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サタンのダメ息子  作者: 糖来 入吐
愚かな人間共編
13/106

13話『またな』

ディビーはサターテに言った。

「いや、契約させたのは私だけど、いつまで糞ニートするの? 働く姿見せたほうがお姉ちゃんも惚れると思うよ」

とディビーはサターテに働くよう促す。

「大丈夫だ、今日は短期バイトする日だから」

「派遣会社にでも登録してたの? いつの間に」

するとサターテはスマホを取り出し、

「マアリが必要になるかもだから買ってくれて、それを使って見つけたから電話して登録した」

「私が買い物に行って帰ってきたらいなかったのはそういうことか、まあ、惚れら……」

「いや、惚れられるのもあるが、アニメグッズとフュギアとかは自分お金で買いたくてな」

そして、ディビーは思い出した。

(そういえば、こいつフュギアはお姉ちゃんの手伝いをして買ってたな)

「お前は、二次元に関してはプライドあるんだな」

「それがオタクだ」

そう言って出かける準備をする。

「2日間の時給千円の力仕事だ、まあ悪魔だし何とかなるだろう」

「頑張ってね、そうだ私4日後には帰るから」

「うん、まあもう一週間だしな、もうかなんか長いようで早いな」

するとディビーは笑いながら

「時間なんてそんなもんだよ、行ってら~」

「行ってきまーす」

そして、サターテバイトに行きディビーは部屋で一人になった。

「本当、長いようで短いなアオス」

サターテが振り払ったことでアオスが死んでしまった。

それからもう一週間が経とうとしている。

(アオス、私はあいつを最初憎んだよ)

そう思いディビーは

「でも、お前は話を聞かずに殺そうとしたしあれは事故だしサターテのせいではないことが分かってたからな」

と独り言のように言っていた。

「ま、悩んでいても仕方ない! 人生は続くんだからな! アオスのことは残念だがお姉ちゃんもいるし、私はお姉ちゃんを守りたい、今はサターテも協力してくれるって言ってるしあいつ屑ではあるがなかなか面白いし、悪魔にしてはだけど、よし買い物に行くか!」

そう自分に言い聞かせながらディビーは買い物に出かけた。

そしてメモに書かれていた材料を買って行った。

「今日は私が久しぶりに作ろう、お姉ちゃん喜ぶかな」

そして、ディビーは久しぶりに料理を作った。

「よし、お姉ちゃんの分と私の分とサターテの分出来たっと」

そして、先にサターテが帰ってきた。

「たらいまー」

「おう、お帰りニートよ、仕事はどうだった?」

サターテはムッとして

「ニートではないぞ!」

と怒る。

そして、サターテは少し言いにくそうに

「……あの、言えてなかったんだけどいい?」

「アオスの死体のことか?」

それを聞いてサターテは

「やはり分かってたか、別空間に隠してるんだけど持って帰る?」

それを聞いてディビーは

「うん、体は元に戻せる?」

「戻せるよ、いつ渡した方がいい?」

「帰る時でいいよ」

とディビーは優しく言った。

「あの、俺のせいで本当にごめんな」

申し訳なさそうに謝るサターテに

コツンとディビーはサターテの頭を叩いた。

「……はあ、もういいよ、お前のせいじゃないし、怒ってないよ」

「……うん」

ディビーは優しい顔で

「反省してるみたいだし大丈夫だよ、憎んでないと言ったら嘘になるけど」

「はっきりだな」

それを聞いてディビーは

「当たり前だろ」

と言う。

そして、あっという間にディビーがいる最後の日になった。

「まあ、あれだたまには帰って来るよ、明日帰るけどまた会えるからねお姉ちゃん」

「大丈夫よ、今日はディビーが帰るからごちそう作ってるからいっぱい食べてね」

「あれ、前もごちそうだったような?」

それを聞いてディビーは

「なら私とお姉ちゃんと食べるから、君は雑草でも食べてな」

とディビーはからかうように言う。

「いや! 食べる!」

と言ってフライングしようとして

「コラ! 頂きますしろ! バカ!」

と怒りじゃれ合う。

それを嬉しそうに見るマアリ

そして、次の日

「……じゃあね、グスッまた帰ってくるのよ、グスッ」

「お姉ちゃん泣かないでちゃんと帰って来るから」

「お仕事頑張ってね」

サターテとマアリにお別れをするディビー

そして泣いているマアリをディビーは励ます。

サターテは少しからかうように言う。

「そうだ、サターテちょっと物置まで来てくれる」

「何だ、ラスボスか?」

無視して物置まで行くディビー

「おい、ちょっとはツッコんでよ」

と言いながら物置まで行く。

「話は分かってるアオスの死体だろ、ちゃんと体は元に戻してるから出すね」

と言ってアオスの死体を別空間がから出す。

「転移っと」

と言ってディビーはアオスの死体を先に転移させた。

「お姉ちゃんに見せられないもんな」

「それもあるけど、別件もあるから」

サターテは不思議そうに聞く。

「別件って?」

「君と契約するよ」

「え、いいけど、マジで?」

と聞くサターテ

「もちろん魂の契約じゃないけど」

「さすがにそこではボケないよ」

そして、生贄を決定する。

「たまにごはん奢るかアニメグッズ買って」

「了解、池にはそれでいいな」

契約書をしっかり隅々まで見て名前を書くディビー

「信用ないな、そんな狡いことしないって」

「これは私の癖だから気にするな」

そして、マアリのところまで行った。

「用事は済んだの?」

それを聞いてディビーとサターテは

「「済んだ」」

と言った。

「じゃあまたね、お姉ちゃんサターテ、一緒にいた時間すごく楽しかったよ」

「またちゃんと帰ってきてね、うっうっ……」

「またな、楽しかったぜディビー!」

そしてディビーは帰って行った。

「帰っちゃったな」

「うっっ帰っちゃったよおおおおお」

泣き崩れるマアリを抱えて家に帰りその後滅茶苦茶慰めた。


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