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サタンのダメ息子  作者: 糖来 入吐
愚かな人間共編
12/106

12話『それでこそ』

サターテは調子が悪そうだった。

「ああ~、なんかやばい」

「どうしたの、旅行から帰ってきてからなんか変だよ」

ディビーはスマホを眺めながら聞いた。

「魔力かなり減ってさ~、調子悪いわあ」

「へえ、前の天使そんなに強かったの? 下級って自分で言ってなかった?」

するとサターテは

「前々から減ってたんだけど、問題なかったから放置しててさ、それで旅行の時の天使の時俺Tueeeeeeee! したくて魔力を調子に乗って出し過ぎた、それからだ」

「へえ、バカだなお前」

それを聞いてサターテは

「うん、バカだは俺」

と言い、そして立ち上がった。

「ちょっと外で、魔力回復してくるは」

「マジで、どうやって回復するか気になるから一緒に行っていい?」

それを聞いてサターテは

「暇なんだな、別にいいけど」

「そうだよ、暇なんだ、だから行く」

そしてサターテとディビーは外へと出かけた。

数分後

「それでどこへ行くの?」

「そうだな、まずはこの怪しげで人の通りがないとこかな」

と言って荒れた町に入った。

すると、

「あの……本当に薬くれるんでしょうね?」

「ああ、でもこれだけだからこの値段でなら売れるよ」

と薬を買おうとする女性とそれを売る怪しいお兄さん

「お願いです! やめてください! ああああああああああ!!」

「おいこいつの内臓全て売り捌くぞ! 手伝え!!」

「「へい!!」」

借金でヤクザに連れて行かれるお兄さん

「おじさ~ん、いい事してあげるからお金頂戴~」

「ああ、ああいいとも」

援交する女子高生と年老いたオッサン

「うわあ」

ディビーはドン引きしていた。

「ふ、これだよ、これがあると魔力の回復も早い」

「やっぱり人間の負の感情なんだね君のエネルギー源は」

するとサターテは

「悪魔としてのエネルギー源としてな」

「ということは一番の相性の合うエネルギーがあるの?」

するとサターテは

「ついてきて」

と言うのを聞いてディビーはついて行った。

「次はここだ」

するとここはスロットや競馬などがあった。

するとスロットを叩いている男がいた。

「くそ!! 返せええええええ!! 俺の金ええええええ!」

すると競馬場から

「しっかりろよ!! 俺の金を賭けてたってのによおおおおおお!! この糞馬があああああ!!」

お金を失い怒りに任せて泣き叫ぶ人たちがいた。

ディビーはふと気づいた。

「もしかして」

「そうだ、俺の罪は憤怒、だからこそ怒りが一番効率がいい、ああ~溜まっていくよ~俺の魔力が~」

サターテは気持ちよさそうに言った。

「もう、魔力は十分か?」

ディビーはなんとなく聞いてみた。

「まあだいぶ回復したが念のためにあそこにも行こうと思う、俺も憤怒したいし」

「? 君も憤怒したいって?」

ディビーは気になり聞いてみた。

「ディビーここからは君は隠れて見学してくれるかな?」

「? 別にいいけど、どうして?」

するとサターテは

「女性がいると俺が憤怒の対象になるからな、俺が憤怒できるために、しかもお前違うし」

「? なんかよく分からんのだがまあいいよ」

と言ってディビーは一応は納得した。

そして、サターテは1人で歩いてある場所に向かった。

ディビーも隠れながらサターテの後を追った。

「サターテ氏、今日も来たか、我らの集会に」

「君ほどの者が入ってくれてとても嬉しいよ」

「ありがとう、同志よ」

サターテは男たちと話しているようだ

「では行こう、同志サターテよ」

「うむ」

そうして廃墟の建物の中に入って行った。

「第26回非リア充怒りの会を開催する」

「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」」」

そこにいる者たちが叫んだ。

「そして、屋野間君は彼女が出来た!! 死にさらせえええええええええええええええ!」

「「「「「「死にさらせえええええええええええええええええええ!!」」」」」」

「うわあ、てか私は違うってそういうことかよ」

それを聞いてディビーはドン引きした。

「では、実際に出来なく想像だけで無駄になってしまうが話しをしようじゃないか」

