの悪魔」

「おいしつこいぞ、私も聞いたんだからあまり同じ質問を聞くな、それにさっき私が話したろうが」


ユリーは一人の部下の男に言った。


「しかし、ユリー副隊長!」

「大丈夫、って言ってんだろうが!」


ユリーのキレ顔に男は黙った。


「じゃあとりあえず村長以外にも話を聞かせて頂きますね」

「あ、はい分かりました」


そうして他の村の人たちから話を聞いた。


話しによると、200年前に悪魔たちがいきなり現れ村を襲うらしい、それ以前は遺跡にある聖書の力で悪魔は完全に力を失い出てくることもなかったのにということでその遺跡に何かあったのではと思い、200年前から挑戦する戦士がいたがあっけなく悪魔たちに殺されてしまう、そして一年周期に女を数人差し出さなければ村を滅ぼそうとする、そのため村の娘を差し出したら危害を加えないと言い最小限の犠牲を行うしかなかった。しかし悪魔は約束を破りたまに数人の村人を殺している。そのため村人も差し出さないと今度は本当に村を滅ぼそうとするので仕方なく差し出すことを続けざる負えないようになった。

今回の依頼は村から離れた遺跡200年以前は祈りを捧げていた場所の中に入り原因を突き止めることになった。


「あなたたちには聖書の無事とそして悪魔が出てくる原因を突き止めて欲しいんです」

「分かりました、あなたたちの村を救って見せます」

『ありがとうございます』


村人は嬉しそうに言った。


「我が孫娘に案内の方をさせます」

「よっよろしくお願いします」

「うん、よろしくね」


ディビーは女の子に笑顔で言った。


「すまないな、我が孫よ、お前を危険な目にあわせて」


村長は泣きながら言った。

女の子は


「ううん、いいよ、だってエクソシストさんが負けたらどうせ私が差し出されるんだから犠牲が私だけでよかったよ」


それを聞いて村長は泣きながら


「本当に……すまない……お前のお母さんも差し出さなければならなかったのだから、本当にすまない」


と涙を流しながら言った。


「ディビーさん、孫を頼みました」

「はい、任せてください」


そう言ってディビーは孫娘に名前を聞いた。


「お名前教えてくれるかな」

「ハル―って言います」

「ハル―ちゃんか、案内お願いね」


ハル―は笑顔で


「はい!」


と言った。


「ああ、なんて素敵な人でしょうかディビー隊長は」


高揚しながらユリーは眺めていた。

他の部下が苦笑しながらユリーを見ていた。


「では行ってきます、じゃあハル―ちゃん、行こうか」

「はい、任せてください!」


そうして移籍へと向おうとした時、


「ウハハハハハハハハハハ! 村人共エクソシストを雇うとは愚かなああ!!」


一匹の悪魔が現れて、ディビーを襲った。


「ディビーさん!!」


ハル―が叫ぶと

ディビーは聖剣を取り出して悪魔を斬り殺した。


「グハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

「全く、ここで躓いたら、エクソシストとして未熟でしょうに」

「すごい……」


ハル―は感動しながら眺めていた。


「村長この方たちならいけるのでは」

「ああ、期待できそうだ」


村人の期待が一気に高まった。


「はああ、しゅごい」

「ユリー副隊長……大丈夫ですか」

「らいじょうぶ……」

「そっそうですか……」


男が顔を引きつりながら言った。

他の部隊の者も苦笑していた。


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