20話『色欲』
サターテは今日は外でアニメグッズを買っていた。
「また来てるとかないよな、連続で来られても困るんだよな」
サターテは大罪が来ることを予想はしていたが自分の予定は一切変えずにいた。
そして、大きな巨体の男が幼気な少女に迫っているのが分かった。
「ねえ、お嬢ちゃん、優しくするから僕に今からついておいで」
「やっ! 離して!!」
サターテはそれを見て呆れてため息をついた。
「まあ、様子見るか、いつものことだし」
サターテは黙って見ていた。
「良いからくるんだ! 生暖かいものを触らしてあげるから!」
「やめて! 離して! 嫌!!」
男は女のことを無理やり引っ張っていく。
「やめろ!! 嫌がってるだろ!!」
するとそこへ山地がやってきて止めに入った。
「なっ何だお前! 俺と彼女の愛を阻むつもりか!!」
そう言って巨体の男は殴り掛かったが、
逆に殴り掛かる勢いを利用され、柔道技であっさりと投げ飛ばされ気絶した。
「たく! そして、お前! サターテ! 見ていたのになぜ止めなかった!! お前に人としての情はないのか!! この屑!」
「あーあ、やっちゃった、しーらね」
それを聞いて山地は眉間にしわを寄せ睨むが、構わず女の子の方に行った。
「君大丈夫か? 怪我はないか?」
「お兄さん、何余計なことするんですか? ペッ!!」
女の子は痰を山地に吐きかけた。
「な!!」
「な、余計なことだろ」
サターテは呆れながら言った。
「どういうことだ、何でこんなことするんだ!」
山地は少し怒るように女の子に言ったが、
「アデモウスおひっさーーー!」
「おう、サターテじゃん、ひさー!」
「!? 知り合いか!」
サターテは笑いながら
「同級生」
と言った。
「な!!」
「全く、この私が全美貌を使って男を落してたってのに邪魔するなんて、バアアアアアアカ!!」
「お前! せっかく助けたのにそんな言い方はないんじゃないか!」
山地はアデモウスに対して怒ったが
「はあ、あれは落とすテクニックだし、余計なことすんなって偽善者が!」
「ははは、アデモウスぱねえ」
山地は状況が理解できていなかった。
「まあ、説明するとこいつはこの幼女姿を利用する腐れビッチだ、まあ俺もロリペタは正義だと思うがな」
「世の男とは幼女が好き、なぜなら法律に違反していると言う背徳的気持ちが入り、そして嫌がれば嫌がるほど男としての野生本能を呼び覚ます! つまり、幼女は最強! 無敵! そして、今の時代幼女であることはもはや人気絶頂! そう! 幼女こそがこの世界を制するのだ! 可愛いことが正義なのだからな!」
山地はそれを聞いて唖然とした。
「ふん、まあお前には分からんだろうな、まあ、人には色んな人生があるってことだ、こう見えて二十歳超えてるからな」
(本当は俺と同じ千歳は超えた年齢とはさすがに言えんな)
山地はそれを聞いて
「なら助けてとかいうなよ、他の人だって助けなきゃって思う人だっているだろうに」
「え、お前が初めてだけど? 何言ってんの?」
それを聞いて山地は
「世間はいったいどうなってるんだ!」
とやり切れない気持ちがあふれ出た。
「まあ、何がどうあれ、迷惑何でやめてもらえませんか」
「アデモウスさんマジパネエッス!!」
それを聞いてサターテは笑いながら言った。
「もう知らん!」
そう言って山地は言ってしまった。
「行っちゃったな」
「まあ、あいつタイプじゃないし、それにあんなに硬い奴嫌い! そ・れ・よ・り! サターテよお、あのホテルに行って運動しない?」
「断る! 俺は今から家に帰り弓子ちゃんとヤルンダ!!」
それを聞いてアデモウスは頬を膨らませ
「どうせエロゲーでしょ、全くこの二次コンが」
「フ、君にはわからんよ」
サターテは我が物顔で言った。
「わかるよ、君の家にあるエロゲーいくつか勝手に借りてやった事あるもん」
「おい、お前、なぜか無くなってるエロゲーがあって泣いてたのに、盗んだのお前かよ」
サターテは睨みながら言うと
「さあて、私はナンパにでも行こうかな」
「おい、聞けよ」
「ヤッ! 離して! お兄ちゃん! いけない、私たち血が繋がってるんだよ! それなのにホテルで俺の益荒男を入れるなんて酷い!」
「いや言ってないけど、もういいよじゃあな」
サターテは関わりたくないので家に帰った。
「全く、サターテは童貞だから素直じゃないな、どうせ処女がいいとか言い出すタイプか、結婚するまでやらないとか言い出すタイプだよきっと」
すると、
ピロリロリーン
『余計なお世話だ!』
とスマホから帰ってきた。
「聞こえてたか、まあいい私はナンパに行こう」
そう言って、アデモウスは人通りの少ない路地へと入って行った。
するとそこに、3人の男たちがやって来た。
「お嬢ちゃん、かわいいね、俺たちと言い事しない?」
「うひょ~、ロリペタとか大好き、成人させちゃうぞ」
「お兄ちゃんたちがしっかりリードしてあげるよ」
「いや、誰か助けて、お願い、誰か!!」
それを聞いて男たちは笑った。
そして、3人は下半身を丸出しにしてアデモウスの服を破り始めた。
「いやああああああああああああああああああああああああああああ!! やめてえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」
「君たち!! 何をしてるんだ!!」
「やべえ!! どうしてこんなところにポリ公が!」
「そんなことはいい!! ズラかるぞ!!」
そうして男たちは入り組んだ路地を抜けて行った。
そして、警察は男たちを追って言ってしまった。
そこに山地が現れて
「本当は怖かったんだろ、だったらもうあんなことを言うのはやめなさい!」
と言って叱った。
するとアデモウスは
「いや、そういうプレイなんですけど? 何でまた邪魔したんですか? 学習能力無いですね、引くわ~、この偽善者が!!」
とアデモウスが怒った。
「もういい、じゃあな男」
「おい! たく、なんて子だ」
山地は呆れながら言った。
そして、サターテは家でエロゲーをやっていると、
ピンポーン
「何だよ、あれで終わりじゃないのかよ」
と言ってドアを開けた。
「聞いてよサターテ、あの男マジしつこいんですけど~、マジ萎えるわ~」
「そんなロリ声でギャルみたいな喋り方やめてくれませんかね」
そう言ってアデモウスが家に入って行った。
そこへ、マアリが帰ってきた。
「ただいま~、今日はオムライスよ」
「おう、オムライスデリシャス」
「あ、お邪魔してます、色欲の罪アデモウスです、お姉さん、今日は寝かせませんよ」
アデモウスは誘惑するように言った。
「ごめんなさい、遊ぶのはまた今度にしましょうね、明日私仕事なの、ごめんなさいね」
「なっ何と、この女! 出来る!!」
「お前が思っている意味ではないけどな」
サターテは無視してエロゲーのエロシーンへと入った。
取り敢えずアデモウスは今日は止まった。
2人の貞操がとられないようにと考えたサターテに縛られた。
「もう、サターテ君はマニアック何だから」
「最初っから怪しかったけど、お前がオムライスに媚薬を入れようとしたのを見て確信したからかな」
そして、サターテは縛られたアデモウスと一緒寝た。
朝マアリが起きる前に縄を解いた。
「アデモウス起きてる? そろそろ魔界に変えたら?」
「うーん、そうする」
アデモウスは寝ぼけながら帰って行った。