「会長!!」

「何だ副会長!」

「こういうのはどうでしょう、リア充の片方が死に絶え片方が苦しむ姿!」

そしてそこにいた者たちが目を閉じた。

『きゃあああああああ! 哲也ああああああああああ!! 逝かないでええええええええ!!』

『里見いいいいいいいいいい!! 死ぬなあああああああああああ!!』

「うむ、いい光景だ! さすがだな、副会長」

「ありがたき幸せ」

ディビーはそれを聞いて呆れながら、

「こいつら何やってんだ……」

と言った。

「はい!」

「はい次! 童川君!」

「いい雰囲気のリア充の周りで雰囲気をぶち壊す何か! 各自好きな想像」

再び目を閉じ

*ここではサターテの想像のみになります。ご了承ください*

『今日はとっても楽し……』

『今日は、俺の嫁の発売日じゃあああああああああ!!』

『そうかい! またふた……』

『絶対に買うぞおおおおおおおおお!』

そして、皆目を開けて

「うむ、各自良さそうなものを想像出来たみたいだな! 童川君! これも見事だ!」

「やったああ!!」

「はい!」

「貞雄君!」

「リア充の間を通り抜ける」

再び目を閉じ

『ねえ、手、繋いでもいい?』

『え、……うん、いいよ』

『わっわかった』

手を繋ごうとする瞬間

『ちょっと通ります』

『『わ!』』

間を通り抜ける。

そして、皆目を開けて

「素晴らしい!! なんか背徳感が興奮する! 貞雄君! 君は天才か!」

「自分で言って俺も興奮した」

「はい今度俺」

「智香良君!」

「リア充の後頭部を殴りつける」

再び目を閉じ

『キッキスして……うぐっ!』

『どっどうし……うぐっ!』

そして、皆目を開けて

「うむ、鉄拳制裁だな!」

「鉄拳制裁だあああああ!」

「ぼっ僕も」

「日懦君」

「いっイベントの中止とか」

再び目を閉じ

『恋人の日はすべて消し去れええええええええ!』

そして、皆目を開けて

「「「「「「俺らやないかい!」」」」」」

「ごっごめんなさい!」

「最後は僕か」

「サターテ君どうぞ」

そしてサターテは言った。

「リア充が恋愛ソングを聞いているときに失恋ソング、アニソン、非リアソングを爆音で聞く」

再び目を閉じ

『この曲私好き』

『僕も、たまたまここで流れてるなんて嬉しいよ!』

(隣に行き、失恋ソング、アニソン、非リアソングを爆音で聞く)

そして、皆目を開けて

「うむ! 君には才能がある! これからもその才能を発揮してくれ」

「ああ! 任せてくれ!」

そして会長は

「最後にこれを言って、リア充への怒りのパワーを高めるための精神統一だ!」

「「「「「「「俺らは実際にこんなことが出来る度胸がない!」」」」」」」

皆憤怒が高まったそしてその感情が魔力になりサターテに入っていった。

(皆の思い、しっかり受け取ったよ)

サターテは心の中で思った。

「皆、怒りのパワーは十分たまったかな? それではその力をバネに奴らへの呪いをかけよう!」

「「「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」」」」」」

ディビーはそれを聞いて

「うん、もう帰ろう」

と決意した。

そしてサターテはディビーの気配を感じなくなり

(あれ、あいつ帰ったの、まあいいか)

と思った。

そして、皆で

「「「「「「「嫉妬、嫉妬、嫉妬、嫉妬、嫉妬、嫉妬、嫉妬、嫉妬、嫉妬、嫉妬、妬み、妬み、妬み、妬み、妬み、妬み、妬み、妬み、妬み、けしからん、けしからん、けしからん、けしからん、けしからん、けしからん、けしからん、けしからん、けしからん、」」」」」」」

と言ってから帰った。

そしてマアリの部屋に帰って、

「いやあ、魔力満タンだよ!! やはりあいつらは最高だな! 俺の気持ちも分かってくれるし! それでこそあいつらだ! あいつらの憤怒が一番俺に力を与えてくれる!」

それを聞いたディビーは

「良かったね」

とディビーは引きながら言った。

「? どうしたの、ディビー、顔が怖いわよ」

「何でもないよお姉ちゃん」

ディビーは誤魔化した。

「今日も一日楽しかった!」

「良かったわね! サターテ君!」

マアリは笑顔で言った。


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